「腎」をいたわる食材と生活習慣は何?冬こそ気をつけたい腎ケア
やる気にもつながる「腎」ケア。有効な食材と生活習慣は?
Ryoko'sボディメイクコラムvol.86
みなさん、こんにちは。山陰在住の理学療法士×スポーツトレーナーのRYOKOです!
前回のコラムでは、「腎(腎臓・副腎)」の基本的なケア方法や考え方を紹介しました。「腎」は「腎臓」と「副腎」を合わせて言い、冬はこの腎が弱りやすい時期です。
今回も前回に続き「腎」をテーマにちょこっとお話を!
腎の一部分である副腎は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」、体の炎症反応を調整する「コルチゾール」というホルモンを分泌しています。
これらのホルモンを活性化するためには、早起きが一番の薬。なんですが、山陰は中々、日照時間が短いので、食材でその効果を補ってあげましょう!
腎ケアにオススメの食材「たまご」
たまごはセロトニンの原料になるトリプトファンを多く含み、積極的に食べたい食材です。
腎ケアにオススメの食材「きのこ」
太陽の光を浴びる機会が少ないと、体の中ではビタミンDも少なくなります。
ビタミンDが少なくなると気分が落ち込みやすく、脳内の神経伝達にも影響すると考えられているので、きのこ類をたくさん食べて補いましょう。
腎ケアにオススメの食材「エビ」
高タンパク質の食材であるエビは、腎の働きを助け体を温めてくれます。さらに、血行を改善してくれるビタミンEも含まれるため、冬に心強い食材。
オススメ食材を合わせれば、玉子ときのこのスープ、きのことエビのアヒージョなど、いろんなメニューが楽しめますよ!
ツボ「腎兪(じんゆ)」も効果期待大
生活習慣は、前回のコラムで、夜ふかしをしてもある程度、一定時間に起きることを紹介しました。
腎をいたわり、寒さ対策にもなる生活習慣として、「腎兪(じんゆ)」と呼ばれるツボの刺激がオススメ。おへその裏側で、 両手を腰に当てた時に親指があたる場所に腎兪があります。
腎兪は腎の働きを助けてくれるツボなので、手でやさしくマッサージしたり、カイロで温めて上げたりするといいでしょう。お腹が冷えると、腸内では悪玉菌が増えやすいので、お腹を冷やさないことは腸内環境を整えることにもなります。
体のだるさが抜けない・気分が落ち込んでしまう時は、自然の中で無心になると体がシャキッとして心が落ち着いてきます。
自然の中で散歩し、体を動かしてリセット。花や木の葉が規則的に並んでいる様子や雪の結晶など「キレイだなぁ」、「なんかいいなぁ」と感じるものを探してみてください。スマホで画像検索する手もアリですね。
セロトニンやコルチゾールのバランスが崩れると、イライラだけでなく耳鳴りや頭痛といった症状も。
ホットタオルで眼を温めて、頭の血行改善とリラックスを促せます。濡らして絞ったハンドタオルを電子レンジで1分加熱するとホットタオルができるので、お試しください。
少しのことで体の調子を崩しやすい季節が続きます。体をねぎらって健康に過ごしたいですね。
【PS.】
今年はイベントやお話会をしていきます。米子・松江・出雲で、足の健康診断や体作りのお話会をしますので、インスタグラム(@sprittr_ryk_173)をチェックしてみてください!
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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この記事を書いた人
Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士
スプリット前谷さん
鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!
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