早朝×海の爽快感たるや…!島根町の美しい海でビーチクリーン体験

編集部いしやん
編集部いしやん

超マイペースに参加できる地域活動、それが島根町のビーチクリーン

みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部いしやんです。

突然ですが問題!
ここはどこでしょう?

正解は
《松江市島根町の野波海岸》でした!

地図だとこの辺↓↓

日本海に面した島根県の中でも、指折りの透明度を誇る野波海岸。最近はダイビングやSUPをはじめとする、マリンアクティビティのスポットとしても人気なんですよ。

今回はとびきり美しい海でビーチクリーン、もとい海岸清掃に参加してきました!

人気の海水浴場とはいえ、今はオフシーズン。

ゴミなんて落ちてんの?

と思っていたら・・・。

★今回もラズダのネタ元、関係人口マッチングサイト「しまっち!」で見つけたプログラムです!

黙々、粛々と。人との距離感がちょうどいいゴミ拾い

「野波ビーチクリーン」は毎月第3日曜8:00~9:00に開催中。特に事前予約などは不要で、予定が空いてたらフラッと参加できます。

集合場所の海水浴場駐車場に着くと、スタッフの方からゴミ袋を受け取り、いざビーチクリーンスタート。

ゴミなんてあるのかな~と、半信半疑になりつつ、歩いてみると、

秒で見つかった!

あっちにも、こっちにも。ゴミ、ゴミ、ゴミ・・・。

ものの数分でご覧の通り。

オフシーズンとはいえ、落ちているもんですね~。

ビーチクリーンではいろんなゴミと出合った。

何かのパーツっぽいもの、鳥の羽(子どもが喜ぶやつ)、ブイの切れ端、そしてビニールゴミ。

なんでも野波地区の海は、強い西風が吹くと波が荒れ、漂流ゴミが海辺にたくさん流れ着くのだそう。

外でおやつとかを食べてる時、風で包み紙が飛ばされて「あっ、しまった」みたいな経験ってないですか?

野波だけでなく、海辺に落ちているゴミの多くは、そんな小さな「しまった!」の積み重ねな気がしてきた。

いつかの「しまった!」を回収すべく、私も黙々とビーチクリーン・・・。

この日の参加者は、悪天候&早朝にもかかわらず20名程度。近所のおっちゃん、パートナーと参加している人、ひとりでフラッとやって来た方などなど。

「お久しぶりですね」と会話している人もいれば、黙々と拾っている人もいる。

早朝の海辺というロケーションも相まって、スローでのんびり。マイペースないい雰囲気です。

「大好きな遊び場=海をキレイに!」の想いが、静かにじわじわ拡大中

「野波ビーチクリーン」がスタートしたのは今から3年ほど前。野波地区にあるダイビングショップ&カフェ『LOCO BLUE』の森廣さんの声掛けがきっかけ。

最初は『LOCO BLUE』の常連さんに声掛けたり、お店の公式LINEやインスタで告知したり。

手探りで始まったビーチクリーンでしたが、今では松江市はもちろん、米子市や出雲市といった場所から、早朝にもかかわらず参加者が続々と。

「いつも遊ばせてくれる海に感謝!」

海を舞台に遊び、楽しむコンテンツを提供している『LOCO BLUE』。参加人数は増えたけど、その想いは変わっていません。

そして主催の森廣さんが大切にしているのは、「いつでも気軽に参加できる」こと。

今まで私が参加したことのあるゴミ拾いといえば、学校行事や地区の清掃活動といった、強制力が強めのものばかり。そこと比べると、とってもゆる~いクリーン活動でした。

《海をキレイにする》目的は、みんな共有しているけれど、参加の仕方はマイペース。会話を強制されることもないし、自己紹介もない。途中参加、途中退席も自由にOK。

しかも、毎月第3日曜の定例開催なので、今月は行けなくても来月は行けるとか、急きょ予定が空いて参加できる、なんてこともあり。

とにかく、入り口が広い!

そういった気軽な雰囲気もあってか、子ども連れの参加者も多いみたい。実際、初夏・夏・秋といったシーズンには、お子さん連れのビーチクリーナーがほとんどとか。

ビーチクリーンの時間は1時間。途中でゴミ拾いに飽きても、目の前には絶好の遊び場=海!海は年に数回しか行かないって子どもも、気が付けば野波の海のファンに。

ビーチクリーンは美しい海を後世に伝えるためだけじゃなくて、案外、“海好き”を増やすのに一役買っていそうです。

「コロナ禍でウイルス=脅威を前にした時、みんなで感染症対策に取り組み“コロナに負けるな!”と、同じ方向を向いていた。だからきっと、海を守りたい想いも、危機感が高まればみんな気持ちをひとつにできるはず!」

と語る森廣さん。(勝手に・・・)山陰でも屈指の自由度が高いクリーン活動だけに、このスタイルならいつか、島根発のビーチクリーンウェーブが起こる・・・かも!?

2024年は毎月第3日曜に開催中!フラッと気軽に爽快体験しませんか?

ゴミを拾う単純作業だけに、キレイになった時の感動は抜群!

朝だし、海辺だしで気分も最高です。しかも、清掃後は徒歩十数秒の『LOCO BLUE』でカフェタイムも。キレイにした海を眺めながら、スローな時間・・・プライスレス。

野波ビーチクリーンは毎月第3日曜の8:00~9:00。動きやすい服装、軍手持参で参加できます。もちろん子ども連れも大歓迎!

自己紹介タイムなどもないので、シャイな方にもオススメですよ。

気になった方はこちらへ》毎月第3日曜に開催!野波ビーチクリーンの参加者募集【随時】

ビーチクリーンの後は、ぜひカフェ&ダイニングショップ『LOCO BLUE』へ。あったか~いドリンクで体を温めてひと休み。ビーチクリーン後の爽快感との相乗効果で、身も心もリフレッシュできますよ!

もちろん、「野波の海、メッチャいい!」ってなったら、ダイビングやSUPも。海の楽しみ方、いろいろ聞いてみてくださいね~。

ふるさと島根定住財団HP「しまっち!」とは?

今回のイベントを見つけたのは、ふるさと島根定住財団HP「しまね関係人口マッチング・交流サイト しまっち!」。

「しまっち!」は自分なりのペースや参加方法で、島根の人・まちと交流できるポータルサイト。

現在、イベント・プログラムなどに参加する「サポーター」に加え、プログラムの主催者・地域団体などの「オーナー」も募集中みたい。興味がある方はHPをのぞいて見て!

HPはこちら》しまね関係人口マッチング・交流サイト しまっち!
 

過去にはこんなプロジェクトに参加してみました!

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

★あなたからの情報提供お待ちしてます!

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この記事を書いた人
編集部いしやん

タウン情報ラズダ編集部

編集部いしやん

島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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