「一生モノの箸」を探して雲南市『煤竹工房奥出雲』へ
丈夫で味わい深いこだわりの箸を手作りする『煤竹工房奥出雲』。“一生モノ”を毎日の食卓に
島根県奥出雲に工房を構える『煤竹工房(すすだけこうぼう)奥出雲』。
茅ぶき屋根の骨組みに使われ、囲炉裏の煙に燻され長い年月を経て出来上がった「煤竹(すすだけ)」を素材に、お箸やアクセサリーなどを手作り。味わい深い煤竹を活かした手仕事製品には、様々な魅力とともに、職人のこだわりがたくさん詰まっているんです。
『煤竹工房奥出雲』のアイテムを販売するギャラリーの場所
『煤竹工房奥出雲』は、制作は奥出雲で行っていますが、商品は雲南市木次町湯村にある『湯村ギャラリー』で購入できます。
松江市からは車で約1時間、出雲市からだと40分ほど。『出雲湯村温泉』のすぐそばなので、温泉ドライブの際に訪ねてみるのもいいかもですね。
ギャラリーは土日祝の11:00~18:00のみオープンですが、平日も予約すれば訪問可能ですよ。
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使うほどに味わい深く美しく。『煤竹工房奥出雲』の箸は使いやすさや耐久性も抜群
「煤竹」とは、茅葺の古民家で天井や屋根の骨組みなどに使われた竹のこと。囲炉裏から立ち昇る煙で、100年、200年単位で燻され、美しい飴色を帯びた独特の風合いが魅力です。
煙の当たり具合で生み出される美しい模様は、まさに自然の芸術品。ススや汚れを取り除き、丁寧に磨き上げられた煤竹は美しいツヤを放ちます。
『煤竹工房奥出雲』では、そうした煤竹を活かし、無塗装・無着色など細部にまでこだわった手仕事で、箸などのアイテムを制作しているんです。
「百年煤竹 食事箸」 (1万3200円~)
職人が一つひとつ、心を込めて仕上げた『煤竹工房奥出雲』の看板商品。煤竹の風合いを生かすために無塗装・無着色で仕上げた箸は、小さなお子さんにも安心です。
立体的なカットのおかげで、見る角度で竹の様々な表情を楽しめるほか、手に馴染み握りやすいところも魅力。先端部分は極限まで細くしていて、細かな箸さばきも可能。魚料理の骨のさばきも気持ちよくできるんだそうですよ。
おまけに食材をつかみやすく滑りにくいところも◎。美しさだけじゃなく実用性も兼ね備えています。
少々お値段は張りますが、一度使うと、ほかの箸に戻れない、という人も。毎日使うものだからこそ、上質で使いやすい物を選びたいものですね。
サイズが異なる2本がセットになった「百年煤竹 夫婦箸」(2万7500円)は、夫婦で長年に渡って使えますね。
桐箱入りで煤竹箸置きも付くので、プレゼントにピッタリ。結婚祝いや、結婚記念日などの身近なカップルへの贈り物にいかがですか?
あるいは、「末長くよろしくね」の思いを込めて、パートナーに贈るのもステキですね。
“一生モノ”の箸に出合える『煤竹工房奥出雲』。無料メンテナンスのうれしいアフターサービスもあります
唯一無二のこだわりの箸を作り続ける『煤竹工房奥出雲』。そのアイテムの数々は、木次町の『湯村ギャラリー』で展示販売されています。
ギャラリーには百年煤竹箸をはじめ、靴ベラやアクセサリーも並びます。ぜひ一度、こだわりの詰まったアイテムを直接見てその素晴らしさに触れてほしいです。
また訪れた際には、煤竹の奥深さや作り手の思いなどを、職人さんから直接話を聞けるそうですよ。
さらに『煤竹工房奥出雲』では、煤竹箸をいつまでも気持ち良く使ってもらいたいと、箸先の磨き直しや、調整修理などのアフターメンテナンスを基本的に無料。これは安心ですね。
毎日使って、大切にお手入れすれば、愛着も湧く。「ものを大事にする」って当たり前だけど、忘れがちな大切なことを改めて教えてくれる、そんな煤竹のお箸。
使うほどに味わい深く手にしっくりと馴染んでくる、世界でひとつだけの自分の箸。日々の食卓に取り入れたら、心まで豊かになりそうです!
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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