町並みから聞こえる「ようこそ」。城下町・鹿野町さんぽ【山陰フォト散歩】

編集部あつきち
編集部あつきち

歩いているだけで、おもてなしの心を感じる町・鳥取市鹿野町

鳥取市鹿野町は、在りし日の風情が漂う城下町。

鹿野藩主・亀井茲矩(かめいこれのり)と、その子・政矩(まさのり)に統治され、城下町として栄えました。京格子のある町屋など、今もなお往時の名残りが見られます。

メインストリートには古民家を活用したカフェ、お土産店などが並び、水路には澄んだ水が流れています。

水のせせらぎや鳥の鳴き声、どこかのお店から聞こえる会話をBGMに散策。

のんびり鹿野の町を歩くと、そこかしこで町のおもてなしを感じられましたよ♪

お花畑を交えて町民とお話

町内に咲く白いお花。

城下町入口を少し進み、角をのぞくと、真っ白なお花がたくさん咲いていました。

畑仕事中のご近所さんにご挨拶。

わたし 「(花の)写真撮ってもいいですか?」
ご近所さん 「ああ、ええよ。モデルはいらんか?」
わたし 「いたらいいですね~」

ほのぼの会話から散歩がスタート。

水路に置かれた鉢植えがあちこちに

町歩きを続けると、水路をまたぐように置かれた鉢植えが目に留まります。

「気持ち良く散策を楽しんで欲しい」といった、町のおもてなしのように見えます。町の方に聞いてみると、同町の取り組みのひとつで、年3回ほど季節の花が配られるらしい。

竹の鉢も、町民の手によって作られたもの。ひと工夫してあるのもステキ。

提案者は地元のおじいちゃん?クルクルと風車が回る町

鹿野町では、いたるところに風車が!

なんでも30年くらい前、地元のおじいちゃん作り始めたのが始まりらしい。

それも「鹿野町を明るい町にしたい」という思いがきっかけ。だんだんとほかの町民も参加するようになり、今まで続いているんだとか。

地元を大切に思う思いが、風車から伝わってきます。

あるひとりの町民のアイデアが、町の伝統になっていくなんて。ステキなエピソードが聞けて大満足♪

誰かに声をかけられるわけでもなく、ただ歩いているだけ。それなのに、町から歓迎を受けているような気分になれる鹿野町。

ゴミもなく、花や水の自然も生き生きとしています。

こ~んなグネリ!と曲がった電柱も。なんで?

そのワケは下の記事を見てみてね。

なぜ?鹿野町の曲がった電柱【山陰フォト散歩】

城下町・鹿野町

住 所:鳥取県鳥取市鹿野町鹿野 [MAP]
駐 車:観光駐車場、または鳥取市鹿野町総合支所21号線側の駐車場を利用

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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