「エイブル精機」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]
働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「エイブル精機」ってどんな会社?
世界最先端の技術で不可能なものを可能にする
少数精鋭、一貫体制でFAシステムを開発製造
人口減少問題が深刻化する中、コンピューター制御や産業ロボット、IT技術などを活用し、生産工程の自動化を図るファクトリーオートメーション(FA)の需要が高まっています。製造業の現場で発展してきましたが、サービス業界でもニーズが急増。「有限会社エイブル精機」は、世界シェアトップレベルのスマートフォンの部品や大手自動車メーカーの部品生産工程自動化を実現し、全国から注目を集めています。
1990年に設計事務所としてスタート。設備投資を進め、自社で加工や組み立てまで行える体制を整えていきました。初期の取引先のメインは家電メーカー。続いて携帯電話やスマートフォンの部品を生産する工程の自動化に着手し、現在は自動車部品製造の自動化省力化を実現するシステム開発が売り上げの多くを占めます。西山靖夫社長(52)は、「世界最先端の精密機械を生み出せる技術力があったからこそ、自動車にもシフトできました。変化できるものが生き残れるのです」と胸を張ります。R&D(研究開発)を推し進めつつ、半導体など新分野へも進出。取引先の約95%が県外企業です。
同業他社との差別化を狙い、CNC旋盤とマシニングセンタの機能を併せ持つ複合加工機や、1回の段取りで多面加工できる五軸加工機など最新の機械を積極的に導入。少ない社員数にも関わらず、設計から組み立てまで一貫体制を取ることで、スピードやコスト面で優位に立っています。難易度の高い設備の受注を数多く請け負うことは、さらなる技術力向上にもつながっています。「発想力で、ゼロから形あるものを生み出すのが醍醐味。AIに代替される仕事が話題になっていますが、AIの上を行くのが我々の仕事です」。
培った技術の継承を狙って若手の雇用を推進しており、社員の平均年齢は30歳代後半。社内外での研修や資格取得支援にも力を入れます。不可能なものを可能なものにする―それが「エイブル」。社名を体現し続けています。
ものづくりの魅力に惹かれ、異業種から転職
部品加工は、使う材質や刃物の選出から始まります。「金属だけでも数十種類ある上、樹脂なども使用。用途に適したものを選び、複合機で加工していきます」。小さいものでは仕上がりが数ミリの部品も。わずかでも削り過ぎると組み立てることができず、性能にも影響が出るため、少しずつ削ってはマイクロメーターで測りながら高精度の部品に仕上げていきます。
「製造業未経験で当初は苦労しましたが、今は、全く同じ部品を手掛けることがなく、毎回チャレンジできる現場が面白くて」と目を輝かせる大坪さん。自身の経験を生かし、不安を抱く後輩らへのサポートにも力を注ぐ考えです。
オーダーメードで生産設備を設計
生み出す機械はほぼすべてオーダーメイド。顧客の要望を実現できるよう構想を練り、ゼロから図面に描き起こしていくのが設計部の仕事です。「一つの機械は基本的にすべて一人で設計するのが当社のスタイル。一貫した考えで取り組めるので気に入っています」。手掛けるのは自動車部品関連が多いが、食品製造や住宅メーカー、半導体設備など業界は多岐に渡ります。「コンベア上の部品を人が取って、目視でチェックしていた工程を自動化したり、規格住宅に使われる5メートルもの柱を機械で搬送、切断できるような設備を作ったりと本当にさまざま。自分が描いた図面が実物の設備となり、さらにはそこからものが生み出されていく。楽しい作業です」。
100分の1ミリの精度を追求
約半年間、ポリテクセンターで機械製図や加工技術の基礎を学んだのちに就職。旋盤で金属の塊を削って形に仕上げていく過程が想像以上におもしろかったそうです。「設計は自分には難しくて(苦笑)。でも加工は楽しかったんです。在校中に見学した当社の雰囲気が良くて入社を決めました」。
設計部が描いた組立図面を見ながら、時には数百にもおよぶ部品を組み立てて、生産設備を造り上げていきます。「大きなプラモデルみたいな感じでしょうか。入社当初は図面を読むのも四苦八苦していましたが、今は、何となく完成した形が頭に浮かぶようになりました」。最近は、トイレの部品をカットして移動させる工程や、水のろ過装置の自動化などに関わりました。
部品は数センチのものから1メートル近くのものまで大きさも形状も違い、組み立てるには100分の1ミリ程度の精度が求められます。「あまりにも作業がうまく進まない時には、上司にアドバイスをもらったり、設計部に図面を描き替えてもらったりすることも。相談しやすい職場なので仕事はやりやすいです」。
動画で見る「エイブル精機」
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企業概要
事業内容 | 各種省力化機器の設計・製作 |
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創業 | 平成3(1991)年3月25日 |
代表者 | 代表取締役 西山 靖夫 |
社員数 | 32名(男25名 女7名) |
有限会社 エイブル精機
ユウゲンガイシャエイブルセイキ
電 話:0859-25-1811(採用直通)
住 所:鳥取県米子市和田町1415-2 [MAP]
情 報:HP
sponsored by 有限会社 エイブル精機
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この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。