「島根銀行」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]
働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
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鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「島根銀行」ってどんな会社?
銀行の枠を超えたサービスで人々の暮らしや地域経済を元気に
他社とタッグを組むことで業務の可能性や幅が拡大
パリッとしたスーツを身にまとった、ちょっとお堅いエリート――。そう銀行員をイメージする人が少なくないかもしれません。そんな固定概念を一蹴しているのが、「島根銀行」です。「計算や分析はAIがやってくれる時代。数字に強いより、相手に寄り添い、親身になってその人の人生を考えてくれるような人が銀行には必要なんです」。強調するのは、ノーネクタイにチノパンといったスタイルの高島浩希・人事総務グループ次長(38)。
同行では2019年から女性行員の制服を廃止し、男性行員もスーツ着用義務がなくなりました。高島さんは「お客様のニーズは多様化しています。見た目の多様性がお客様に業務の幅広さを伝え、行員自身も意識するきっかけになれば」と語ります。
1915年創業の老舗金融機関として、預金・貸出・為替業務を中心に長年、市民経済を支えてきました。しかしフィンティックが広がる中、地方銀行が求められる役割も徐々に変化。「要望に応えるだけでなく、想像以上のサービスを提案することで、人々の暮らし向上や企業の成長を応援していきたい」と高島次長は語ります。アフターコロナで景気が回復しつつある中も、山陰では多くの企業が倒産。「小さな地域でパイの取り合いをしていても仕方がない。再発見した企業の魅力や強みを発信することで新たな商圏を生み出していけるはず」。一企業でなく、山陰の経済を守るために存在する、というスタンスなのです。
2019年、ネット金融大手のSBIホールディングスと資本業務提携を締結。「しまぎんアプリ」導入やインターネット上の支店「しまホ!」の開設など、従来弱かったITサービスが著しく向上しました。また、世界中に顧客を抱える大手とつながることで、融資を超えた企業支援の幅も広がったそうです。「コロナ禍で売り上げ減少に悩んでいた地元のカニ小売業者に、海外への販路を提供することもできました。従来はできなかったサービス展開が可能になってきたのです」。
22年には、吉本興業HDと包括業務提携を結び、特産品を活用した新商品開発やBS番組の企画協力など、銀行の枠にとらわれない事業にも注力。その根幹を担うのが、行員一人一人のモチベーションです。「誰もが必要な存在。それを本人たちが感じられる銀行でありたい。一人ひとりが存分に能力を発揮できることが、お客様や地域の元気につながるのですから」。
インスタグラムで地元情報を積極的に発信
窓口勤務を経て、今春から個人顧客担当の渉外業務に就いています。一軒一軒顧客宅を回り、個々のニーズを引き出しつつ、資産運用や相続税対策などのプランを提案。「用があって銀行を訪れる方に対応する窓口業務と違い、ご本人さんも可視化されていない要望を探っていくのは大変」。真摯に寄り添うことで、顧客に頼りにされる良きパートナーになるのが目標です。
高校で写真部だった経験を生かし、銀行のインスタグラムで地元情報を積極的に発信。「境港の美味しいものを食べたいだけ(笑)」と言いつつ、アップされた動画は玄人はだしの出来栄え。地域貢献に一役買っています。
地元企業のリブランディングを支援
地元で宍道湖クルージングを提供する観光船運営会社のリブランディングプロジェクトにも参画。若手女性社員や女子高校生と一緒に企画を練り上げ、クラウドファンディングでは目標を上回る金額を集め、限定スイーツやライトアップなどを実現、メディアにも大きく取り上げられました。「正直大変でしたが、会社はコロナ禍前より売り上げも認知度も格段に上がり、皆の願いが叶った感じです」。銀行が企業を支援する方法が、融資に留まらないことも体感したそうです。
元々は保育士志望だった伊藤さん。学生時代、アルバイト先の給与受給手続きで銀行を訪れ、凛々しく仕事する行員に憧れて進路が変わったといいます。「動機は不純です」と笑うものの、今や多くの顧客から頼られ、後輩にも慕われる立派な銀行員です。
目指すのは、銀行員らしくない銀行員
大手メガバンクや大学職員の内定を蹴って選んだのが、島根銀行だったと語る森下さん。「先輩行員と話をした後に10年後の自分の姿をイメージしたら、自由に生き生きと働いていたんです。規模は小さくても、形に縛られずにやりたいことに挑戦できる職場だと感じました」。服装規定がなく、人間関係が良さそうな雰囲気も後押ししたといいます。
法人向け融資担当として、売り上げ数億単位の企業から家族経営の会社などまで約50社を受け持っています。「お金の動きや事業の詳しい内容などを経営者から直接教えてもらえるのは若さゆえの特権。銀行内部のルールもまだ知らないことが多く、今後はもっと各種知識を得てお客様の役に立てる存在になりたい」。
融資という形を超えた企業支援にも挑戦。今夏には、地域の起業家5人に公開プレゼンをしてもらい、その場でクラウドファンディングを募る「第1回松江地域クラウド交流会」の企画・運営を担当。民間企業だけでなく、行政や商工会議所など各種団体とも関わりができ、視野が広がったといいます。
地域のためにやれることは何でもする。目指すのは銀行員らしくない銀行員です。
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企業概要
事業内容 | 金融業 |
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創業 | 大正4(1915)年5月20日 |
代表者 | 取締役頭取 鈴木 良夫 |
社員数 | 398名(男223名 女175名) |
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鳥取・島根のお仕事情報
この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。