【松江市】来年4月以降は自費に!受けておきたい「子宮頸がん」予防ワクチン無料接種【ラズダ広告】

編集部べーやん
編集部べーやん

一部対象者の無料接種は2025年3月末まで!子宮頸がん予防ワクチン

半数以上の女性が「一生に一度は感染する」と言われるほど、女性にとって一般的な存在である「ヒトパピローマウィルス(HPV)」。

HPVに感染しても大半は自然消滅しますが、一部の人は「子宮頸がん」になってしまう可能性があります。

日本では、40歳以下の女性のがんによる死因第2位は子宮頸がん。30歳代までにがん治療で子宮を失う人も年間約1000人を数えます。

松江市が現在呼びかけているのが、子宮頸がん予防ワクチン(HPV予防ワクチン)の接種。

・高校1年生相当の年齢の女子
・1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性

に該当する方は、無料接種が2025年3月31日まで受けられます。期間以降は自己負担となるため、希望される方は早めの接種を受けましょう!

(小学6年生~中学3年生相当の年齢の女子は、それぞれ高校1年生相当の年度末まで無料接種可)

ほぼ初期症状がない「子宮頸がん」

子宮頸がんとは、子宮の入り口(頚部)に発生するがんのこと。

ほとんどはヒトパピローマウイルスの感染が原因で、性交渉によって感染します。

性的接触のある女性であれば、50%以上が生涯で一度は感染するといわれるほど身近な存在なのです。

もしもHPVに感染して、子宮頸がんになってしまったら。

初期はほとんど自覚症状がなく、痛みや異変によって把握するのは困難です。がんの進行によって、不正出血、性行為中の出血などが現れたり、においを伴う濃い茶色や膿のようなおりもの、水っぽいおりものや粘液がたくさん出たりなどの症状がみられる場合も。

国内では年間約1万1000人が患い、うち約2900人が命を落としている「子宮頸がん」。

「年齢を重ねると発症しやすいもの」というイメージを持つ人もいますが、患者は20歳代から増え始めます。前途の通り、30歳代までにがん治療で子宮を失うこともあるのです。

一定期間で2~3回受けるHPV予防ワクチン

HPV予防ワクチンは一定期間で2~3回受ける必要があります。

ワクチンの種類や年齢によって接種回数・間隔も異なるので、かかりつけ医に相談しましょう。

「早い年齢で接種するほど予防効果が高い」とされるのも、HPV予防ワクチンの特徴。

毎年4月頃、新たに対象となる中学1年生相当の方には予診票が送付され、なるべく早めの接種が推奨されています。

20歳以上になったら、併せて子宮頸がん検診も受けるのがベスト。ワクチンでHPVを予防しつつ、検診によって子宮頸がんを早期発見・早期治療するよう心がけることが大切です。

効果が高い「シルガード9」のHPV予防ワクチン

HPV予防ワクチンは、3種類存在します。

これまで使用されてきた2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)の2種類のワクチンに加え、令和5年4月から新たに9価(シルガード9)が追加されました。

この9価ワクチン、国によると子宮頸がんの原因の約80%~90%を防げるとのこと。

2価ワクチン(サーバリックス)・・・計3回接種
4価ワクチン(ガーダシル)・・・計3回接種
9価ワクチン(シルガード)・・・計2~3回接種 ※年齢等で異なる

それぞれ複数回の摂取が必要なため、接種終了まで少なくとも約6ヶ月を要するHPV予防ワクチン。いずれも1年以内に接種を終えることが望ましく、ワクチンの種類や接種のタイミングなどは計画的に行うことが大切です。

HPV予防ワクチン無料接種の受け方

HPV予防定期接種の流れは以下の通り↓↓

松江市に住民登録している人で、下記の方は無料(公費負担)で受けられます。


①接種対象者:松江市に住民登録している人

通常の対象者(※1) 小学6年生から高校1年生の年齢相当の女子
キャッチアップ対象者(※2) 1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性

※1 中学1年生を標準対象年齢として、中学1年生の4月頃に予診票を送付済
※2 過去、接種の機会を逃してしまった人のための接種(接種期間は令和7年3月31日まで)

②予診票を持っているか確認
紛失した場合は「予診票を紛失したとき」を参照

③松江市が指定する実施医療機関で接種可能か確認
接種可能医療機関はコチラ

④希望医療機関にて接種
接種当日は、母子手帳と健康保険証・子ども医療費受給資格証など住所・氏名・生年月日が確認できるものを持参

【無料接種期間】

▼2025年3月31日(月)まで
・高校1年生相当の年齢の女子
・1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性
※期間以降は自己負担

▼高校1年生相当の年度末まで
小学6年生~中学3年生相当の年齢の女子
※期間以降は自己負担

さらに詳しい情報は松江市公式HPをチェック!

松江市が推奨する、HPV予防ワクチン接種。

キャッチアップ対象者も無料で受けられる機会なので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

不明な点があれば、かかりつけの医療機関や松江市の予防接種室へ気軽に相談してみましょう!

【本件に関する問合せ先】
松江市健康福祉部 健康推進課 予防接種室
電 話:0852-60-8173
住 所:島根県松江市乃白町32-2 保健福祉総合センター内
情 報:HP

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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この記事を書いた人
編集部べーやん

タウン情報ラズダ編集部

編集部べーやん

山陰のタウン情報誌「ラズダ(Lazuda)」の編集長。出雲市佐田町出身。
入社以来、ラズダを作り続ける編集スタッフ。新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!

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