みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい！！”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう！という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ！新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

鳥取県米子市を拠点に、総合建設コンサルタントとして事業を展開する「エスジーズ」。創業は1976年、同市の総合建設会社「美保テクノス」のグループ企業として「株式会社サンイン技術士センター」の社名で誕生しました。その後「サンイン技術コンサルタント株式会社」に社名を変更。創業45年の節目となる2021年には「エスジーズ」と改め、第二の創業を歩みはじめました。エスジーズとは「S=すごい・G=技術者・S=集団」を意味し、グローバルに活躍する技術者集団を意味しています。

主な事業内容は、土木の測量や設計、インフラ点検、地質調査、環境調査など多岐にわたりますが、中でも注目すべきは最新の機器・設備を備えた高い技術力。測量や設計にはICTチームを立ち上げ、３次元BIM／ CIMといった“ 建設DX” にいち早く取り組み、西日本の民間企業で初めて、水陸両方の地形を計測できる「グリーンレーザースキャナー」を導入。そうしたICTを活用したコンサルタントとして、県外のゼネコンや大手建設コンサルタントからの依頼も多く、全国の河川改修や災害復旧現場、港湾・海岸整備など、新たな市場を切り拓いています。

測量や設計以外にも、地質分野・環境分野・土木分野の専門家が在籍し、これらの連携による「総合力」をもって社会資本整備のあらゆるニーズに応えられるようになっています。環境調査では、生態系調査や生活環境影響調査などを行い、自社で分析機器を保有。21年に竣工した新社屋では、地盤や土質に関わる試験室を6室、環境調査の試験室を14室設け、各フロアにそれぞれのチームを集約させました。

「新社屋の設計にあたってはとにかく社員たちが働きやすいようにするため、大手の分析会社を見学して参考にしたり、みんなで意見を出し合ったりしながら作り上げていきました」と話すのは、代表取締役社長を務める今出 上（いまで のぼる）氏。前任の大野木前社長とともに長年会社を支え続け、23年2月に社長のバトンを受け継いでいます。

ICTの進化に伴い、測量設計業や建設業も日進月歩で変化していく現代、従来の仕事のやり方や技術には常に進化を求められます。そうした同社の技術力を地域のために使いたいと今出社長は話します。「つくろう わたしたちの技術で あなたのまちを」というコーポレートスローガンに込められているのは、自分たちの技術で安心安全なまちづくりを行い、豊かな郷土を守りたいという思い。「例えばどこかで災害が起きると、真っ先に動くのは我々測量設計業です。現場に行って被害の規模を調査し、町の復旧に尽力します。表からは見えないところだけど、地域の安全・安心を守るという大きな社会的使命のある仕事だと思っています」。

今出社長が最も大切にするのは社員の幸せと健康です。「目指すのは健康経営。思いがけなく病気になっても安心して治療ができるような体制を整えています。社員が不安なく働ける環境を作っていきたいですね」。

「私は、以前は畑違いの仕事をしていましたが、新しいことにチャレンジしてみようと、当社に転職しました。現在は、主に現場の測量を担当しています。以前は地形を測るのも図面を読むのも特別な技術が必要でしたが、今は機械を使って3Dで視覚的に読み取れるため、作業もより簡単で効率的になりました。手順が分かれば誰でもできるというのがICTのすごいところ。だからこそ元々の技術や知識をないがしろにせず、確実な施工に繋げていくためにもそうした根幹の部分はしっかり学んでいきたいと思っています。現場の仕事も多く、真夏は正直大変ですね（笑）。でもそれ以上に、何もないところを計測して、そこに道路や橋などの構造物が作られていく過程を目の当たりにすると、頑張ったなという達成感があります。

当社のいいところは、社員を大切にしてくれるところでしょうか。福利厚生面もしっかりしていますし、社員の要望にもしっかり耳を傾けてもらえます。改善点や不満なども言いやすい環境ですし、人間関係も良好ですね。未経験者でもできる仕事なので、新しいことにチャレンジしてみたい人にはオススメの職場です！」

「生まれも育ちも東京都ですが、小さい頃から生き物が好きで、高校・大学と動物、特に昆虫について専門的に学んできました。その知識を活かせる仕事を探したところ、生き物の調査を行っている当社を知って、鳥取は縁もゆかりもない地でしたが、迷うことなく入社を決めました。

主な仕事は工事を行う場所の生態調査、中でもオオサンショウウオの担当として調査を行っています。そのほかにも鳥取県内の外来種やレッドデータのリスト作成、水質調査など多岐にわたる業務があり、いろいろな生き物の生態に対する知識が増えました。環境チームのある本社3階では日々試験や分析、データ収集が行われますが、興味のある分野なので、日々楽しく仕事ができています。

プライベートでも同じ趣味の仲間たちと昆虫採集に出かけます。昆虫の中でもハチが好きで、珍しい個体を探すのが楽しいですね。あと狩猟免許を持っているので、狩猟にも行きます。

今後は、県内の生き物の知識をさらに深め、この業界においてトップを目指そうと思っています。安心して仕事を任せてもらえるようなプロフェッショナルになりたいです」

「私は高校時代に学校からの情報で当社のことを知りました。一般的な地上での測量だけではなく、ドローンを活用した最新技術の測量をしていると知り、面白そうだなと思って入社を決めました。現在担当しているのは地籍調査です。私たち一人一人に戸籍があるように、土地にも地籍というものがあり、その土地の面積や所有者を調べるのが仕事です。具体的には測量器械を使用した測定や、地元の方や所有者の方から話を聞くなどして調査を行います。昔の図面と地形が変わっているところなどもあるので、所有者さんの認識と相違があると話し合いが進まなくなることもありますが、調査を繰り返して納得してもらえるような結果を出せるとやりがいを感じますね。

地籍に関する法律の知識が少しずつ身についてきたので、さらに測量の知識も得たいと考え、現在は測量士補の勉強をしています。社内の雰囲気は和やかで、有給休暇も取りやすいです。休みの日には高校時代の友人と、海にスキーに季節のスポーツを楽しむなど、自分の時間もしっかり持てています。エスジーズはかなり働きやすい職場ですと、自信を持って言えますね」

技術力同様、人材育成においても長年力を入れてきた同社。「“私たちの人間力、技術が会社のブランド”という企業理念に基づき、社員の成長が会社の発展につながるという考えのもと、キャリアアップ支援をしっかり行っています」との言葉どおり、新人研修をはじめ、各分野での資格取得支援やビジネススキル研修などを積極的に取り入れています。

測量一つ取ってもICT施工が求められる中、一時代前の測量技術だけではなく、例えばドローンで得た点群データを解析できるような情報処理技術も必要になってきています。そうした技術者を求める一方、社員にはそれ以上に「人間力」を身につけてほしいと今出社長。「技術は大切ですが、技術をつなぐのは人間関係ですから、コミュニケーション力も必要。感謝を忘れず、相手の立場に立って物ごとを考えられる思いやりの気持ち、そんな“恕（じょ）の心”を大切にしてほしいです。改善点を考えて積極的に行動しチャレンジしてくれる方がのぞましいですね。もちろん、社員のための働きやすい環境づくりも引き続き力を入れていきます」。

事業の領域に壁を作らず、さまざまなビジネスチャンスを想像して、新しい事業展開を考えていくのが同社のスタンス。「社員とともにチャレンジを続け、ともに学んで成長できるような会社でありたい」と話す今出社長。新社屋・社長交代と変化を経て、エスジーズの新たなステージが幕を開けます。

私たちは「環境が変われば自分が変わり そして会社が変わっていく」の理念で常に変革に挑戦し続けています。一緒に目標に向かって意欲的にチャレンジしたい方を求めています。

株式会社 エスジーズ

カブシキガイシャエスジーズ
電 話：0859-32-3308（採用直通）
住 所：鳥取県米子市東山町8-1 [MAP]
情 報：HP

sponsored by 株式会社 エスジーズ