「エネトピアグループ」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2023]
働いてみたい注目企業40社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2023」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2023」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ40の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2023」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「エネトピアグループ」ってどんな会社?
“人を想う。未来を創る。”ガス事業を核に総合エネルギー企業へ
1918年の創業から地域の暮らしと産業を支え、“とりガス”の名で親しまれてきた「鳥取瓦斯株式会社」。
創立100年を迎えた2018年を機に、新たな企業ブランド「enetopia(エネトピア)」を発信し、次の100年に向けて走り出しています。
自然の再生電力を地産地消。最適なインフラを提案し、山陰を元気に、豊かに
エネトピアとは、エネルギーとユートピア(理想郷)を組み合わせた造語。“エネルギーの創出と循環を目指し、エネルギーサービスの多様化で地域と人を元気にしたい”という想いが込められています。
エネトピアグループは、これまでのガス事業を核に、再生電力を地産地消する電気事業へ進出。また、インターネット高速通信、宅配水、住宅リフォームなど付加価値サービスを届け、山陰全域を視野に総合エネルギー事業を展開しています。
ガスの安定供給から、エネルギー事業の領域拡張、商圏エリア拡大へと大きく舵を切ったのは、グループ代表の児嶋太一社長。
児嶋社長は、東日本大震災後の2011年、副社長から32歳で代表取締役に就任。震災を契機に、集中型エネルギーシステムの脆さが顕在化する中、いち早く再生可能エネルギーを活用した「分散型エネルギーシステム」の構築を進めました。2016年の電力小売全面自由化に先がけ、15年には鳥取市と共に「株式会社とっとり市民電力」を設立。翌年、事業用の高圧電力をはじめ、中国・四国地方の都市ガス事業者として初めて、家庭用低圧電気サービス「エネトピアでんき」の提供を開始しました。
また、鳥取市各所に大規模太陽光発電所、バイオマス発電所を設立。創出した再生エネルギーの電力は、とっとり市民電力を通じ、鳥取市の施設や小・中学校などへ届けられ、電力の地産地消を実現しています。
奇しくも、電力会社の設立は、鳥取瓦斯の創設者、児嶋幸吉(1857年~1929年)の夢でした。実業家として酒造組合や汽船会社を設立し、鳥取商工会議所初代会頭、市議会議員を務め、鳥取市の発展と産業振興に尽力した児嶋幸吉は、当初、鳥取の工業都市の発展を目指し、市民と一緒に市営電力会社設立に動きましたが計画は頓挫。
そのため、当時は全国的に不振だったガス事業にあえて進出することにしました。市民の出資・協力で誕生したのが、鳥取瓦斯だったのです。初代・児嶋幸吉が目指した電力会社設立は、約100年をへて、5代目の児嶋太一社長によって実現しています。
島根初のサービス発信拠点「エネトピア松江」を開設
2020年7月には、山陰地域におけるシェア拡大とエネトピアブランドの浸透を目指し、松江市玉湯町に営業拠点を構えました。「松江市街と出雲市のどちらにも近く、アクセスがいい場所をと、3年かけて選定。ガス、電気など最適なエネルギー提案はもとより、日常を豊かにする新しいサービス・情報を発信し、島根の皆様に“元気の種”を蒔いていきたい」と児嶋社長は語ります。
省エネ、省CО2など、エネルギー需要者(お客様)の意識も変わってきている今、時代の変化を敏感に捉え、変革を続けるエネトピアグループ。社員たちは、安心・安全なエネルギー供給を通して地域に貢献するというやりがいを感じながら、新しい取り組みにチャレンジしています。
家庭用LPガスを主体に、快適な生活インフラの提案から工事まで
エネトピア松江を拠点に、一般家庭への営業とインフラ設置工事を担当する金坂路希さん。出雲、大東、松江、安来エリアの個人宅や共同住宅を活動範囲に、精力的に業務に取り組んでいます。「ガス、電気、通信、水などの生活インフラは、毎日の快適な生活に欠かせないので、小さな事でもすぐ対応するよう心がけています。お客様に感謝されるとうれしいし、やりがいを感じますね」
松江の高校卒業後に4年勤めた地元ガス会社から転職し、新しい業務にチャレンジする毎日。「入社2年目で初めて、新築住宅のLPガス管・埋設工事で施工管理を担当しました。今後はガスに関わらず、電気・水道設備工事に関わる資格取得を目指したい」
視野を広げて経験を重ね、お客様のニーズに最適な提案で応えたい
宮近由さんは倉吉市出身。県外の大学に進むもUターン就職を希望し、鳥取瓦斯に入社を決めました。
所属のリビング営業チームでは、JR鳥取駅周辺と旧市内エリアを担当し、一般家庭用はもとより、ホテルなど業務用ガスコンロ・給湯器・暖房機などの提案から設備管理、交換までを行っています。「お客様と距離が近くなれるのが、この仕事の魅力です。お客様の要望はけっして断らず、一緒に最善策を見つけられるよう力を尽くすようにしています」。
ガス主任技術者資格の取得を視野に、住宅一軒のインフラ全てをエネトピアでお願いされるようになりたいと願っているそうです。
安全・安心なガス供給の要、保安体制の一翼を担う
エネトピアではお客様の安全を第一に、ガス漏れなどの万一の事態に備え、24時間365日の通報受付・出動体制を整備。社員たちは、営業・技術職に関わらず、月3回の当番制で拠点に待機し、不測の事態に備えています。
また、お客様の安全なガス使用を守る保安機関として認定を受けており、ガス供給設備の法定点検・保守業務を実施。LPガス保安サービスチーム所属の橋本友明さんは、大学でエネルギーのゼミをとっていた事からエネトピアグループに入社しました。「業務に宿直があるのは意外でしたが、その分インフラを守る仕事の重みを感じました」。今は、LPガス保安実務に必要な「丙種化学液化石油」資格取得に向け勉強中です。
地域のライフラインを預かる仕事に責任と誇りをもって取り組む
低炭素社会に向け、石炭や石油などの化石燃料の需要減が見込まれる中、LNG(液化天然ガス)を原料とした都市ガスは、今後も主要エネルギーとして大きな役割が期待されています。
木原悠太さんは、都市ガス製造チームで製造設備の保守・管理を担当。「出身地・鳥取の歴史ある会社で、人の暮らしを根底から支えたい」と、エネトピアグループ入社への想いを話してくれました。ライフラインを預かる使命のもと、ガス全般を学ぶ社内外の研修、防災訓練など、日々学べる環境がうれしく、ひとつずつ課題をクリアした時、自分の成長とやりがいを感じると言います。「ガスの知識はまだまだですが、どこの部署に配属されても良いように、資格取得と勉強に励みます」
求める人物像
●素直な考え方のできる人物
●コミュニケーション能力の高い人物
●失敗を恐れず挑戦し、自らの知識・経験値を高めることができる人物
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0857-28-8813
採用直通 E-mail/s.yamaguchi@enetopia.jp
公式サイトはコチラ
企業概要
業種 | ガス事業 |
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事業内容 | ガス事業・ガス器具の販売・都市ガス工事・簡易ガス事業・その他の関連事業LPガス、高圧ガス販売 |
創業 | 大正7(1918)年7月9日 |
代表者 | 代表取締役社長 児嶋 太一 |
社員数 | 128名(男103名 女25名) |
エネトピアグループ/鳥取瓦斯株式会社・鳥取瓦斯産業株式会社
エネトピアグループ/トットリガスカブシキガイシャ・トットリガスサンギョウカブシキガイシャ
電 話:0857-28-8813(採用直通)
住 所:鳥取県鳥取市五反田町6 [MAP]
情 報:HP
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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