書店だけどゆる~く野菜売ってます。米子市『カニジルブックストア』

編集部あつきち
編集部あつきち

鳥大病院内の書店『カニジルブックストア』の一角に野菜売り場が誕生

米子市『鳥取大学医学部附属病院』1階にある書店『カニジルブックストア』。

7月から、こっそりと野菜販売がスタートしているとのことで行ってきました~!

現地へ着くと早速、入口付近にリンゴ箱を発見!

野菜がたくさん!
安っ!

ロゴシールも貼られていて、なんとなくかわいい。

でも、なぜ書店に野菜が?

野菜販売のきっかけは、田舎の“おすそ分け文化”から⁉

リンゴ箱に入っていたのは、ミニトマト、ナス、ジャガイモ(馬鈴薯)、ピーマンの4つの夏野菜。

これらの野菜を作っているのは、な~んと『カニジルブックストア』で働くスタッフさん!

元々、自宅の畑で野菜を育て、収穫した野菜を書店スタッフにおすそ分けしていたのだそう。その野菜が「すごくおいしい!」とスタッフさんの間で評判となり、「お客さんにもおすそ分けしたらどうか」ということで、破格の値段で野菜販売がスタート。

「田舎では野菜がもらえる」なんて話がありますが、ここ『カニジルブックストア』でも、田舎あるあるエピソードが聞けるとは!(笑)

野菜は常時販売ではないものの、販売日には3種類、4種類並ぶ日も。時にはジャガイモ祭りの時も♪

「野菜置いてるよ~」のお知らせは、『カニジルブックストア』インスタグラムのストーリーでお知らせ。

シンプルな栽培方法で丁寧に作られた無農薬の野菜。地元で作られたものと分かるだけでも、安心して食べられるような♪

販売を開始して間もないころから、病院利用者、病院職員さんを中心に喜ばれているみたいですよ。

病院内のブックストアから「ちょっとしたワクワク」を発信

1日に1000、2000人の患者が往来する鳥大病院。

元気がなかったり、病気になったりした時に行く病院は、どうしてもマイナスなイメージにつながりがち。

けれど、そんな中でも『カニジルブックストア』では、病院の中でもほんの少し、元気を与えられる場所でありたいという想いがあります。

ホッと安らぎをくれる本だったり、勇気を与えてくれる本だったり。野菜販売もそのひとつ。

野菜を買って夕飯の献立を考えれば、ちょっぴりワクワク。旬のものを食べると、健康にもつながりますよね♪

地元の人が行き交う場所だからこそ、地元民の元気な心づくりをお助けしてくれる書店。

本についてはもちろん、美味しい野菜の作り方の相談などもにも付き合ってもらえるかもしれません(笑)。スタッフさんが常駐している時間にはそんな楽しみもあるのかも。

スタッフ常駐時間
スタッフがいる有人時間 月~金曜の平日11:00~15:00
無人時間 月~金曜の平日7:00~11:00、15:00~22:00、土日祝7:00~22:00

野菜の買い方

野菜ボックスの横に貯金箱があります。

その中に買う分だけのお金をギュッ!! と、少し力を込めて入れてください。それにて購入OK!

カニジルブックストア

カニジルブックストア
電 話:0859-21-2755
住 所:鳥取県米子市西町36-1 鳥取大学医学部附属病院1F [MAP]
営 業:7:00~22:00*一般利用者(入院中・通院患者含む)は7:45~19:00
休 み:なし
駐 車:「鳥取大学医学部附属病院」駐車場利用
情 報:HP Instagram

【カニジルブックストアの紹介記事】
選ばれし本がずらり!新しくなった鳥大病院内の書店『カニジルブックストア』のトリセツ

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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この記事を書いた人
編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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