【メイドイン鳥取】超元気をもらえる本
鳥取のカレー屋さんが作った旅行記をとにかく読んで欲しい!
こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部あつきちです。
突然ですがみなさん、本を読むのは好きですか?
私は正直、本を読むことが苦手です(暴露)
どうも活字を見続けると、眠たくなってしまうもんで・・・。出版業界の人間が何言うてんのと突っ込まれそうですが、読むのが苦手なだけで「嫌い」ではありません(汗)。
本が苦手な私でも、本屋さんを取材することがあるんですよ↓
出雲市今市町にある『句読点』。去年10月にオープンした古本や新刊を販売する書店です。
【過去の取材記事】出雲に気になる名前の本屋さん!『句読点』で本をジャケ買いしてみた♪
『句読点』さんを取材中、気になって購入した本があります。
『句読点』で買ったZINE「ラクダを買ってひとり旅」
正確には「本」ではなく「ZINE(ジン)」。ZINEとはは「個人で作った本」とも言われる、少部数の自社出版物。このZINEはA4用紙を二つ折りにして紐でまとめてあります。
本を読むのが苦手な私読めた本(ZINE)、
「ラクダを買ってひとり旅」。
まず、タイトルにパンチがありすぎる。そんでもって、このZINEは鳥取の人が作ったもの!
手作り感とタイトルに惹かれ手にとって見ていたら、『句読点』店主の嶋田さんが「とにかく元気をもらえますよ。」と勧めてくだいました。
このZINEの著者は、鳥取を拠点にキッチンカーで旅をするカレー屋『せかいのまんなか』を営む浦林さん。鳥取駅前の風紋広場に出店し、話題になったお店です。地元のニュースなどでご存じの方も少なくないのではないでしょうか?
そんなカレー屋さんが作ったZINEは、約20日間にわたるインドの旅行記。インドカレーの修行にでも行くのか?と思いきや・・・
ラクダとともに行く、インド旅の挑戦!
現地でラクダを購入し、600km先の目的地を目指し旅をする浦林さんとラクダの約20日間をつづった物語。
ラクダの名前は「金太郎」。
頼りになるのは村の名前とコンパスだけ。
ガイドなし。
完全自炊。
宿もない。
結論、本当に元気をもらえます。(句読点店主の言う通りだった!)
20日間に起こるいろんなこと。驚いたり、腹が立ったり、ダマされたり、涙を流したり、飛び上がるほどうれしい出来事があったり。浦林さんが描いた理想とは予想外のことが起こる奇想天外な毎日!
っていうかラクダって、4万円で買えるんだ。
いや、そもそも、ラクダを買って旅をしようと考えること自体が普通じゃない!(※褒めてます)
浦林さんの「暇つぶしに命をかける」をはじめ、ドキッとする言葉選びも個人的に大好き。寝る前の日課として読み進めましたが、ワクワク&ドキドキが止まらなくて結局1日で読み終えました(笑)。
旅行記にワクワクしっぱなしの私でしたが、一番グッときたのは浦林さんの「あとがき」。
600kmに渡る“インドラクダ旅”を終えた後、浦林さんはどんなことを思ったのか。あとがきの後半、私は半泣きで読んでしまってました。
「何が起きるかわからんけど、おもしろそうだからやってみよ」そんな思いで始まった浦林さんの挑戦。
元気と勇気をもらえるよ!
ぜひ読んでみて。
「ラクダを買ってひとり旅」を購入できる場所
【オマケ】「せかいのまんなかカレー」は絶句するおいしさ
せっかくなので「せかいのまんなか」のカレーのことも。
カレー好きのみなさん、「せかいのまんなかカレー」、食べたことありますか?
私はもう4年以上前になりますが、米子のイベントに出店されていた際に一度食べました。
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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