「島根中央信用金庫」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]

編集部にっかんくん
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働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」

みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

「島根中央信用金庫」ってどんな会社?

地域と共に生きる地域密着型金融機関

経済効率だけでなく地域に寄り添った支援を

銀行と信用金庫の違いをご存じでしょうか。どちらも預金や融資などを行う金融機関に変わりありません。しかし銀行が業務範囲などに制限がないのに対し、信用金庫は取引の対象が地域の中小企業や個人に限られます。地域密着型の非営利金融機関なのです。

「島根中央信用金庫」の福間均理事長(66)は、「株主の利益を求めざるを得ない銀行と違い、地域への貢献を最優先に考えるのが信金。地域で集めたお金を地域のために生かす。地域全体の利益を考えて支援するのが使命なのです」と胸を張ります。

財務省官僚として長らく中国地方の中小金融機関を担当した福間理事長。経営の舵取りを担うようになった2015年以降、信金の強みを前面に出した改革を次々と実施してきました。預金積金は年々上昇し、23年3月期も過去最高の期末残高を達成。個人預金の増加率は全国に254ある信用金庫のうち、トップに立ちました。本業の収益力を示すコア業務純益(投信解約損益を除く)は5期連続の過去最高益を記録。「職員たちの頑張りで、地域の方々の信頼や評価が上がってきたからだと思います」と仲間を称えます。

金融機関である限り、利益追求は不可欠であり、そうでなければ地域還元もできません。同庫は長けた運用力と業務効率化などで高収益をあげ、その利ざやは、定期預金利息を大手銀行の30倍以上に設定するなどして地域に還元。預金残高が同規模の他信用金庫と比較しても、預金利息合計額は約3億円も多いといいます。一方、住宅ローンや教育ローンの金利は低水準に抑え、子育て世代を支援しています。

コロナ禍で苦しむ中小企業を資金面で支えた「ゼロゼロ融資」の返済が本格化し、返済を不安視する企業の声が話題に。同庫でも、21年期の貸出金は前期から大幅に増加しました。しかし、顧客が将来の返済で首を絞めることにならないよう、借り過ぎにブレーキをかけたこともあり、融資先での大きな倒産は今のところないといいます。「コロナ禍の影響が残る企業も多く、返済延期を求める声は多数聞いています。今後もしっかり支援していきます」。

地域支援は金融面だけに留まりません。老朽化が目立っていた店舗のリニューアルを毎年のように実施。23年4月には、出雲市大社町内の2支店を統合した大社支店が新築移転オープン。高機能ATMの新設などで利便性を向上した上、広い駐車場は休日開放し、観光にも寄与。建物背面の壁の一部には県内特産の福光石を採用し、前に建つ「出雲阿国像」にスポットライトを当てる設定にしました。「素通りされる方が多かった阿国像が、今では人気撮影スポットの一つに。良かったです」。福間理事長が茶目っ気のある笑顔を見せます。

23年秋には、若者の採用や育成に積極的な企業を厚生労働大臣が認定する「ユースエール制度」企業に認定。離職率の低さや残業の少なさ、育児休業取得者の割合の高さなどで要件を満たし、西日本の金融業としては唯一の認定だといいます。働きやすい職場だからこそ優秀な職員が育ち、収益が上がる。そして地域貢献の熱量も益々アップする。あくまでも地域密着を徹底する金融機関なのです。

顧客とのやり取り通し、地域課題を知る

「実は就職活動をするまで銀行と信用金庫の違いが分かっていませんでした」と恥ずかしそうな表情を見せるY.Sさん。説明会で話を聞いたり、職場を見学したりして印象は一変したといいます。「金融機関=お堅いイメージという感じでしたが、皆さんアットホームな雰囲気で。地域のために働けるという業務内容に惹かれました」。母校の卒業生が多く入庫していることも後押ししました。

窓口を訪れるのは、年金暮らしの高齢者から中小企業の事業主の方まで立場や年齢もさまざま。一通りのオペレーションを覚えると、業務を通して社会や地域の課題を意識することも増えたといいます。「施設に入居中で外出できない方の手続きに悩むご家族や、補助金が後払いのため、資金繰りにやきもきしていた起業直後の経営者が来られたことも。地域密着を肌で感じます」。

今秋から営業に異動。「初めてのお客様宅でチャイムを鳴らすのは緊張します」。インターフォン越しに断られることもありますが、機会を得れば顧客の懐に入り、親しみやすい笑顔でニーズを探ります。困った時に名指しで頼ってもらえる存在になるのが目標なのだとか。

中小企業の支援を通じ、地域貢献を

日本企業の99.7%を占める中小企業。その中小企業を支えているのが地域密着型金融機関、信用金庫です。「企業に元気がなければ雇用が落ち込み、経済全体も停滞します。地元の中小企業を応援することで、地域貢献したいと考えました」。自然豊かで暮らしやすい故郷の魅力を再発見し、学生時代を過ごした広島からUターンしました。

当庫では、25歳までに窓口、融資、営業の3業務を経験するマルチスキル化を促進しており、職員は若いうちからスキルの幅を拡大。「お客様がニーズを持って来店される窓口に比べ、営業では自分からアクションすることが求められます。当初はお客様へのアプローチの仕方に悩みましたが、『自分という商品を買ってもらいなさい』と上司にアドバイスをもらい、少しずつ会話できるようになりました」。自身の“商品価値”をアップするため、専門知識やコミュニケーション力向上に日々勤しんでいます。

多くの金融機関では縮小傾向にある集金業務も、同庫は継続。「月に一度お会いすることで関係性も深まるし、喜ばれることも多いです。大事なことだと実感しています」。

顧客に寄り添ったサービスで信頼を

旧大社支店からの配属を機に渉外担当に。約100軒の得意先宅を回り、集金業務や各種商品の提案などを行っています。「お客様から保険について相談され、自分なりに調べて伝えたり、車で来店できない方の通帳を預かって引き出し業務を代行したりしたことも。直接業務に関係しなくても、地域の方の役に立てれば何より」と笑顔を見せます。移動手段は観光地や住宅街でも小回りの利くバイク。自動車教習所や支店周辺で練習を重ね、今やさっそうと乗りこなします。

大社町出身で、親戚も多いことから旧支店で窓口を担当していた頃は来店客の約半分が顔見知り。知っていたようで知らなかった地域の表情が業務を通して見え始め、お金に関する意識も変わったといいます。「多くの預金があっても、高齢や病気などで生かせなかったらもったいない。お金の価値について考えるようになりました」。

顧客の大切な資産を預かる信金職員には勉強が欠かせません。預金や融資、為替などをはじめ、現在は企業分析を学んでいます。「正直大変ですが、将来必ずお客様や地域の役に立つと考え、励んでいます」。

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自発的に行動し、お客様一人一人の話をしっかり聞いて寄り添うことができる方!地域全体に幸せを届けることができ、地域とともに成長し続ける中央しんきんで働いてみませんか?「ユースエール」企業にも認定され、安心して働いていただけます。

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採用直通 E-mail/s1712029@facetoface.ne.jp

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企業概要

事業内容 信用金庫法に基づく金融業務全般(窓口営業、融資営業、渉外業務、本部業務など)
創業 昭和23(1948)年9月18日
代表者 理事長 福間 均
社員数 269名(男144名 女125名)

島根中央信用金庫

シマネチュウオウシンヨウキンコ
電 話:0853-20-1000(採用直通)
住 所:島根県出雲市今市町252-1 [MAP]
情 報:HP Instagram YouTube 

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