冬になると痛くなる古傷。それ、実は「冷えのサイン」
寒くなると傷がうずく…。痛みが強くなるのは体が冷えているサイン
Ryoko'sボディメイクコラムvol.82
みなさん、こんにちは。山陰在住の理学療法士×スポーツトレーナーのRYOKOです!
- 寒くなると膝が痛いんだよね〜。
- 冬になると怪我したところがうずくんだわ。
ついこんな言葉が口から出てしまう人、気づかないところで体が冷えているかも。
体温が低いと、免疫力が低下し、筋肉や関節の動きも悪くなって体は不調になり、病気になりやすい・怪我をしやすい状態になります。「冷えは万病の元」と言われるゆえんですね。
冬になると古傷が痛むのは、毛細血管の血流が悪いから。
血流が悪くなっている毛細血管のことを、「もやもや血管」や「ゴースト血管」と言います。もやもや血管の状態が続いていると、
- 血流が悪いので手足が冷える
- 新陳代謝が悪い
- 老廃物が溜まる
などなど、体にとってマイナスな変化を引き起こします。
そのほか、高血圧や肝機能障害など循環障害だけでなく、骨粗鬆症や認知症、シミ・シワ・たるみ、薄毛といった美容問題にも関係しているので、放っておくわけにはいきません!
では、もやもや血管は、改善できないのでしょうか?
ケガや関節変形など、整形外科的な問題があった場合は、アイシングが有効。15分程度冷やした後、入浴することで、収縮した血管が拡張し、血流の改善を促します。
食べ物でもやもや血管を再生することもできます。シナモン・ルイボス・ヒハツといったスパイスが効くとされます。
シナモンやルイボスは、飲み物でも良く使われるので、毎日摂りやすい食材です。摂取量は1日1g程度(パウダー2〜3振り)でいいので、好きな飲み物に入れてみてください!
冷えを改善するには、エネルギーを作るビタミンB群を一緒に摂るとなお良し。ビタミンパウダーやサプリメントで補えると思いますよ。
小さなことから始めてみませんか?
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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この記事を書いた人
Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士
スプリット前谷さん
鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!
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