【米子市】約10年に1度しか咲かないと言われる花が開花してる【山陰フォト散歩】
約10年に1度程しか咲かないと言われる花が米子市で開花
米子市で「珍しい花が開花した!」と話題となっていたので、早速見に行ってきました。
『湊山公園(みなとやまこうえん)』の日本庭園に到着!
珍しい花が咲いているのは、庭園の敷地内。『米子市児童文化センター』の隣の辺りです。
花が咲いている場所
『湊山公園』よりも、『米子市児童文化センター』を目指したほうがたどり着きやすいと思います。
『米子市児童文化センター』の住所は、鳥取県米子市西町133。以下のMAPを参考に行ってみてください。
珍しい花の名は「ソテツ」
まるで大きなマロンのような形をした、薄い黄色の花。この花こそ、約10年に1度しか咲かないといわれる「ソテツの花」なのです!
ソテツの花は、沖縄や南九州に自生する常緑低木。この公園で咲く頻度は非常に稀で、公園内には11本ほど植えられています。
この希少な花の写真がこちら...
真上からと横からのショットです!
想像していた一般的な花とは違っていて、原始的!?
花びらやカラフルな部分もなく、少し控え目な感じです(笑)。
日が経つとだんだん赤色っぽくなるそうなので、また調査しに行ってみようと思っています!
なんと!このソテツは約116年前に植樹されていた!?
近くに設置されている説明書きによると、どうやら明治40年(1907年)に、当時皇太子であった大正天皇が米子を訪問されたことを記念して、御座所(ござしょ)として使用された鳳翔閣(ほうしょうかく)に植樹されたものだそうです。
昭和46年(1971年)に始まった湊山公園整備事業により、現在地に移植されたとのこと。
樹齢は推定360年で、『湊山公園』のシンボルとして広く親しまれているとも。この看板がいつ建てられたのかは不明ですが、樹齢推定が360年以上には驚きです!
まったり休息や散歩するにも最適なスポット
日本庭園だけあって、たくさんの松に、池の畔と和の風情を感じます。
鳥たちが池の周りを飛び交い、時折ピョンピョンと魚が水面に跳ね上がる光景も目にできますよ!
心を落ち着かせ、自然の美しさを楽しむ絶好の場所に思えます。
「ソテツの花」は10年に1度しか咲かないと言われる珍しい花。
9月に入って涼しくなってきたので、お散歩がてら出かけてみるのもいいかもしれません。
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この記事を書いた人
クロ
鳥取県米子市出身。アクティブなアウトドア派っぽいけどインドア派。山陰の自然と食べることが好き。でも、野菜と大豆が苦手。