「山陰酸素工業」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2023]
働いてみたい注目企業40社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2023」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2023」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ40の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2023」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「山陰酸素工業 株式会社」ってどんな会社?
家庭から先端産業まで。地域の発展を支える企業
戦後間もない1946年に創業した「山陰酸素工業」は、ものづくりに必要不可欠な酸素の取り扱いからスタートし、産業用ガスの製造・販売を手がけ、1960年代には一般家庭・業務用LPガスの供給を開始。2002年からは、地球環境に負荷が少ないクリーンエネルギーの液化天然ガス(LNG)事業にも着手し、時代とともに事業を拡大してきました。
現在では、家庭用から産業、医療用など、様々な分野で使われる高圧ガスと、関連機器販売で山陰トップクラスのシェアを誇ります。山陰地方全域から関東、九州地方まで業務エリアを広げ、工業用、医療用ガスを販売。LPガスは鳥取・島根で約2万戸の供給実績を持ち、さらに山陰酸素グループ(エネルギー、自動車、食品など12社2組合)が、山陰地方を中心に事業を展開し、幅広い分野に対応しています。
戦後の復興期から山陰の経済を支えてきた歴史があり『わたしたちは、総合力で地域を支え、生活に豊かさを提供し、輝きのある未来に向かって共に前進します。』という企業理念からは、その自負と未来への強い使命感が見て取れます。
社員の幸せを主眼に置く
しかし、ここ3年はコロナ禍により、ガスの供給先である工場が稼働を停止するなど、事業環境は大きく変化。その中で、並河元(なびかげん)社長は柔軟に次期中期経営計画を組み立て、2023年度をそのゼロ年度として位置付け「社員の幸せにフォーカスした経営」を打ち出しています。
「一人ひとりが幸せに働いているかを主眼に置いた『ウェルビーイング(well︲being)』の取り組みで、働く人の満足度を上げていきたいと考えています。これは個人のものごとの捉え方に関わることでもあり、ただ掲げるだけでは浸透しません。行動指針や評価基準、判断基準に組み込んで意識を変えていくことが必要」と語り、ビジョンを浸透するためのプロジェクトチームを横断的に組織する予定です。
ウェルビーイングはSDGsの目標にも含まれ、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味します。「インフラ会社ですから、事業活動自体が公共性を帯びており、SDGsとの親和性は高い。クリーンなエネルギーを安定供給し、有事の際でもエネルギー供給を絶やさないことが第一」としたうえで、社員が働く環境や福利厚生の充実を図っています。
昨年は社員の健康増進のために、全拠点に置き野菜サービスの「OFFICE DE YASAI」を導入。また、健診結果をデータ化して一元管理する健康管理システムを導入し、データ分析で出た課題に対しての施策を検討・実施しています。
脱炭素社会実現に向けて
こうしたサステナブルな取り組みの中で、「2050年カーボンニュートラルの実現」はエネルギー業界として無視できない課題。
この実現に向けて、民間ベースでCO2を資源として再利用する「一般社団法人カーボンリサイクルファンド」へ加入し、他参画企業の若手社員とカーボンリサイクルについて議論。自社の取り組みとしては、まず本社エリアをカーボンニュートラル化することを目指しています。
「将来的には自社の活動領域だけでなく、サプライチェーンまでの範囲を対象として見据えています。その分実現に時間はかかりますが、自分たちだけでは意味がない」と地域のカーボンニュートラル達成を目指しています。
「山陰酸素工業 株式会社」の社員のみなさん
お客様とのつながりがやりがい
人がやさしく住みやすい島根に就職を決意
配送にプラスアルファのサービスを
自分の設計が形になる喜び
どんな相談にも全力で対応します
販売店と二人三脚で営業活動
会社と地域とのかけ橋になる
「広報室は2020年4月に新設された部署です。地域社会とのつながりを強化するための、さまざまな情報発信を行っています。SNSや新聞等を見たお客様から反響があるととても嬉しいです」
新たな価値の創造に向け人材育成に注力
並河社長は従来の方法にとらわれず、他分野の新規事業立ち上げに携わることができる仕事を社内公募するなど、柔軟な思考で新規事業に積極的に取り組んでいます。遊休資産の活用を推進する「シェアリングエコノミー協会」への加盟、地域発の事業の創出を目指す事業構想大学院大学への参加など、新規事業に向けてあらゆる方向にアンテナを張り巡らせています。
そのうえで、必要としているのが事業の芽をつくる人材。「求めるのはちょっとした興味を放っておかず、わからないことを質問したり、自分で調べたりできる人。こうした好奇心がアイデアの原点になるはず」と熱心に語ります。
これまでよりいっそう人材開発に力を入れるべく、2022年4月、人事部に「人材開発グループ」を立ち上げ。「社員の幸せにフォーカスした経営」の実現を目指し、前向きに働ける環境づくりに取り組んでいます。その第一歩として「男性/女性は当然○○であるべき」、「今までのやり方にこだわり新しい方法を試さない」といった無意識のうちの思い込みや偏見=アンコンシャス・バイアスに目を向けてもらい、誰もが安心して発言できる環境づくりがスタート。同時に社員の成長にも投資し、新しい発想を支援しています。
並河社長は「当たり前に思っていたことでも、視点を変えればちょっとしたアイデアとなり、新しい何かが生まれるはずです」と、未来に挑戦する仲間を求めているようです。
地域と共に課題解決の ソリューションを
地域と共に歩み、成長してきたエネルギー業者として、地域への想いも深いものがあります。災害時の安定的なエネルギー供給や、非常用LPガス発電機の寄贈などの地域防災活動といった地域貢献だけでなく、地域と共に課題を解決する取り組みも進めています。
「山陰は過疎化や少子高齢化など、未来の日本社会を映す先進地域。地域が抱える課題を把握し、解決の手段を提供できれば日本だけでなく世界に展開できるかもしれません」。
エネルギー産業という強い経営基盤のもと、業界にとらわれない新しい発想で、山陰発のソリューションを生み出す日は近いようです。
求める人物像
●色々な事に好奇心を持ち、チャレンジする意欲のある方
●自分の意思やアイデアを伝える姿勢をもつ方
●人とコミュニケーションをとるのが好きな方
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0859-32-9173
採用直通 E-mail/jinji@sanin-sanso.co.jp
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企業概要
業種 | 卸売・小売業 |
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事業内容 | 高圧ガス・ガス関連機器の販売、供給設備の設計施工 など |
創業 | 昭和21(1946)年9月15日 |
代表者 | 代表取締役社長 並河 元 |
社員数 | 338名 |
山陰酸素工業 株式会社
サンインサンソコウギョウカブシキガイシャ
電 話:0859-32-9173(採用直通)
住 所:鳥取県米子市旗ヶ崎2201-1 [MAP]
情 報:HP
sponsored by 山陰酸素工業 株式会社
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部みのりん
ラズダ編集部。生まれも育ちも大根島。
日刊webラズダの記事を書いたり、LazudaTVのアシスタントをしたりしています!
好きな食べ物は、さつまいもと梅干し。
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