梅雨は『本池美術館』で“革アート”鑑賞!真っ白な珍植物がお出迎え
米子市『本池美術館』で見つけたフワフワな花
こんにちは! 山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部あつきちです。山陰も梅雨入りしましたね。
屋内で楽しめるモノはないかと、こないだ、米子市出身の革人形師・本池秀夫さんが手掛けるレザーアート美術館『本池美術館』へ。実は2021年3月のオープン以来、行くのは初めて。
すると美術館に入る前に、不思議な花を発見。
↓
綿毛のような、雪の結晶みたいな。さわったらとても軽くてフワフワしてる。
え、かわいい。何、この花。
これ、今が見頃のティーツリーという木の花。
『本池美術館』敷地内にある『MOTO工房』の入り口前に咲いているティーツリーの花。
こんな木、初めて見た!
スタッフさんに聞くと、オーストラリアの沼沢地帯などに見られる植物で、根にたくさん水分を多く含み、砂漠のような乾燥した地域で良く育つんだそう。
羽毛状のフワフワした白いのは花で、5月~6月頃に開花。理由は分からないけど、去年は花が咲かず、今年は開花してくれたみたい。私が行った時がちょうどピークだったよう。
花にも水分が含まれているので、手でふれてみるとちょっと湿って冷たいんです!
なんだこの花。かわいい。
とにかくかわいい!(「かわいい」が止まらない)
さわっていいよというスタッフさんのやさしさに甘え、手の平の上でポンポンポンポンして遊ぶ。
せっかくなので美術館も楽しむ
せっかく美術館へ来たのに、美術館を素通りしてティーツリーに夢中になってしまった(ちょっと反省)。
『本池美術館』に来たからには、アート鑑賞も。革人形師・本池秀夫さんによるレザーアート美術館。
正直・・・
なんで今まで来なかったんだろうと後悔。
来なかった自分をぶん殴ってやりたくなるくらいステキな美術館でした。
動物、人形、現代アート。ここにしかない唯一無二の世界があります。
展示部屋は合計3部屋あり、上の写真の部屋のみ撮影OK。
牛革を使って作られたレザーアニマルはすべての作品がほぼ等身大。
首の長いキリンがド迫力! 鉄で骨格を組んで硬質樹脂で形を成形、牛10頭分の牛革が使われているみたいです。制作期間6か月。
本当に革?と目を疑ってしまうくらい超リアル!
ちなみに、作品が置かれている土台も革。
もはや、床も革なんじゃないかと思ってしまうくらい。笑
目の錯覚祭り。
撮影禁止の第2、第3展示室も見どころが豊富。
展示室2のレザードールは、時間かけて見れば見るほど細かい技術が見えてくる。
個人的には、1970年代のヨーロッパの街の様子を再現した「広場」シリーズがオススメ! 一人ひとりに表情があって人形から目が離せません。
展示室3は本池秀夫さんの次男・本池作人さんのコーナー。革と墨汁で描く「墨絵」など、制作過程の発想にいちいち驚かされる部屋でした。
関心することばかりで正直、時間が足りん・・・!
館内の喫茶室でモカロールとコーヒーでティータイム
アートを楽しんだあとは館内の喫茶室「大篠津喫茶」でひと息。
2021年3月のオープン当初はなく、その後完成したみたい。庭もキレイで一人で行っても落ち着ける雰囲気。
岡山の津山から仕入れているおいしいモカロール♪
うずを巻くクリームは、生クリームではなくバタークリーム!
コーヒーの香りがよくオリジナルブレンドのコーヒーと相性もいい。
喫茶のみの利用もOKです。営業時間や定休日は美術館と一緒。
緑がいっぱいのお庭。センス抜群の店内と相まって目の保養になる。
山陰も梅雨に突入。どこ行こうか?とお出かけ先に悩む時期。
『本池美術館』、今、オススメですよ!
ティーツリーのほか6月末頃まで見られそうだし(雨で散らないことを祈る)、屋内で世界に通用するアートを楽しめるし、喫茶でゆっくり過ごせるし。
雨が降ったら友人や家族はもちろん、一人アート鑑賞も充実することまちがいなし!
梅雨時にピッタリな過ごし方かも(^^)
【おまけ】
ティーツリー、喫茶の中にもあった。(やっぱかわいい…)
本池美術館 MOTOIKE MUSEUM OF LEATHER ART
モトイケビジュツカン
電 話:0859-25-0550
住 所:鳥取県米子市大篠津町4841 [MAP]
営 業:10:00~17:00(最終入館16:30)
休 み:水・木曜
料 金:入館大人500円、中高生300円、小学生以下無料*名前刻印入りの年間パスポート3000円
駐 車:あり
情 報:HP Instagram
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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