「敬仁会・仁厚会」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2023]

編集部みのりん
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働いてみたい注目企業40社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2023」

みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2023」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ40の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2023」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

「社会医療法人 仁厚会/社会福祉法人 敬仁会」ってどんな会社?

「主役はいつも患者さん」地域に根差した医療と福祉を提供

「主役はいつも患者さん」を行動規範として、常に患者と利用者の目線に立って学ぶ姿勢を忘れず、地域に求められる医療と福祉を提供し続けるグループ「社会医療法人 仁厚会」、「社会福祉法人 敬仁会」。

このグループを率いる藤井一博理事長は「患者さんとご利用者へサービスを提供するうえで、人材こそが最も大切な資源」と、職員一人ひとりが笑顔で生きがいを持って働ける職場づくりに尽力しています。

地域に求められるサービスの追求とともに成長を続ける

仁厚会は、藤井理事長の祖父、藤井政雄氏が鳥取県中部地域に精神科の病院がなかったことを危惧し、昭和31年に民間病院として「倉吉病院」を設立したのが始まり。昭和33年には「鳥取県から“浮浪者をなくそう”」との願いから敬仁会を設立。心身に障がいのある人たちを受け入れる施設として救護施設「敬仁会館」を開設しました。

この病院や施設の設立に至る考え方、そして、それに関わった人々の想いは今もなお同グループの偉大なる財産として受け継がれています。

鳥取県中部唯一の精神科病院としての使命を果たす中、高齢化した患者に認知症の治療や介護が要請されるようになったことから、昭和58年には民間として鳥取県下第一号となる特別養護老人ホーム「ル・ソラリオン」を開設。次いで、病院や施設利用者の利便性を考慮し、同じ敷地内に歯科部と内科病棟を開設しました。そして、高齢者の終末期医療などの経験から平成15年には山陰地方初のホスピス「緩和ケア病棟」を備えます。

グループ規模の拡大と並行して、最も大切な資源である職員数も拡大。様々な生活スタイルの中で働く職員が増えました。子育てしながら働く職員のためにグループが運営する保育所「ババール園」では、生後2ヶ月から就学前までの子どもを預かり、休日保育や障がい児保育、病児保育事業も手掛けます。現在ではグループだけでなく、中部地域全体の子育てに大きく貢献しています。

平成19年には東京都葛飾区に介護老人福祉施設「ル・ソラリオン葛飾」を開設。次いで足立区内に高齢者施設を2か所開設しました。現在は、仁厚会として10施設、敬仁会として16施設と大規模に事業を展開。藤井理事長は「地域に求められるサービスと働く職員の皆さんに必要な施設を手掛けていった結果」と話します。

手厚いサポートで心豊かに働ける職場

職員の心の充実や豊かな生活を応援するための福利厚生も手厚いです。日帰り・海外を含む約10コースから選択可能な職員旅行は職員の楽しみとなっている様子。法人補助があるので、費用面でも職員には良心的。

また、毎年10月にはグループ全体の大運動会を開催。各事業所の職員がスポーツを通じて交流を深めています。そのほか、互助会主催の親睦会を年数回行っており、趣向を凝らしたイベントが多いのも特徴です。

地域に密着した同グループならではの福利厚生“地元企業の優待サービス”は、住まいから日用品、冠婚葬祭まで幅広く職員割引が受けられます。職員からは「生活圏内で利用できて便利」と喜びの声も。

スキルアップのため、各種研修への参加を奨励すると共に、グループ独自で「医療福祉学会」を毎年開催。医療や介護などそれぞれの現場で気づいたこと、疑問を掘り起こして研究発表する場も設けています。自分の考えをまとめて大勢の前で発表する体験は職員にとって大きな刺激となり、働く意欲の向上にもつながっているとのこと。

また、毎年開催している「ふれあいはあとまつり」には約3000名の来場があり、職員や利用者が屋台などを出して盛り上げ、地域からたくさんの人が訪れて同グループへの理解を深めています。

利用者目線のサービスで心に希望を灯す

鳥取県と東京都で多くの高齢者福祉施設を運営する同グループは、利用者が安心して自分らしく生活するための支援を行っています。

倉吉病院や救護施設、介護老人福祉施設などの勤務経験を持つ青亀千弘さんは、現在、介護老人保健施設「ル・サンテリオン北条」の施設長を務めます。救護施設の勤務時代には、利用者宅を訪問し、疎遠になりがちな利用者と家族の「絆の再構築」に職員一体となって取り組みました。何十年ぶりの家族との再会や、一時帰宅が実現し、「あの経験は自分の財産」と振り返ります。

現在の職場では、ふさぎ込んでいた利用者が職員や他の利用者との交流で徐々に機能が回復する様子を目の当たりにすることもあり、「介護とは心が動く現場」という想いを胸に、自分がしてもらいたいと思えるような介護を目指しています。

同じように、「ご利用者の視点に立った対応を心がけたい」と話すのは、介護老人福祉施設「ル・ソラリオン」の西村愛理さん。

鳥取短期大学を卒業後、敬仁会に入職。生活介助などを行うケアワーカーの仕事をしながら介護福祉士国家試験に合格しました。「講義の内容を現場で実践することで納得もでき、先輩方にもわからないことをすぐに教えてもらえた」と周りのサポートにも感謝。

介護老人保健施設「ル・サンテリオン北条」の山下佳織さんは、子どもの頃の高齢者宅や高齢者施設でのボランティア経験から、高校卒業後に福祉の世界に入り、今は介護福祉士資格取得を目指しています。「ご利用者との会話やコミュニケーションの時間が一番楽しいです」と笑顔。

食事を通して体調をサポート!

患者や利用者にとって、食事は体調をサポートする重要な役割を持ちます。

口からものを食べることは、体力の回復や体調の改善につながり、また日々の楽しみでもあるからです。厨房で働く職員たちは、味はもちろん、見た目から食欲がわくように盛り付けにも気を配り、食事作りを通して患者や利用者の健康を気遣っています。

管理栄養士の資格を持ち、「栄養ケアセンター倉吉病院厨房」で調理員として働く小澤佳奈さんもそのひとり。病院食に興味があり、地元での就職を希望して入職。入院患者に喜んでもらえる食事提供を目指して2年目ながら「まずは調理の技術を上げて、今後は管理栄養士を生かした仕事に挑戦したい」と生き生きと語ります。

あらゆる人が共生できる社会を

障がい者福祉では、“生涯を通して寄り添う支援”を念頭に利用者支援を行い、入所と在宅、グループホーム、宿泊型自立訓練事業所を運営。就労支援事業では、製麺や野菜の栽培、清掃、陶芸、内職から利用者が自分に合った作業を選べます。

障がい者支援施設「敬仁会館」の係長、西村恵美さんは「職員にはいろいろな学びの場があります。学んだことを現場で活かし、職員が楽しんで働いている姿を見ることができてうれしい」と笑顔。職員や部署間のコミュニケーションを普段から心がけ、スムーズな連携体制を構築しています。「それぞれの力を持ち寄り、健康な人も、認知症の人も、障害のある人も、様々な人が『共に生き、共に働く』社会実現に貢献したい」と語ります。

敬仁会館の在宅部門の支援員、磯邊拓也さんは大学で福祉とスポーツを学び、入職後に介護福祉士を取得。全日本自閉症支援者協会主催の「発達障害支援スーパーバイザー養成研修」に参加し、自閉症の方への最先端の支援方法を学びました。

利用者の中には気持ちをうまく表現できない人もいる中、磯邊さんは表情を読み取って想いに寄り添う支援を心がけています。「ご利用者の笑顔が一番のやりがい。ここから、地域全体の障がい者福祉の底上げをしたい」と、チームの連携や知識の向上を目指します。

寄り添い、信頼される看護

鳥取県中部地域で唯一、精神科の入院設備があり、緊急対応も行う「倉吉病院」。精神科は一般病棟と異なり、長期的な関わりが重要で、患者との信頼関係を築きやすいといいます。看護部長を務める宮脇映子さんは「自分との関わりを通して健やかになっていかれる姿を見るとやりがいを感じます」と笑顔で語ります。

うつ病や適応障害など“こころの病”で訪れる人は増えている中、精神科の受診をためらう人はまだ多く、宮脇さんらは精力的に地域への啓発に取り組んでいるそうです。

「藤井政雄記念病院」で働く井﨑かほるさんは、ケアワーカーでしたが、「ご利用者の急変に対応を」と看護の道へ。当時、職場である地域ケアセンター「マグノリア」の上司に相談すると「夢を応援したい」と人手が十分ではない中で背中を押してもらった経緯があるそうです。

その後、看護学校の実習先だった「訪問看護リハビリテーションくらよし」での勤務を経て、病棟勤務で当時の経験を生かし、患者に寄り添った看護を実践。「先輩方のような信頼される看護師になりたい」とやる気を見せています。

職員の成長を応援!子どもたちの笑顔を守る

保育所「ババール園」は倉吉病院職員の子どもを預かる託児所から発展、また倉吉市から保育所《上井保育園》の指定管理も受託するなど、現在グループでは5園の保育所を運営しています。

高齢者、障がい者福祉と合わせて児童福祉にも力を入れています。平成27年開設の保育所「あやせババール園」がル・ソラリオン綾瀬に併設する介護と福祉の複合施設であるのも、そのあらわれといえます。

17年前に保育士として入職し、現在は上井保育園園長の吉岡麻弓さんは「法人理念を基本とし、保育士たちの特色も生かしながら、保護者の皆さまに安心してもらえる保育を実践しています」と語ります。

グループ以外の保育園での勤務経験もある吉岡さんは、福利厚生の充実を実感。「専門研修や、マネジメント研修など学ぶ機会を多く設け、職員のスキルアップしたい気持ちを応援してくれています」と語り、自身も管理者として、定期的な面接や声掛けを行い、経験年数に関係なく意見が言い合えるようワークショップを催すなど様々に工夫しています。「次世代を担う子どもたちを育てるには、まず私たち保育士が元気であり、保育の基本を実践することが大事。保育は人なり。子どもたちの成長を日々見守れる保育士の仕事を広く知ってもらいたい」

保育士の家髙恵里さんは、ババール園が実践する「子どもの力を最大限に伸ばす保育」に魅力を感じ、専門学校卒業後に入職。現在11年目。この間、2回の育児休暇を取得し、同じ園に子どもを預けながら他クラスを担任しています。

「子どもたちがかわいくて、笑顔で応えてくれるのもうれしい。成長を間近で感じられる保育士の仕事は本当に楽しい」と笑顔。園では世代間交流も盛んです。同じグループの介護施設に出向いて、高齢者の前で園児がダンスや歌を披露したり、一緒に陶芸体験したりと連携し、「子どもたちも多様な経験ができている」と好影響を実感しています。

いきいきと働く家髙さんの姿に影響を受けて、「私も働きたい」と公立保育園からババール園へ転職してきた友人もいるとのこと。「人間関係が良いのが一番。意見を出しやすく、相談もしやすいです。笑顔を忘れずに憧れの先生に近づいていきたいです」とほほ笑み、今も一緒に働く友人や、同僚、先輩とともに子どもたちに向き合っています。

連携を強めコロナ禍に立ち向かう

新型コロナウイルスという未曾有の災禍に、グループ内でも対応に追われました。例年実施していた行事は全て中止、会議や研修もオンライン化が加速。そんな我慢も多い日々でも、職員たちが楽しんで働けるよう、施設内でのエアロビ教室やおもしろ動画コンテストなどの企画を実施。そして、感染症対策では医療・福祉に携わる者として絶対にウイルスを持ち込まないために「持ち込まない・持ち込ませない・利用者を守る」を法人方針とし、職員一丸となって励んでいます。

「変動の時代を生き抜くキーワードは『連携』だと思います。施設や法人、地域社会との連携を強く太くしていき、職員と地域の皆さまがこれからも安心して暮らせるよう、迅速に時代の波をとらえていきたい」と藤井理事長。目指すは医療・福祉のトップランナー。「誰かの役に立っている」と実感し、自分の適性や可能性を引き出せる職場がここにあります。

求める人物像

当法人の業務は人と関る仕事ですので、人物重視の採用を行います。

●医療や福祉に興味のある人
●一生懸命に取り組む人
●素直で向上心のある人
●やわらかな発想が出来る人
●幅広い趣味や特技をもち仕事に活かせる人

人に興味を持ち、人と接することが好きな方にぜひお会いしたいと思っています。

【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/090-1350-3073
採用直通 E-mail/saiyo@med-wel.jp

公式サイトはコチラ

企業概要

業種 医療・福祉
事業内容 病院、高齢者施設、障がい者施設、保育所の運営
創業 〔仁厚会〕昭和30(1955)年11月1日
〔敬仁会〕昭和33(1958)年6月6日
代表者 理事長 藤井 一博
社員数 〔仁厚会〕1048名(男314名 女734名)
〔敬仁会〕1237名(男386名 女851名)

社会医療法人 仁厚会/社会福祉法人 敬仁会

シャカイイリョウホウジン ジンコウカイ/シャカイフクシホウジン ケイジンカイ
090-1350-3073(採用直通)
住 所:鳥取県倉吉市山根43 [MAP]
情 報:HP

sponsored by 社会医療法人 仁厚会/社会福祉法人 敬仁会

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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この記事を書いた人
編集部みのりん

タウン情報ラズダ編集部

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ラズダ編集部。生まれも育ちも大根島。
日刊webラズダの記事を書いたり、LazudaTVのアシスタントをしたりしています!
好きな食べ物は、さつまいもと梅干し。

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