【たぶん日本一】必殺技が多すぎる洋菓子店『リバティ』-益田市

編集部あつきち
編集部あつきち

半分ケーキ、半分スーパーヒーロー。益田市『リバティ洋菓子店』

こんにちは。鳥取・島根のタウン情報誌ラズダの編集部あつきちです。

みなさん、行きつけのケーキ屋ってありますか?

ケーキ屋と言っても、フランス菓子の専門店や、チョコレートを得意とする店など様々。今回紹介するのは“昔ながら”という言葉が似合う町のケーキ屋さん

島根県西部、益田市で30年間続く『リバティ洋菓子店』です。

JR益田駅近くにある洋菓子店。地元民に店名を伝えれば、百発百中で知られているお店ではないでしょうか。

赤とオレンジ色の外壁で、丸い窓の扉がレトロでかわいらしい感じ。

(おじゃましま~す)

中に入るとショーケースにケーキがずらっ!

店内には焼き菓子やカラフルなポップコーン、お菓子のギフトボックスも。

誕生日や記念日のホールケーキを買い求めるお客さんも多い『リバティ』。プリザーブドフラワーをはじめ、ギフト商品も販売されていました。

「ハイジ」とか、ちょっと不思議な名前のケーキも。

う~ん。どれもおいしそうですね~♪

ほかの棚も見てみよう。

ん?
・・・え?

ケーキ屋に

ヒーローおった。

ヒーローたちとともに歩んだ30年

「ヘアッ(声)」とか「シャアッ(声)」とか言う、みんな知ってる特撮ヒーローをはじめ、アニメのヒーローや怪獣もいっぱい。なんならケーキよりも目立っちゃってるスーパーヒーロー。

存在感スゴすぎて、棚からスペシウム光線出てくるかと思いました。

それにしても、ケーキ屋さんになぜヒーローや怪獣たちのフィギュアが?

社長の奥さんに聞いてみました。

ケーキではなく、ヒーローコレクションに関する取材に奥さんも爆笑(笑)。

どうやらヒーローを集めたのは現社長。昔から大のヒーロー好きだそうで、『リバティ』が始まった1991年からヒーロー用ケースがあったみたい。

創業時から今日までずっとあるケースがこちら↓

かなり大きなケースですが、社長のコレクションはこの棚に収まらず(笑)。

ヒーローたちのケースは追加を繰り返し、今は棚が3つになりました。(完全にケーキの数よりも多い。)

このコレクションたちは、奥さんいわく「一部のお客さんには喜ばれている」らしく、「懐かしい」とフィギュアを眺めるお客さんがいたり、時には子どもたちが喜んで見ていたり。

もはや、立派な『リバティ』の名物!

けど、やっぱりどうしても数が多いので、新しく焼き菓子などの商品を並べる時に少し「邪魔だなぁ」なんて思ってしまうこともあるそうで・・・。

年末の大掃除の際、奥さんをはじめ女性スタッフさんたちで、こっそりケースを店の隅に移動したけど、年が明けたら社長によって元に戻されていたんだとか(笑)。

親子三代に愛される『リバティ洋菓子店』

なんと『リバティ』の始まりは和菓子屋。

現社長のお父さんが、益田市内の別の場所で和菓子屋を経営しており、その一部スペースを洋菓子部門として『リバティ洋菓子店』はスタートしました。

すると物珍しさに洋菓子は売れ、社長のお父さんは少し嫉妬してしまったとか。

けど、そのお父さんも今は『リバティ洋菓子店』の裏の主役として、ケーキ作りを一緒にやっておられるそうです。

そしてもうひとつ紹介したいのが、お店の入口そばにあるバースデイボード

ボードが外に出ない日はなく、毎日誰かしらの名前が書かれているそう!

お祝い事にケーキをオーダーするお客さんが多い『リバティ』らしい、ヒーロー棚に続く名物その2ですね♪

創業時から来ていたお客さんも、その子どもも孫も。ケーキを買いに『リバティ』に訪れ、誕生日はボードの前で記念撮影。それを楽しみにしている人も多いんですって!

これからも末長ーく、愛され続けてほしいお店です。

いろいろな必殺技を持ったヒーローたちがお店を守ってるから、それも保証済みかもしれないですね。

リバティ洋菓子店

リバティヨウガシテン
電 話:0856-23-1839
住 所:島根県益田市あけぼの本町10-1 [MAP]
営 業:9:00~19:
00 *イートインスペースは現在休止中
休 み:不定休
駐 車:あり

情 報:Instagram

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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