みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい！！”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう！という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ！新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

一般住宅から民間企業の工場や店舗、さらに公共事業まで幅広く手がける米子市の総合建設会社「大松建設」。1974年、オイルショックの中で前社長が裸一貫で創業し、今年50周年を迎えます。「資材不足の中、初めていただいた仕事への感激と感謝の心が、“お客様一人一人を大切にする”という社風として受け継がれています」と語るのは松浦啓介代表取締役。2011年に父である前社長の後を継ぎ、経営の舵とりを行います。

代替わりした際に、松浦社長が新たな経営理念として掲げたのが「喜びづくり」。「昔の建設業界は厳しい世界でしたが、時代は変わりました。この理念は、お客様や社員、地域の人々みんなが心から笑顔になれる会社にするという決意を端的に表しています」。お客様には、情熱と真心のこもったサービスで夢を形にし、丁寧なアフターフォロー。「建物は、建ててからが本当のお付き合い。人と人とのお付き合いですから、社員の教育は大切にしています」と、日常的に意識の共有や、価値観を確認し合う機会を設けています。

また、社員の意見やアイデアを積極的に採用し、委員会構成や年度方針にも反映。他にも、地域向けの親子工作教室や社員用図書コーナー、社内の改装なども行いました。「社員の声を聞き、気持ち良く働ける環境をつくることは、経営者の役割」と、社員のやる気を刺激しつつ、環境整備を進めています。その中で、現在力を入れているのが業務のDX化。「業務効率化と生産性向上のためにDX化は必須。導入しなければ淘汰されてしまうでしょう」と会社の将来を見据え、デジタル技術の活用を促進しています。

地域に対しては、「人々の豊かな暮らしに貢献したい」と建設業として住環境の整備やまちづくりに携わり、さらにボランティア活動などにも積極的です。清掃活動をはじめ、地域の行事には松浦社長を筆頭に多くの社員が参加。「米子がいな祭」には毎年「大松建設万灯会」で出場し、沿道を沸かせています。昨年の第50回大会では「万灯妙技会・がいな万灯（一般部門）」で見事最優秀賞を獲得。「地域の人から『大松さん活躍したね』『良い会社だね』と言われると、社員の誇りになる。地域との関わりはこれからも積極的に持ちたいですね」と松浦社長。地元の学校で出前授業を行い、高校には社員、中学校には松浦社長自ら出向くほか、社員がプライベートで学校や地域の行事に関わることも応援しています。「地域との関わりも社員教育の一環。われわれは地域からの恩恵を受けて会社を継続できていますから、恩返しをしたいのです」と郷土への愛情は強いものがあります。

創業から50年。地域に根差し、ともに成長してきました。今後は独自性も打ち出していく方針。「事業の幅を広げて不動産にも力を入れたいと考えています。一緒に地域の課題を解決し、盛り上げていく、熱い想いを持った若い世代を求めています」と次の50年に向けて、力強く語りかけます。

建設現場の司令塔
ハードなだけにやりがいも大きい

「工事部で公共工事や民間工事の現場監督をしています。工程管理や各業者さんとの打ち合わせなど、工事に関わるところの総監督的な役割。その他にも、工事においての近隣への気遣いや作業員の安全面など、工事が滞りなく進むよういろいろなところに気を配らなければなりません。工事中は慌ただしくて大変ですが、建物が完成すると自分が手がけたなという満足感を得られます。将来的には大きな現場の監督をして、大きい建物を形として残したいというのが今の目標です。当社の魅力は人間関係ですね。現場系の仕事って厳しそうなイメージもあると思いますが、うちは社内の雰囲気も良くて働きやすい会社だと思いますよ」

お客様や現場関係者
多くの人たちと一つの家をつくり上げていく

「一般住宅の新築や増改築、リフォーム工事の現場施工管理や段取りを行っています。具体的には、当社の営業課が受注した案件を引き継ぎ、細かい部分の取り決めをしていきます。お客様にとって家という高価なものを請け負うので、プレッシャーや大変なこともありますが、行き違いや思い違いがないよう心がけています。家が完成してお客様に喜んでいただけた時は本当にやりがいを感じます。

現在2級建築施工管理の資格を持っていますが、建築についてもっと学び、現場をより的確にスムーズに回していけるよう1級取得に向けて勉強中です。そして新しく入って来る次世代にしっかり教育できる立場になっていきたいです」

住む人が快適で毎日が楽しくなるようなコーディネートを

「高校卒業後に入社して、建築課で現場監督の仕事をしていました。家の外装や内装などの仕様決めから、施工管理、段取りといった現場に関することすべてを行っていましたが、今年の9月から仕様決めのところを分担させてもらって、新たにインテリアコーディネーターとして専門で受け持つことになりました。

最近はお客様自身がネットなどで情報を集めて希望を言われることも増えました。間取りやご予算上、難しいこともありますが、一緒に考えながらその理想に近づけていき、ご満足いただけるよういろいろとご提案をさせてもらっています。「大松建設で建てると素敵な家ができるよ」と言ってもらえるようになるのが目標です」

有給休暇も取りやすく
家庭や育児との両立がしやすい職場

「高校時代の就職活動で事務職を希望したところ、当社のことを知り入社しました。主な仕事内容は、来客の応対や請求書・注文書のチェックなど、事務作業全般を行っています。就職するまではあまりパソコンを触ることがなかったのですが、仕事ではいろいろなソフトを使って事務処理などを行うので、パソコンのスキルが上がりました。今後も総務として、各部署のフォローに務めていきたいです。

子どもが2人いて、2回ほど産休と育休を取りましたが、復帰もしやすく有給休暇もしっかりあるので、家庭との両立もしやすいです。風通しの良い職場でコミュニケーションも取りやすいので、女性にも働きやすい会社だと思います」

アットホームな雰囲気の中
のびのびと成長できる会社

「学生時代に建築を学びました。中でも木造住宅に興味があったので、地域に根差した企業姿勢で温かみのある家を造る当社を選びました。主な仕事は図面の作成や現場調査など。自由設計なので、お客様の要望を取り入れながら家の図面を作成していきます。一つとして同じ家はないので、どんな家にするのか悩む時もありますが、お客様に喜んでいただけるよう、どうにかご希望を叶えたいという思いで作っています。

仕事環境はすごくいいですよ。人間関係も良好でアットホームな会社です。分からないところも丁寧に教えてもらえるので、安心して仕事ができています。入社1年目に二級建築士の資格を取り、今は一級建築士に向けて勉強中。もっとたくさんのことを学び、いい仕事ができるよう精進していきます」

ものづくりが好きな人集まれ！
お客様を幸せにする家づくり

「学生の頃から建築や空間デザイン的なものに興味がありました。いろいろな職を経験しながらもその思いは変わらず、インテリアコーディネーターの資格を取得した頃にちょうど当社で募集があったため、入社を希望しました。

当社の場合は営業が基本計画からプランニングまで手がけるので、今は好きな仕事ができていると感じます。お客様との話を通じて、そのご家庭を想像しながら設計のご提案をしていきます。お客様に喜んでいただけた時には本当にやりがいを感じますね。我が社の社風として“お客様の喜びを第一に”というのがあるので、営業が言うことではありませんが、売り上げよりもそちらを重視しているところはあるかもしれません（笑）。ものづくりが好きな人なら、この仕事は楽しいと思います」

新規部署を立ち上げ
不動産ビジネスを本格始動

「長年、不動産会社に勤めていましたが、以前からお付き合いのあった松浦社長にお誘いをいただき入社しました。私の経験を生かして本格的な不動産ビジネスを始めることになり、「不動産営業課」という専門部署が立ち上がりました。現在は米子エリアを中心に不動産関連の業務に携わっています。

主には不動産を売る方と買う方の仲介役ですので、双方にご納得いただくにあたり難しい局面もありますが、その分やりがいも大きいです。不動産や建築というのは、お客様の一生に関わるものですから、時間をかけてお付き合いする大切な業務だと思っています。今は私一人の部署ですが、将来的には会社の収益の柱の一つになれるよう拡大し、地域にも貢献していきたいと考えています」

「喜びづくり」という経営理念に基づき、仕事や地域活動を通じて、社会貢献出来る人、情熱を注げる人、チームワークを大切に出来る人を求めています。私たちと一緒に、関わるすべての人々の「喜び（幸せ）」を創っていきましょう。

大松建設 株式会社

ダイマツケンセツ　カブシキガイシャ
電 話：0859-29-6281（採用直通）
住 所：鳥取県米子市彦名町1847-1 [MAP]
情 報：HP　

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