「株式会社フーズマーケットホック」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2023]
働いてみたい注目企業40社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2023」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2023」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ40の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2023」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「株式会社フーズマーケットホック」ってどんな会社?
食を通じて美と健康を届け、地域の彩りある暮らしに貢献する
生活の三大要素の「衣食住」。そのうちの「食」を扱い、私たちの暮らしを支えているのがスーパーマーケットです。
「食がなければ人は生きていけません。私たちスーパーマーケットは、いかに食を安定して仕入れ、よりおいしいものを提供できるかが重要。その上で、お客様に『リーズナブルだ』と感じていただける付加価値を生み出す必要があります」と語るのは、2022年4月に「株式会社フーズマーケットホック」の代表取締役社長に就任した澁谷仁志氏。
テーマは「美と健康」。常に挑戦を続けて市場シェアを拡大
ホックが掲げるテーマ「美と健康」の体現を目指しながら、新体制を構築中。「私たちが提案するのは、大げさなことではなくて健康的な生活のための基本的な食習慣。お客様が食を通じて健康で豊かな生活を手に入れられるように、品揃えや商品の見せ方を工夫しています」という言葉の通り、売り場には新鮮な生鮮食品をメインに、惣菜や日用品まで色とりどりに並び、ワクワクとした気持ちにさせてくれます。
1949年設立。株式会社原徳チェーン本部の設立を足掛かりに、山陰両県でスーパーマーケットチェーンを展開しました。70年代後半には、全国的にも珍しかったワンストップ型店舗を開設。野菜は八百屋、肉は精肉屋で買うのが当たり前だった時代に、一つの店舗空間にあらゆる商品が揃い、さらにレストランまで併設された店舗は画期的でした。現在は、全国中小スーパーのボランタリーチェーン「協同組合セルコチェーン」に加盟し、従業員が各社の店舗状況をリアルタイムで確認できるライブカメラの導入や、社員を定期的に国内外の先進地に派遣するなど、新しいものを貪欲に取り入れてきました。2020年9月には同業の「マルマン」と一緒になり、店舗数が19に拡大。市場シェアが一気に高まりました。
新社長のもと組織の活性化を目指す
「新しいことに挑戦する社風は、昔からの伝統です」と語る澁谷社長は、原徳時代に新卒入社して以来、30年以上、会社とともに歩んできました。社長就任前には東京のグループ会社に出向し、都会のスーパーのレベルの高さを体感。「都会は競合店が多い分、商品、サービス、陳列など、それぞれが洗練されていて勉強になりました。都会と山陰、それぞれの良いところを組み合わせて発展させたいです」と意気込みます。
就任後、まず組織体制と会議のあり方を見直しました。組織体制では米子、松江、出雲の3地区にそれぞれを統括するエリアマネージャーを新たに配置し、本部機能の一部を委譲。エリア内の情報共有や、スピーディーな対応が可能になりました。「店舗によって文化やニーズ、規模などが異なり、店舗数の拡大に伴い導入の必要性を感じました。また、これまで店長は自店のことしか把握できなかったのが、情報共有されることで広い視野で店づくりができるようになります」と、より良い店づくりに余念がありません。
また、これまで会議がルーティンになりがちでしたが、活発化を狙いバイヤーアシスタント制度を導入。さらに本部主導のアンケートを行い幅広い視点を求めました。「スーパーで買い物をするのは主に女性であり、現在、当社で商品開発に携わるバイヤーも半数が女性です。確実にニーズをつかむためにも、さまざまな立場の意見を吸い上げ、みんなの力を合わせることが大切」と、社員の多彩な意見やアイデアに期待を寄せています。
食を通じて地域を潤す
さまざまな意見を求めるのは、チャレンジが必要だから。「スーパーは同じことを続けていると、お客様に飽きられてすぐに衰退していきます。失敗を恐れず、新しいことに挑戦しなければいけません」と澁谷社長。「成功すればモデル店舗として他の店舗にも展開し、失敗しても次の挑戦に活かせばいい」というスタンスで、社員の年齢や立場に関係なく挑戦する姿勢を歓迎することが、社員のやりがいにつながっています。
また地域に密着するスーパーマーケットとして、PB(プライベートブランド)商品や、LB(ローカルブランド)商品の開発にも積極的です。特に山陰は海の幸、山の幸に恵まれた食材の宝庫。地元食材を使った惣菜開発など、LB商品のポテンシャルは高いとのこと。「LB商品がヒットすれば農業や地域の活性化につながります。関東の店舗にグループ展開できる可能性もあるので、社員の力を合わせて高い目線で挑戦を続けたいです」と熱い想いを語ります。
新入社員研修では、社員同士の絆を深め、商品の背景を知ってほしいと田植えや稲刈りなど、店の外での様々な体験を実施。「食を通じて社会貢献ができるのは素晴らしいこと。食に興味があり、地域に貢献したいという思いを持った人と一緒に、この山陰と、会社を盛り上げてほしいです」と、ともに挑戦する仲間を求めています。
挑戦を応援してもらえて、誰もが輝ける職場
新入社員の杉谷亜衣香さんと祖田瑞季さんは、2人とも子どもの頃からホックが身近にあり、大人になってから「地域に貢献したい」との思いで入社を決意しました。祖田さんは、入社前に参加した東京のグループ店舗での研修が強く印象に残っているといいます。「それまで、スーパーはモノを買うところという認識しかありませんでしたが、プロが見極めた商品だけが並べられていて、プロの手で自分たちの生活が支えられているのだと驚きました」
入社後は3ヶ月間の新人研修で各部署をローテーションして回り、同期との絆も深めました。新人研修後は、杉谷さんは鮮魚、祖田さんは青果に配属され、品出しや陳列などを担当。丁寧な指導を受けています。「鮮魚は包丁の扱いを覚える必要がありますが、段階を踏んでステップアップしています。分からなくても先輩たちはやさしいので安心して質問できます」と杉谷さん。1年目ながら鮮魚惣菜の担当も任され、やりがいは大きいとか。
祖田さんもまたスーパーのプロを目指して前向きに仕事に取り組んでいます。2人は「やりがいがあり、先輩もやさしくて、それぞれが輝ける職場です」と働きやすさに納得している様子でした。
責任を持ってお客様においしいお肉を提供する
牛、豚、鶏の様々な部位が鮮やかに並び、メインディッシュを選ぶ人で賑わう精肉コーナー。ホックの精肉部門の中でも、もっとも規模が大きい黒田店のチーフを任されている平原勝志さんは、肉の品質や銘柄にこだわり、商品陳列にも工夫を凝らします。「普段、お客様と接する機会は少ないのですが、アンケートで『商品づくりが綺麗』『対応が良かった』と言っていただけると、うれしく思います」と笑顔。
平原さんはスーパーや精肉店での勤務経験を経て、ホックに入社。これまで4店舗を経験し、2年前、黒田店に異動すると同時にチーフに就任しました。知らないメンバーの中にチーフとして入り、手探りのスタートでしたが、職場の雰囲気づくりをしながら8人のスタッフとも打ち解け、今では連携もスムーズ。現在はシフト調整や指示出し、発注などのチーフとしての仕事と並行して、肉のスライスやカット、品出しなどを行っています。
「スライスをはじめ集中する作業が多いので、自分の仕事に責任を持って取り組める人が向いていると感じます。技術やセンスも必要なので、若手を育成していきたいです」と3年目に向けて抱負を語ってくれました。
お客様に喜ばれる商品やお店づくりを
日々の食卓の頼もしい味方の惣菜コーナー。惣菜バイヤーの三谷真里さんは、商品の販売計画や商品開発を主に担当し、最近では「鶏肉と野菜の黒酢餡」など人気商品の開発を手がけています。「大変なのは、何をつくるかという最初の部分。自分だけでなく、メーカーの人や上司、売り場担当者などいろいろな人の意見を聞いて、レシピをつくっています」と開発の苦労を語りつつ、「売り場の反響が良かったり、数字に表れたりするとうれしい」と醍醐味を感じている様子。
店づくりや商品づくりで能力を発揮しているのは、松江地区エリアマネージャーで黒田店店長の栗原大樹さん。店長業務をこなしながら松江地区9店舗を統括し、それぞれの店舗の成功事例を他店に水平展開させ、エリアの活性化を狙います。例えば、黒田店ですでに実績がある独自のチラシや、惣菜に注力した水曜夕方マルシェの開催を他の店舗にも展開したところ、お客様からの反響が高く数字にも反映されているようです。「黒田店の成功事例を他店で試したいと思っていたので、やりがいを感じています。ホックは社員の裁量が大きく、挑戦させてくれる。長く働ける理由のひとつです」
動画で見る「株式会社フーズマーケットホック」
求める人物像
●「食」に興味があり、おいしいものや好きなものにこだわりのある方
●新しいことに積極果敢に挑戦する方
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0854-28-8340
採用直通 E-mail/hk-somu@freshsaeki.co.jp
公式サイトはコチラ
企業概要
業種 | 小売業 |
---|---|
事業内容 | スーパーマーケット |
創業 | 昭和24(1949)年10月 |
代表者 | 代表取締役社長 澁谷 仁志 |
社員数 | 1096名(男329名 女767名) |
株式会社 フーズマーケットホック
カブシキガイシャ フーズマーケットホック
電 話:0854-28-8340(採用直通)
住 所:島根県安来市赤江町1448-1 [MAP]
情 報:HP
sponsored by 株式会社フーズマーケットホック
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
【あつきちの過去の記事一覧はこちら】
あつきちのInstagram