「株式会社 はなふさ」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]
働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「株式会社 はなふさ」ってどんな会社?
生産者と食べる人の笑顔をつなぐ “会いに行くお肉屋さん”
地元畜産農家と連携しブランド和牛を創出 鳥取の和牛文化振興へ歩む
鳥取市に本社を置き、高品質の和牛肉を中心に食肉全般の卸売、加工、小売事業を手がける「株式会社はなふさ」。2005年の創業以来、米子、大阪、神戸、岡山に営業拠点を拡げながら、鳥取県東部で「お肉のはなふさ賀露本店」、西部地区に「花房精肉店」とJU米子髙島屋別館・フードスタジオカクバン内の「肉匠はなふさ」と、対面販売の直営店舗を展開。2024年度には、広島市内での出店が決まっています。
通常、食肉の卸売業では、市場で購入した牛・豚・鶏肉などを扱いやすい大きさに加工し、飲食店や消費者に販売します。しかし、はなふさの立ち位置は、同業他社とは少し異なります。業務の出発点は市場での仕入れではなく、地元、山陰、全国の生産者の元に足を運ぶこと。“最高に旨い肉を届けたい〟と願う生産者の想いを共有し、自分たちの舌で味を確かめた中から、自信を持って販売できるお肉だけを扱っているのです。
「特に牛肉は、血統、餌、飼育環境などさまざまな要因で味が左右され、同じ牛でも作り手の創意工夫によって肉の味が異なります。ですから、子牛生産者を含む肥育繁殖農家を訪ね、その想いを知ることが私たちの仕事の原点です」と花房稔社長。はなふさでは、これまで地道に生産者と会い続けた中から、「大山黒牛」「鳥取和牛オレイン55」など、高品質の黒毛和牛ブランドを取り扱っています。
さらに、創業当初から地元の畜産農家と密に連携しながら、自社のプライベートブランド「鳥取いなば万葉牛」を創出し、現在鳥取を代表する和牛ブランドの一つへと押し上げました。また、全国の産地から肥育期間と脂の質にこだわった黒毛和牛をセレクトし、はなふさオリジナルブランド「花乃牛」を生み出しています。
生産→流通をガラス張りに 飲食店のブランディングまで 〝三方よし〟の経営方針を貫く
はなふさ創業前、大手食品メーカーで食肉卸部門の社員だった花房社長は、勤務地の岡山ではおいしい和牛肉が普及していたのに対し、出身地・鳥取の精肉売り場に並ぶ牛肉は、輸入牛や乳牛などが大半で、和牛がほとんど店頭に並ばない現実を目の当たりにしました。22歳から食肉を扱い、全国各地の和牛の魅力を熟知していた花房社長は、“ふるさと鳥取においしい和牛文化を根付かせたい”と、一念発起。2003年、現在の「お肉のはなふさ賀露本店」を個人で立ち上げたのが、株式会社はなふさの最初の一歩でした。
当初から、自分が良いと思うお肉だけを取り扱うことに徹する花房社長は、自ら生産現場に足を運ぶ中、高い技術と努力で素晴らしい肉質の和牛を生産する、河原町の「谷口畜産」と巡り合います。2007年に誕生した「鳥取いなば万葉牛」は、鳥取の生産者が作った和牛のおいしさを広めたいと願う花房社長と、谷口畜産が創り上げた逸品。2017年には宮城県で開催された「第11回全国和牛能力共進会」の肉質部門で日本一に輝いたほか、神戸など和牛市場の品評会で実績をあげ、関西、首都圏で評価と認知度は高まってきました。
現在、全国の飲食店などで万葉牛を中心に使う年会費制度の指定登録店は67店舗を数え年々増加しています。
国内でも破格のセリ値で仕入れ、流通する万葉牛。2012年の入社以来、「生産者や飲食店と語り合いながら三者が共存共栄できるゴールを見据えた独自のコミュニティを作ることをやってきた」と話すのは中山直己統括本部長。“肉屋のプロ”としてお肉の味や脂を知り尽くしたいと月に16個体を食べて記録し、一年やり抜いたことで生産者ごとの特徴などを熟知。「ミシュランの星付きの料理人さんなどと対等なやり取りをさせていただき、選んだ肉で喜んでいただけることが最大のやりがい。これからもプロとして学びの姿勢を貫き、はなふさの肉で飲食店さんの商売のお手伝いをしていき常に必要とされる存在でいたい」。
一人一人が肉のスペシャリスト 未経験の若手も飛躍のチャンス
岡山営業所所長の大島壮登(まさと)さん(27)は、建設業から転職。中山さんと出会い、営業の楽しさ、お肉を売る面白さを説かれ、入社を決めました。
2016年、3か月の研修をへて米子営業所のルートセールスへ。社用車(冷蔵2トン車)で担当エリアの得意先へ商品を届けながら、新規客も開拓しました。「扱う牛肉のおいしさを実感し、生産現場を知っているので、値段が高い理由も自信を持って説明できます。お客様に生産者の想いが伝わり、契約をいただけた時は本当にうれしく、やりがいを感じます」。わずか入社1年で主任に抜擢。その後、2つの営業所・所長として15名の部下を束ねてました。一昨年、26歳で中国事業部営業次長に昇格しています。
2020年新卒入社の中村歩夢さん(21)は、県外の拠点勤務を志望していた中、配属されたのは出身地の鳥取営業所。入社後の研修が終わっても県外勤務をあきらめなかった中村さんは、7月の親睦食事会で上司に相談。神戸営業所のルート配送の仕事を志願し、さっそく自費で準・大型自動車免許を取得。9月に転勤することができました。「住まいの家賃を会社が半額負担し、赴任手当も支給されるなど、待遇面に感謝しています。赴任後、自分では普段通りに接しているつもりでも、配送先から“元気がない〟と気遣われた事がありました。商品を確実に届けるだけでなく、お客様への元気な応対も心がけるようになりました」。
「花房精肉店」店長の坂本達哉さん(45)は、2022年1月入社。それまで25年間焼き鳥店を営んだ経験を生かし、地域で親しまれ信頼される店づくりを目標に奮闘中です。
精肉売り場では、普段使いと贈答用と、幅をもたせた商品構成にし、プライスカードに生産者の顔写真を加えました。仕事でやりがいを感じたのは、お客様が結婚式の内祝いとしてはなふさの和牛肉を採用してくださったこと。「身内だけの小規模なお式でしたが、お客様の人生の大切な瞬間にギフトとして使われ、しかも贈られた方たちが喜んでくださったのを知り、うれしかったですね。これからも、お客様から“良い肉を買うなら、はなふさ”と言われるようにがんばりたいです」。
2023年新卒入社の花房未来(みき)さん(23)は、鳥取本社総合管理部の所属ながら、入社直後から米子営業所・加工センターで単身勉強中。未来さんは花房社長の娘で、幼い頃から創業の地・賀露店で、父親の手伝いをするのが楽しみだったといいます。
父親の背中を見て育ち、いつしか“鳥取和牛のおいしさを広く発信したい”と願うようになり、自分の意志で入社を決意。2024年夏オープン予定の広島店運営スタッフを目指し、今は食肉加工の知識・技術を基礎から学んでいます。「米子加工センターは、経験豊富なスタッフがそろっていて、その方たちから学びたいと思いました。丁寧に、スピード感を持ってお肉をカットできるようになりたい」。自ら学ぼうとする意欲いっぱいの未来さん。毎月最終土曜の「青空市」では、お客様とふれあうのが楽しみなんだとか。
採用担当者からあなたへ
県外からも注目をされる「万葉牛」は全国の有名店から評価をしていただいているブランド牛で、食べると口どけの良さとくどくない脂を実感できます。“本当に旨い肉を届けたい”をモットーに、肉のスペシャリスト《はなふさ》で働いてみませんか。
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0857-37-2077
採用直通 E-mail/hanafusa1129-mori@outlook.jp
公式サイトはコチラ
企業概要
事業内容 | 卸売事業、小売事業、食肉加工業 |
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創業 | 平成17(2005)年12月14日 |
代表者 | 代表取締役 花房 稔 |
社員数 | 62名(男35名 女27名) |
株式会社 はなふさ
カブシキガイシャ ハナフサ
電 話:0857-37-2077(採用直通)
住 所:鳥取県鳥取市南安長2-690-18 [MAP]
情 報:HP
sponsored by 株式会社 はなふさ
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この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。