【山陰の企業】食が持つ新たな価値を創造。松江市の「株式会社 なかたか」【ラズダ広告】


食が持つ新たな価値を創造。松江市の「株式会社 なかたか」
みなさんこんにちは!鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
「日刊ラズダ」では、山陰で就職を考えている方に向けて、鳥取・島根の優良企業を約2ヶ月にわたって毎日紹介中!
今回取り上げるのは、島根県松江市の「株式会社 なかたか」。
ネット情報や説明会で企業情報を得ても、会社の風土や社内の雰囲気まではなかなか見えにくいもの。そこで編集部では、代表者が語る企業のビジョン、現場で働く社員のリアルな声など、数字だけでは伝わらない魅力を多面的に取材してきました。
学生の方、UIターンを検討している方、学校関係者や保護者の方まで、ぜひ企業研究の参考にしてみてくださいね♪
「株式会社 なかたか」ってどんな会社?
多彩な麺商品を全国に展開 海外進出狙った商品開発も
スーパーでおなじみの「松江ラーメン」や「たぬきうどん」など、さまざまな麺商品を製造しているのが、地元発祥の食品メーカー「株式会社なかたか」。ラインナップは約40種に上り、こだわりの製法で生み出された各種麺類は、山陰はもちろん、全国各地で人気を博しています。
1970年、ラーメンをメインにした製麺会社「中隆」を創業。その後、うどんやそばなど製造商品を増やすとともに、県外にも進出。2015年に、現在の「なかたか」に社名を改めました。1990年代には地元の特産品であるシジミのエキスをスープに加え、商品名に地名を冠した「松江ラーメンしじみ醤油味」を発売。会社を代表する大ヒット商品になりました。県外では、「出雲ゆでそば」が人気を博し、現在、中国・四国地方の「ゆでそば」市場ではシェアトップを占めています。
人気の秘密は手軽さだけではありません。大手製粉会社を通じて高品質の小麦粉を仕入れることで原材料の安定化を図るとともに、顧客の多様なニーズに対応できるようロット300食から可能な製造ラインを導入。飲食店や小売店、通販会社などのOEMは数十社にも上ります。対応する社員教育にも力を入れており、新卒社員は初期研修後、実際の製造作業に従事したのち、品質管理や営業・マーケティングなどといった部門を経験。幅広い分野で活躍できる力を持つ社員を育てています。
会社が特に強いこだわりを持っているのが地域貢献です。プロバスケチーム・島根スサノオマジックには、チーム創設当初から売り上げの一部を寄付する形で活動を支援。松江発祥のプログラミング言語「Ruby」とコラボした商品も販売。ロングセラーの「松江ラーメン」にもその想いが込められています。「松江の名を入れることで、地域を盛り上げる一翼を担いたかった」と長谷川雅生社長(49)は打ち明けます。
今年9月には、常温で約3か月保存できる山陰ご当地ラーメン「島根しじみ」「鳥取牛骨」の販売を開始。土産品としての需要を高めるため、3年前から原材料の配合バランスや包装形態などの研究を重ねて賞味期限を延ばしました。
将来的には、麺以外のアイテムも生み出せる食品会社への展開を目指しているとのこと。「小麦粉という原材料に特化し、長年培った技術力を生かした新商品の開発で、新たな価値の創造に挑みたい」。
調理キットを手に全国行脚 新商品の開発企画にも注力
山陰のほぼすべてのスーパーに各種商品が並び、松江・安来市内では学校給食としても親しまれている「なかたか」の麺商品。全国各地へも販売網を広げており、下田さんは平均月2回は県外に出張。「地元を始め、約400社と取引があります。県外では特に“出雲そば”のブランド力が強く、量販店だけでなく飲食店などへも参入しつつあります」と話します。
繁忙期にアルバイトをしていた時、正社員へと誘われました。出荷部門で1年間、商品や得意先を学んだ後、営業部に配属。バイヤーとの商談や新規の取引先開拓などに加え、時には開発企画にも携わって自社麺の販路拡大に走り回ります。「会社の売り上げを担う責任は重いですが、自分たちが生み出した価値を消費者に届け、喜んでもらえることにやりがいを感じます」。営業時に欠かせないのが、鍋やIHクッキングヒーターなどの調理キット。「食べてもらうのが一番。コロナ禍が明けて何よりです」。
6歳の長女の育児にも奮闘中。「給食で当社の麺が出た時など、『お父さんの会社のだよね。おいしかったよ』と聞くとうれしいですね」。
加水量などの研究を重ね、賞味期限の長期化を実現
約15年間勤めた食品メーカーから転職。衛生管理の知識などが生かせる職場として新天地に選びました。13種ものラインナップがあるラーメンラインを担当し、1日約1万5000食を製造。「土産物商品の売り上げが伸び、入社時より大幅に製造量がアップ。大変ですが、スーパーなどで当社商品を手に取られる姿を見るとうれしいですね」と話します。
ラーメンの麺はまず、小麦粉と水、かん水をミキサーで混ぜて生地を作成。ローラーで薄く平らにした生地を切刃に通して麺状にします。最も難しいのが生地に加える水の量。「気温や湿度によって適切な水分量は変わります。過去のデータを参考にしつつ、最後は生地を触って確認します。当初は慣れなくて、取引先によく指摘されました」と苦笑。作った麺は毎日検食し、味や色を確認。まさに麺職人です。
現場での麺製造に加え、既存商品の高品質化にも関わっています。加水量の調節などによって、人気商品の賞味期限長期化も実現。現在は、国家資格である製麺技能士を目指して勉強するとともに、輸出用製品のサンプル作成にも忙しいとのことです。
採用担当者からあなたへ
食品製造において、地方創生に関心を持ち、地域の特産品や文化を生かした商品製造および開発に情熱を注げる人材を求めています。柔軟な発想とチームワークで、地域活性化に貢献できる方を歓迎します。
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採用直通TEL/0852-21-3012
採用直通 E-mail/saiyou@mengurume.co.jp
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企業概要
事業内容 | めん類の製造・販売 |
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創業 | 昭和45(1970)年 |
代表者 | 代表取締役 長谷川 雅生 |
社員数 | 34名(男17名 女17名) |
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株式会社 なかたか
カブシキガイシャ ナカタカ
電 話:0852-21-3012(採用直通)
住 所:島根県松江市矢田町250-38 [MAP]
情 報:HP X Instagram
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この記事を書いた人

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編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。