冬の朝、宍道湖へ"マガンの群れ”を見に行ってみた【山陰フォト散歩】
"マガンの群れ”に出合えるのか。宍道湖で早朝バードウォッチング
どうもこんにちは、山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部のべーやんです。
1月下旬の早朝、宍道湖近くの『宍道湖西岸なぎさ公園』。
気温は1度。本当に寒いです。。
野鳥「マガン」の群れが飛び立つ瞬間を見るために、朝6時半に集合。
秋の訪れとともに日本にやってきて、春の訪れとともに去っていく水鳥「マガン」。
彼らは宍道湖や斐伊川をねぐらとしているため、1~2月の朝は、日の出とともに一斉に飛び立つ瞬間が見れたり見れなかったりするとか。
『宍道湖西岸なぎさ公園』の場所
『宍道湖西岸なぎさ公園』があるのは、島根県出雲市島村町。
宍道湖沿い、出雲縁結び空港の近くにあります。駐車場も広く、充分に駐めるスペースがあります。
ただ、ナビ無しだと迷いやすいので、向かう際はナビを使って行くことをオススメします。
宍道湖は西日本有数のマガンの飛来地
肝心の「マガン」こそ見当たらないものの、朝からいろいろな鳥が飛び交っています。
「あ!あれマガン!?」
「あれはカラス」
「・・・」
宍道湖の飛来するマガンは3000羽以上。西日本でも有数の飛来地なのです。
「マガン」の全長は65~86センチなのだとか。翼を広げるとさらに大きく見える水鳥です。 体は黒みがかった茶色で、尾羽の付け根は白色だそう。
朝7時30分を回りました。まだマガンの姿は見えません。
「もういい加減帰りませんか?」のひと言を言いかけて飲み込む、せめぎ合いの時間帯です。
ついにマガンが飛来!
しばらくして、近くの出雲縁結び空港から始発の飛行機が離陸。
その音が合図?だったのか、さまざまな方面からマガンの群れが飛来!!
「あ、あれはマガンですか!?」
「おそらくマガンだよ!!」
少数ですが、なんとなくフォーメーションを組んで北の方面からマガンがやってきました。
上空で他の群れを合流して、斐川の上空にどんどん集まってきます。
地上からだと、何の鳥なのか見分けがつきにくいですが、聞こえてくる鳴き声で判断できます。
他の野鳥とは明らかに違う、音程の高く短い鳴き声。
斐川の平野を飛び交う無数のマガン。まさかここまでとは・・・!!
宍道湖周辺でこの時期にしか見れない、マガンの群れ。早起きして集まった甲斐がありました♪
【おまけ】朝活のあとは喫茶店でモーニング
野鳥観察後は、斐川町福富にある老舗喫茶『ラブ・ポーション』でモーニングです。
私はオムレツのモーニングセットを選びました。
これで税込550円。このご時世にありがたい人情価格。
時刻はまだ8時半。普段なら今頃家を出ている時間帯です。
今朝は「マガンが撮れなかったらどうしよう?」と不安な気持ちでしたが・・・。
撮れても撮れなくても、みんなでこうやって朝活している時間が楽しいのかもしれません。
次はどんな朝活しようかな。
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部べーやん
山陰のタウン情報誌「ラズダ(Lazuda)」の編集長。出雲市佐田町出身。
入社以来、ラズダを作り続ける編集スタッフ。新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!
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