みなさんこんにちは！鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

「日刊ラズダ」では、山陰で就職を考えている方に向けて、鳥取・島根の優良企業を約２ヶ月にわたって毎日紹介中！

今回取り上げるのは、島根県出雲市の「島根中央ホンダ販売 株式会社（ホンダカーズ島根中央）」。

ネット情報や説明会で企業情報を得ても、会社の風土や社内の雰囲気まではなかなか見えにくいもの。そこで編集部では、代表者が語る企業のビジョン、現場で働く社員のリアルな声など、数字だけでは伝わらない魅力を多面的に取材してきました。

学生の方、UIターンを検討している方、学校関係者や保護者の方まで、ぜひ企業研究の参考にしてみてくださいね♪

多くの人にとって、マイホームの次に高価な買い物は車。公共交通機関が貧弱な山陰地方で必須アイテムの車は、数年ごとに買い替えやメンテナンスも欠かせません。そこで頼りになるのが車のプロである販売会社スタッフ。「お客様とともに人生を歩ませていただけるのが、私たちの喜び。初めてお車を買ってくださった時には独身だった方が、買い替えの時にはパートナーやお子様とおいでになり、年月を経て、お子様が乗る車を購入してくださることも。ご購入やメンテナンスなどを通して、お客様と長年お付き合いできる――こんな幸せな仕事はありません」。30年以上顧客の人生に寄り添い続けてきた「ホンダカーズ島根中央」の淋蒔歳暢（うずまきとしのぶ）社長（57）。経営者としての横顔に垣間見えたのは、人とのつながりに醍醐味を覚える、一人の熱いディーラーとしての表情でした。

バブル崩壊で県内の景気も悪化していた1993年に創業。ホンダディーラーとしては国内最後発というハンディの中、顧客獲得に向け注力したのが、徹底したアフターケアと消費者目線の営業。メーカーから優秀な整備士の派遣を受け、高い技術力で納車前整備から各種点検・修理などの充実した整備サービスを提供。また、当時としては珍しい日曜営業を実施し、来店客には丁寧にフォロー。他社と差別化したサービスで徐々に顧客を獲得し、2007年には県下のホンダ販売会社で最大規模の５拠点を達成しました。

創業30周年を迎えた昨年には、全国のホンダカーズ販売店を対象に審査される「Honda Cars Award 2024」で全国５位、中四国地方ではトップの座を獲得しました。新車販売台数やお客様満足度、店舗作りの取り組みなど、あらゆる面で高く評価され、総合トップクラスのディーラーに贈られる「最優秀販社賞」も受賞。淋蒔社長は、「山陰の販売店としては初めての快挙。狙って取れる賞ではなく、日頃からの社員の努力が結果となったのだと思います」と仲間の頑張りに目を細めます。同社では10年以上前から、各店舗の課題を検討し合う委員会を定期的に開催。社員同士で課題を共有し、解決方法を考えたり、アドバイスし合ったりする中で、サービスの質や内容が研ぎ澄まされていきました。

車の電動化、高度化が急速に進む中、整備に求められる技術力は以前より専門性が高くなり、ディーラーの役割も大きくなってきています。「地域のインフラ拠点として、対応能力を一層高めていきたい」と淋蒔社長は語ります。

そんな中、24年には、斐川中央店のスタッフがホンダ四輪サービス技術コンクール全国大会へ出場。全国への出場は創業以来初めてで、技術力の高さも証明されています。

快適な空間で車選びを楽しんでもらおうと、25年１月には松江中央店をリニューアルオープン。ピット数を増やすほか、整備工場をショールーム横に移転新築することで対応力も向上。サービスにゴールはなく、現状に甘んじず、挑戦し続けるからこそ、信頼される存在になっていくのです。

休日になると愛車をいじっていた父親と間近に接する中、いつの間にか車に興味を持つようになったという河西さん。「マフラーの音が変わったりするのにも敏感でした」と笑います。高校卒業後に進学した専門学校で３級自動車整備士を取得。現在は、車検や定期点検などを担当しています。「とにかく暑いのが大変」と苦笑しつつ、「ホンダ車だけでなく、いろんなメーカーや車種に触れられるのが楽しい。ボンネットを開けるだけでワクワクします」と目を輝かせます。タイヤなど重たい部品を運ぶことも多く、入社１年足らずで肩の筋肉も随分付いたとのこと。「車の些細な異変や故障にも気付き、何でも対処できるような信頼される整備士を目指したい」。

足を踏み入れるだけでも高揚感を覚える、ラグジュアリーなディーラーのショールーム。入社１年目の２人は「キラキラしていて格好良く、憧れていました」と声を揃えたものの、「想像以上にお客様の数が多く、仕事に慣れない中、笑顔で明るく対応するのに四苦八苦しています」と苦笑します。定期点検などの受付から、予約なしの接客や伝票作成、整備・営業との連携などまで業務は幅広く、時には臨機応変な対応が求められることも。「まだまだ不十分ですが、コミュニケーション力が大分成長したような気がします」と江田さん。木村さんも、「自信を持って接客できるよう経験を積みたいです」と意欲を見せます。

18歳で営業をスタートした頃は、顧客との会話も続かず、想像以上に販売に苦心したという橋本さん。「街中に車はあふれているのに、１台買っていただくのは本当に大変で。何度も辞めようと思いました」と当時を振り返ります。

しかし元々人と話すのは好きなタイプ。人懐っこい笑顔と明るい雰囲気で顧客の心をほぐしていく中、信頼してくれる人も出てきました。「『わしが死ぬまで車の面倒をみてくれ』と仰られ、既に３台購入していただいた方も。親戚のようなお付き合いをさせてもらっている方もいるんですよ」。２度の育児休暇を経て10月に復職。今後は自身のキャリアアップに挑むとともに、後輩、特に女性営業職を育てるマネジメントにも関心を持っています。

営業職で入社後、１年間は整備の実務経験を積み、３級自動車整備士の資格を取得した２人。藤田さんは、「『安心して相談できる』と頼りにしてくださるお客様も。商品知識を身に付けたことで自分自身の自信にもつながりました」と笑顔を見せます。先輩社員から約100人の顧客を引き継ぎ、現在はあいさつに回りながら信頼関係の構築に努めています。一方、「整備士の名が形だけにならないよう勉強を続けています」と表情を引き締める齋藤さん。異業種から転職し、当初は工具や車の部位の名前も知らなかった中、１年間で基本的な知識を習得。「お客様の想定以上のサービスを提案できるような営業職を目指していきたい」と語ります。

車に求められる多様なニーズに的確に対応できるよう、社員の教育にも注力しています。新入社員には、業界知識や社会人マナーなどの社内研修に加え、メーカーから講師を招いた接遇研修も実施。年６回程度は、全社員対象に外部講師による営業研修を行っています。サービススタッフは新型車の発売に応じてホンダの研修施設で専門知識を学ぶほか、技術資格も社内で取得できる体制も整備。

コロナ禍で顧客との接触が難しくなったのを機に、営業職が整備技術を学べるシステムも整えました。スタッフは一年間、現場で実務経験を経て３級自動車整備士を取得。専門的な知識や技術が身に付くことで顧客とのコミュニケーションも深化しています。

2024年には、指定の各種学校進学志望者・在学生で、同社に入社を希望する人を対象に学費を無利子で貸与したり、奨学金の返済支援を行ったりする「スタッフ育成奨学金制度」を新設。貸付型の場合、最大240万円の学費貸与のうち50％を返済免除とするなど、金銭面でも若者のキャリアアップをサポートします。

地域貢献にも熱心で、アマチュアバンドコンテスト「V-airあまばん」は19回目を数えるほか、「ディオッサ出雲FC」のオフィシャルクラブパートナーも務めます。地元のスポーツ大会や吹奏楽コンクールなどのスポンサーにも積極的に名を連ねています。

社員や地域があってこそ、会社は存続し、良いサービスが生まれるという思いが根底にあるのです。

私たちの仕事は、お客様に安心安全なカーライフを送っていただくためのご提案を行うことや、ご相談を受けていく事です。土日の有給休暇取得の推進や週休２日の休店日や長期連休もあり、働きやすい環境です。皆さんと一緒に「ステキなカーライフ」を提供できる日を楽しみにしています！

さらに詳しい内容は、ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2025」にて掲載中。

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい！！”と本気で考えている優良企業67社を徹底取材。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

山陰の各書店にて発売中なので、新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

島根中央ホンダ販売 株式会社
（ホンダカーズ島根中央）

シマネチュウオウホンダハンバイ カブシキガイシャ（ホンダカーズシマネチュウオウ）
電 話：0853-72-7071（採用直通）
住 所：島根県出雲市渡橋町1166-1 [MAP]
情 報：HP　Instagram

sponsored by 島根中央ホンダ販売 株式会社（ホンダカーズ島根中央）