今さら言えないその気持ち、『優便ポスト』に託してスッキリしません?
どんな気持ちも受け止めてくれる飯南町『優便ポスト』
みなさんには、“今さら言えないこと”ってありますか?
改めましてこんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部いしやんです。
今回は「胸のつっかえ」を取り除いてくれる、“世界一やさしいポスト”を。
そのポストは島根県飯南町、地域の交流拠点である『谷笑楽校』の敷地内にあります。
その名も『優便ポスト』。
今は会えない人へ向けたメッセージ、会えるけど言いづらいこと、隠してきた秘密など、心のつっかえを手紙にしたためて投函できるポスト。投函された手紙は、誰にも開封されることなく、1月の「とんど焼き」で焚き上げられ、空へと送られていきます。
秘密は秘密のままに、だけどモヤモヤはちょっと晴れていく、とってもやさしいポスト。
『優便ポスト』の場所、駐車場
『優便ポスト』があるのは島根県飯南町井戸谷。「旧谷小学校」をリノベーションした地域の交流拠点施設『谷笑楽校』の敷地内にあります。
飯南町の主要道路である国道54号から外れた場所にあり、ポストがある場所もひっそりとしているので、こっそり手紙を投函できそうです。
★手紙は郵送でも投函OK。
ポストの周辺に車をとめられる開けたスペースがあります。
十人十色の“心のつっかえ”をとってくれる『優便ポスト』
木の下にちょこんと立つ『優便ポスト』。
伝えられなかった気持ち、言いそびれた言葉ってありませんか?
その中には「ありがとう」もあれば、「ごめんなさい」という気持ちもありますよね。
そういったモヤモヤや心のつっかえを、手紙にまとめて投函できるのが『優便ポスト』。あらゆる気持ちを、無言でそっと受け取ってくれます。
平成28年11月23日の「いいふみの日」に設置された『優便ポスト』(現在設置されているのは2代目)。
飯南町出身で大阪在住の詩人・里みちこさんの提唱により、地元有志によって設置されたそう。ポストの横には里みちこさんによる、やさしい詩も。
投函された手紙は、“未開封”のまま1月のとんど焼きで焚き上げられます。投函された思いは天高く空へ・・・。
投函した後、気持ちもスッキリしていそうですね~。
「この話は墓場まで持って行く」、「王様の耳はロバの耳」的な話・思いがある方、良かったら利用されてみませんか?(郵送もOK)
SNSで気軽に発信できるようになったとはいえ、そこへ書く内容は気を遣うもの。相手にどう思われるか、こんなこと書いて炎上しないか?なんて考えてしまいますよね。
その点、『優便ポスト』は誰にも詮索されることなく、ただただ受け止めるだけ。
デジタルが当たり前の中で、アナログの魅力を再発見できた場所でした!
優便ポスト
ユウビンポスト
住 所:島根県飯石郡飯南町井戸谷393-1 [MAP]
駐 車:あり
情 報:谷笑楽校Facebook 飯南町観光協会HP
★郵送の際は下記の宛先まで
〒690-3514 島根県飯石郡飯南町井戸谷393-1
谷笑楽校地内 優便ポスト宛て
※必ず「優便ポスト宛」と記入のうえ、「封書」で投函しましょう。
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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