節電&食品ロス対策にも。すぐ実践できる冷凍庫の整理収納テクニック
節電&食品ロス対策にもなる整理収納術で冷凍庫・冷凍室をスッキリ
【おかたづけ“エバラPOINT”vol.40】
みなさん、こんにちは!倉吉市在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
「アイスのまとめ買い」、「腐っちゃうからとりあえず冷凍」、「大量に買って小分けにしてストック」と、常に何かとキャパオーバー気味な冷凍庫。
いつの間にか溜まった保冷剤など、すぐにあふれてしまい整理をしているはずなのに、気づいたらごちゃごちゃ、パンパン、カオス状態・・・。
私も便利さゆえに、購入した冷凍食品がしまえないといった事態に陥った経験も。扉を長時間開けっ放しでモノを探し、余計に電気代がかかってしまったり、存在を忘れ破棄する事になってしまったり。
そこで今回は、節電や食材ロスを防ぐための「冷蔵庫・冷凍室」の収納のコツをご紹介します!
ポイント1:冷凍庫はスキマを作らない
冷凍庫内にスキマがあると、扉の開閉する時に暖かい空気が入り、内部の冷気が逃げてしまいます。冷気が逃げてしまうと、冷凍庫内を冷やすのに電力を消費するため、家計にも自然にもやさしくありません。
また冷凍庫内では、凍った食材や冷凍食品が保冷材の役割を果たしてくれるため、モノを詰めた方が冷却効率が断然良くなります。
なので冷凍庫は、スキマを作らないように収納するのがオススメ!
ポイント2:積まずに縦置き
引き出しタイプの冷凍庫は、上からどんどん積み重ねていくと、下に埋まったものが見えなくなり存在を忘れ、結果食品ロスに。
これを防ぐには、100均のブックスタンドや、専用の仕切りを使って「縦置き」が鉄則。
仕切りで縦置き収納に切り替えると、積み置きよりもたくさんのモノを置くことができ収納率UP。さらに庫内も見やすくスッキリしますよ。
冷凍庫を開けてひと目でどこに何があるのか、何を買い足さないといけないのか、すぐ分かるためには縦収納がベースとなります。
どんどん積んで、取り出したい食品がスムーズに取り出せなくなると、冷凍庫を開けている時間も長時間に。なるべく庫内を開けている時間を短くする事、温度を上げない事が大切です。
ポイント3:仕切りを使って収納
冷凍庫の収納方法には、収納ケースを使う方法があります。ですが、使っていくと空きスペースができ、ケースの中で倒れてしまいバラバラ収納の原因になってしまいまいがち。
仕切りであれば、取り出した分だけ寄せる事でバラバラにもならず、新しいモノを入れるスペースが確保しやすいので、ムダなくモノを収納できます。
仕切り選びのポイントは、幅を伸縮できるタイプが便利。広くすれば大きめの冷凍食品を、狭くすれば多少不安定な形の冷凍ご飯やうどんなどを「縦置き」しやすい!
また、表面がツルツルの仕切りだと、仕切り板がずれて食品がなだれてしまう、なんてこともあるので、波型の方が食品を安定して縦収納できますよ。
「チリも積もれば山となる」、些細なことだけど、コツコツ積み上げることで、グッと家事は楽になりますよ。
値上げも相次ぎ、ちょっとのムダすらも気になってしまうこの頃。さ細なことからでも試してみませんか?
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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