【山陰の企業】誰もが心豊かに暮らせるまちづくりを。松江市の「社会福祉法人 島根県社会福祉協議会」【ラズダ広告】


誰もが心豊かに暮らせるまちづくりを。松江市の「島根県社会福祉協議会」
みなさんこんにちは!鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
「日刊ラズダ」では、山陰で就職を考えている方に向けて、鳥取・島根の優良企業を約2ヶ月にわたって毎日紹介中!
今回取り上げるのは、島根県松江市の「社会福祉法人 島根県社会福祉協議会」。
ネット情報や説明会で企業情報を得ても、会社の風土や社内の雰囲気まではなかなか見えにくいもの。そこで編集部では、代表者が語る企業のビジョン、現場で働く社員のリアルな声など、数字だけでは伝わらない魅力を多面的に取材してきました。
学生の方、UIターンを検討している方、学校関係者や保護者の方まで、ぜひ企業研究の参考にしてみてくださいね♪
「社会福祉法人 島根県社会福祉協議会」ってどんな会社?
多職種との連携・協働で心豊かな社会づくりを
すべての人が、自分らしく生きていくことができ、互いにそれぞれの生き方を認め合い、支え合える――そんな社会をつくっていくことを目的に、幅広い活動を行っているのが、「島根県社会福祉協議会」です。「福」や「祉」には「しあわせ」、英語の「Welfare」には「よりよく生きる」という意味も。小林淳一会長(73)は、「困っている人を助けるといった狭義の福祉だけでなく、誰もが心豊かに暮らすことができるまちづくりに貢献するのが県社協の使命なのです」と強調します。
第二次世界大戦後、多くの人が被災し、家や資産、家族を失いました。中には、親を失って路頭に迷う子どもや、障がいを持った人、外国から身一つで引き揚げてきた人も。人々が困窮する中、任意団体として設立されたのが「島根県社会福祉協議会」でした。2年後の1952年には社会福祉事業法(現社会福祉法)に基づき、営利を目的としない民間組織として設置。社協で働く職員は公務員と混同されることが少なくないものの、高い公共性を持った民間団体の職員です。
業務内容は、住民主体による福祉活動の推進や市町村社協の支援、高齢者や障がい者の生活支援、福祉資金の貸付、福祉人材の確保など多岐にわたります。特に力を入れている取り組みの一つが、多機関との協働による包括的相談支援体制づくりの支援。「地域では常にいろいろな方が困っています。しかも高齢や疾病、独居、経済的理由など重複して課題を抱えておられる方も少なくありません。トータルで相談に応じ、適切な支援に結びつける体制が求められています」と小林会長は力を込めます。
支援が必要な人に接する機会は、市町村社協や市町村の職員が多いとのこと。困っている人に手を差し伸べている地域の福祉団体も少なくありません。そんな中、県社協が担うのは、関係団体のコーディネートやバックアップ。やみくもに手を差し伸べるのではなく、その人に必要な支援は何か、それを担えるのは誰か―相手に寄り添って求められるニーズを適切に判断できることが社会福祉の実現につながっていくのです。
近年は災害対応のニーズも高く、島根県災害派遣福祉チーム「しまねDWAT」の事務局を担い、24年1月の能登半島地震発生後は延べ16人の福祉専門職を派遣。他にも災害ボランティアセンターを運営する現地の社協を直接支援したり、コーディネート役を担ったりしています。
さらに25年度には、災害福祉支援活動の総合拠点となる「しまね災害福祉支援センター」の設立を予定。平時から多機関が連携して人材育成や関係づくりを行い、災害時にもスムーズに生活復興支援を行えるシステムを構築。背景には、災害関連死を防ぐためには、生活再建支援が重要だという思いがあります。
島根県社協が産声を上げて早70年超。時代に応じて求められる役割は変化しつつも、核にあるのは「地域共生社会の実現」という理念です。「人口が減少し、地域の力が弱くなる中、互いに認め合い、支え合う力が一層重視されています。そんな中、地域や人をつくる県社協の仕事は大きなやりがいを得られるはず。門戸を広げて待っています」。
地域・人をつくる社協職員
一人一人の幸せを真面目に考える
大好きな祖父は全盲で、出かける時は三明さんの肩に手を置いて歩くことも多かったそう。「段差があることを伝えたり、背が伸びたことを知ってもらったり。それが当たり前でした」。
しかし、周囲が祖父を見る時は空気が変わり、違和感を覚えました。その後、福祉系の大学に進学。「『障がいの有無に関係なく、5歳の子どもは5歳の子として扱うのが福祉』と教授に言われ、当時の違和感は、祖父が一人の人としてではなく、まず障がい者として見られたことへの違和感だとわかりました」。直接の支援より制度や仕組みづくりに興味を覚えて県社協を選択。「長く関わって、その人の幸せを真面目に考えることができるのは福祉の特権です」と語ります。
個人の支援と地域づくりを一体的にフォロー
もともとは福祉=施設というイメージが強かったという鎌瀬さん。地域で暮らす人が生き生きと暮らせるような仕組みづくりを行う地域福祉という分野を知り、県社協の仕事に興味を覚えました。
生活支援部では、障がいのある刑務所出所者の再スタートを支援。「罪を犯すこと自体は良くないですが、必要な支援を受けられなかったゆえに犯罪に至った人も。福祉の必要性を実感しました」。現在は、地域福祉部で個人の支援と地域づくりを一体的にフォロー。「近年は災害が多発しています。普段から地域の課題に対応し、万が一災害が起きた際も地域住民や組織が連携し、地域で安心して暮らし続けられるような支援に力を入れていきたいです」。
エンジニアから福祉職へ転身
高専時代は電気設計を学び、専攻科に進んで学位も取得した神田さん。県外の工作機械メーカーで5年勤めたのち、全くの異業種業界に飛び込みました。「地元での転職を考えた時、ニーズが高く、役に立つ仕事として福祉が頭に浮かびました」。
生活困窮者自立相談支援機関の体制強化事業などを担当しており、実際に支援にあたる各市町村機関をつなぎ、情報交換や事例検討会などを行っています。「担当者は相談業務で手一杯。我々のような“仕切り役”の存在が必要なんだと痛感しています」。プライベートでは一児の父。昨年末から3か月の育児休暇を取得し、家事や育児をフルモードで行うなど、ワークライフバランスも充実しています。
“ふだんのくらしのしあわせ”を実現するのが福祉
保育所や介護施設、放課後デイサービスなど福祉職場の求人求職の開拓や、就職相談などを担当する伊藤さん。「求人を出していない事業所でも、求職者がいれば対応してくれるところも。求職者、求人事業所それぞれのニーズを聞き、細やかにつなげていくのも仕事です」。
福祉人材の確保や研修支援事業などに携わる中、他部署との連携の重要性を痛感したと言います。「県社協には、保育士などの資格取得のための貸付制度もあり、条件によっては返還が免除されることも。福祉資金係と協力することで、よりニーズに合った支援ができる気がします」。『“ふ”だんの“く”らしの“し”あわせ』の実現に向け、各種支援事業に走り回っています。
採用担当者からあなたへ
私たちは、住みよい島根(まち)づくりに向けて、時代とともに変化する地域の福祉ニーズに応えるため、「子ども食堂」運営支援や被災地支援など、多様な事業を県内外で展開しています。「島根に貢献したい!」という想いのある方、一度話を聞いてみませんか?
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0852-32-5970
採用直通 E-mail/shakyo@fukushi-shimane.or.jp
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企業概要
事業内容 | 社会福祉を目的とする事業 |
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創業 | 昭和27(1952)年5月8日 |
代表者 | 会長 小林 淳一 |
社員数 | 90名(男35名 女55名) |
67社を徹底取材!「鳥取・島根のリーディング企業2025」発売中
さらに詳しい内容は、ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2025」にて掲載中。
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社会福祉法人 島根県社会福祉協議会
シャカイフクシホウジン シマネケンシャカイフクシキョウギカイ
電 話:0852-32-5970(採用直通)
住 所:島根県松江市東津田町1741-3 いきいきプラザ島根内 [MAP]
情 報:HP Facebook Instagram
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この記事を書いた人

タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。