春になって怒りやすくなった&疲れやすくなった。原因は「肝臓」かも!ケア方法も紹介します
環境・気候など変化が大きい春こそ「肝臓」ケアをしっかり
■Ryoko'sボディメイクコラムvol.89
みなさん、こんにちは。山陰在住の理学療法士×スポーツトレーナーのRYOKOです!
「春」は、入学式や新年度準備でどうしても世の中が忙しい季節。引越し疲れ、新しい環境で体調を崩しやすい人もいるのではないでしょうか?
冬から春への季節の変化だけでなく、いろんなストレスが加わってきます。
ストレスそのものは身体にとって悪いものではありませんが、キャパをオーバーするようなストレスは要注意。身体症状や気分の変化(普段怒らない人が怒りやすいなど)で現れます。
今回はなぜ、春に疲れが出やすいのか、怒りやすくなるのか、そして関連する「肝臓」の働きなどをご紹介。
肝臓は、その働きのひとつに「血液の貯蔵」があります。
血液の中には、赤血球・白血球・血小板などたくさんの種類の血球がいます。
ストレスによく反応するのは、その中の白血球。ストレスによって交感神経が優位になると、白血球の特に「顆粒球(かりゅうきゅう)」が増え、血液の貯蔵庫・肝臓で「活性酸素」が発生。負担がかかる状態になります。
活性酸素が増加すると、肝臓の代謝は低下し、肝臓の他の働きも低下。肝臓は、感情では「怒り」に影響すると言われます。そのため、糖の代謝や身体の解毒作用が落ち、疲れやすくなったり、怒りやすくなったり。
急なストレスで耳鳴りや吹き出物、のどの炎症などが起こるのは顆粒球の仕業。
睡眠時間を確保する、昼寝をする、副交感神経がリラックスするような環境を作る、といった生活習慣の工夫が大切です。
食事では、ピーマンやキャベツ、ブロッコリーなどの「ビタミンC」が多く含まれた野菜を摂ると、活性酸素の除去を助けてくれます。
また、ミョウガ・シソ・パセリ・ミント・パクチーといった香りがピンとした(個人的な表現です(笑))香味野菜を摂ると、身体の排毒が進み、気持ちの高ぶりを押さえてくれます。
自分の身体を作っていくために大切なのは「環境」。広くできるところからしていきましょう!
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この記事を書いた人
Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士
スプリット前谷さん
鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!
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