まさか…!片付けられない原因、実は収納ケース選びが原因かも
【おかたづけ“エバラPOINT”vol.38】収納ケースは買う前に特徴を把握すべし!
みなさん、こんにちは!倉吉市在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
片付けのやる気スイッチが入ると、新たに買い揃えるのが「収納ケース」。お店に行くと迷ってしまうほど、実に様々な大きさや色・形の物がありますよね。
しかし!収納ケースの選び方を間違ってしまい、逆に収納の手間が増えたり、片付けるのが面倒くさくなったり、さらに片づけられない負のループへ・・・。そんな方が意外と多いんです!
そうならないための「収納ケース選び」のエバラPoint!をご紹介します。きちんと特徴をおさえておけば、お部屋もスッキリ快適になるはずです!
天然素材の収納ケース
木製や籐(とう)製の収納グッズは、ナチュラルなインテリアに欠かせないアイテムです。
しかし、天然素材モノは湿気の多いところでは、カビが生えてしまったり、ホコリもつきやすく水洗いができなかったりして、不衛生な状態になってしまいがち。プラスチック製の収納ケースより手間がかかることも。
入れるモノによっては引っかかってしまい、モノにダメージを与えてしまう事もあります。
水回りの収納には不向きかもしれませんね。
フタ付きの収納ケース
中身がしっかりと隠せて、ほこりも防げるフタ付きの収納ケース。
ケースを重ねられるので収納スペースを有効に使えるとても優れもの。
ですが、実際に使ってみると中身を取り出すためには、まずはケースを引き出して、上に重ねているケースを避け、フタを開け、そのフタを置き、中身を取り出して・・・。というように、どうしても手間数が多くなってしまいます。
もしフタ付きが良ければ、ケースと蓋が一体型になっていて、片手でも開けられるタイプをオススメします!
ワイヤーバスケット
中身が見やすく、オシャレ度の高いワイヤーバスケット。買う時にはワイヤーの目の粗さに要注意です。
目の粗いワイヤーバスケットにモノを入れて、細かいモノが目の間から落ちる、出し入れするのに引っかかった経験はありませんか?
実はワイヤーバスケット、中に入れるモノを一番選ぶケースだったりします。選ぶ時はなるべく目の細かいタイプを選ぶと、中身が落ちずに、いろいろな用途で使えますよ!
せっかく購入した収納用品自体が収納の手間を増やし、片付けを面倒にしているケースも多々あります。
「何となく良さそう」、「カワイイ」、「オシャレ」だけで収納ケース選びをしない事、これが大切です。
いくらSNSなどで流行っている、プロが使っている収納ケースだからと言っても、同じようにキレイにスッキリ収めることはできません。「オシャレだから」を揃えても家はキレイに片付かないものです。
収納グッズは、デザインだけではなく、置く場所、入れる物をハッキリとさせてから選びましょう!
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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