どうして「心が疲れる」の?その要因のひとつはホルモンの栄養不足!?
心が疲れてしまうのはなぜ?その要因と解決のヒントを紹介します
■Ryoko'sボディメイクコラムvol.87
みなさん、こんにちは。山陰在住の理学療法士×スポーツトレーナーのRYOKOです!
先月から「五行」を交えた内容を書いています。「五行」とは「陰陽五行」のことで、東洋医学的な観点。生活や身体を見直すにあたり勉強しているので、みなさんに有益な情報をお伝えできたらと!
さて、年末年始から新年、立春も過ぎ新年度。この季節に身体や心が疲れを感じ、体調や調子を崩される方は多いのでは?
今回は「心が疲れる理由」を探っていきます。
心が疲れるのは、ストレスだけが原因ではありません。ストレスがいろんな不調の大きな原因というのは日本だけで、海外ではストレスをパワーに変える思考がスタンダード。国民性とも言えるかもしれません。
かといって、「そういう性格だから」「そういう人だから」ということでもありません。
心が疲れる原因を探るには生活習慣がカギで、中でも大きく3つ影響することがあります。
ポイント1:心の栄養不足
ポイント2:ムダなものが溜まって起こる身体の炎症
ポイント3:自然
ポイントを深堀りする前に、私たち日本人の特徴を確認してみます。
日本人をはじめアジア人は、世界の中で昔から胃腸が弱い民族と言われています(日本人は腎臓も弱い)。健康診断の項目にある「ピロリ菌」、これが理由のひとつです。
「ピロリ菌も種類があるんだー」と知った時に感心しましたが、アジアにいるピロリ菌は欧米にいるピロリ菌と比べ、胃潰瘍や胃がんなどの発生リスクが高いと言われています。胃の中でも生き延びられるピロリ菌は、胃酸の分泌低下や腸内環境の悪化につながります。
そして胃酸によって分解させるはずの食べ物が分解されず吸収しにくくなる、胃で消滅するはずの菌やウイルスが小腸まで到達し、腸の調子を崩す原因に。
もうひとつ理由があり、それは日本特有の気候。
日本は湿気が多い国です。東洋医学では、湿気が多いと胃腸の働きが低下すると考えているので、日本はまさに胃腸への影響が強い国なんです。
さて話を戻して、心が疲れる理由を探っていきましょう!
ポイント1:心の栄養不足
心の状態って、何で感じやすいですか?
人は心の状態を表す時、感情で表現することが多いと私は思っています。感情には、身体の中で様々なホルモンが働いています。さらに、ホルモンバランスと言われるように、バランスが保たれて心の状態が保たれる。
また、ホルモンは身体の中から勝手に出てくるわけではなく、材料になる栄養が必要。つまり、ホルモンの「バランスを保つ」ために、そしてホルモンを「作る」ために栄養が必要なんです。
身体に栄養が不足すると、ホルモンが作られず不足し、通常の働きをしてくれず心も疲れる。五行には食事や栄養の考え方もあり、好きなものや加工品ばかり食べるのではなく、五行に基づいた食事や玄米菜食を基本にしていきたいですね。
ポイント2・3については次回のコラムでお伝えしていきます!
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この記事を書いた人
Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士
スプリット前谷さん
鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!
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