どうもこんにちは、山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部べーやんです。

先日、出雲市国富町で毎週土曜に開催されている朝市「北山ガルテン」へ行ってきました！

ウワサでは「わずか15分で野菜が完売する日もある」と聞く、興味深い朝市です・・・！

朝市は７時スタート。

すでに駐車場では、車内で待機している人たちの姿が！

会場の住所は、島根県出雲市国富町1310。JR出雲市駅から車で約25分。

『北山ガルテン』と書かれた木造の建物が目印。ナビ検索でヒットしない場合は、すぐ近くの「プラッツ金山館」を目的地に設定すると到着できます。​朝市は毎週土曜の朝７時から開催。詳しいスケジュールはInstagramでチェックしましょう。

「開始15分で売り切れる」となると、陳列商品の撮影は困難。

ということで、この日は特別に裏口からお邪魔して、朝市スタート前に商品を撮影させてもらうことに。

スタッフさん曰く、野菜は「今朝あるいは昨日収穫したばかり」の採れたて。

ブロッコリー、甘夏、白菜、ネギなど、品目はザッと40種類近く。近隣の農家で栽培された、みずみずしい新鮮野菜がずらりと並んでいます。

お値段はなんと、基本１個100円均一！100円でない商品には値札が貼られています。つまり値札がない商品はすべて100円。

買い物中に会計を計算できるのもありがたい。

なるほど、これは確かに繁盛しそうだ・・・！

この日の目玉は、ブロッコリー。副菜にすれば家族４人分は賄えそうな大サイズながら、１個100円の大出血サービス。

地元でおやつを製造販売する『風々堂（ふうふうどう）』が出店していました。

無添加のシフォンケーキをはじめ、原材料にこだわった健康志向の手作りおやつを販売。

そのほかドライフルーツ、生花などがあるので、野菜ついでに購入してみるのもオススメです。

時計の針が７時を指すと同時に、扉が開いて朝市がスタート！

入口前で待ちわびていた人が一気になだれ込み、ものスゴイ勢いでマイバッグに野菜を詰め込んでいます！

写真では伝わりにくいですが、すごい活気です・・・！

目玉商品のブロッコリーは飛ぶように売れ、開始１分と経たないうちに残りわずか。

お客さんのマイバッグがあっという間に野菜で埋まっていきます。

ま、まるで争奪戦！

常連さんの中には「必ず毎週来て、１週間分の野菜を購入する」とルーティンにしている方も。

スーパーなどで食材を買い込むと、どうしても荷物がかさみがち。確かに野菜だけでも１週間分まとめて調達できれば、買い物がラクチンになりそうですね。

どの買い物カゴも、すぐに野菜でパンパンになっていました。

これだけ買っても、会計は2000～2500円前後。やはり圧倒的に安い！

今回取材に応じてくれたのは、スタッフとして活動する槇野さん。

「北山ガルテン」は、途中で一度途絶えたものの、1988年から35年以上も続いている歴史ある朝市だそう。

地元の出雲市にUターン後、近所の農家の人たちから「朝市にもっと人が来てくれたらいいのに」との声を聞き、SNSアカウントを立ち上げ。

数年前までは、町内の人々が集う限定的なイベントだった朝市。それが現在、出雲市街地から足を運ぶお客さんが増えたのだとか。

会場には、約35年前に撮影された写真も。以前は「北山しょうじき村」という名称で活動されていたようです。

出雲市国富町で毎週土曜に開催されている「北山ガルテン」。

週末は早起きをして、朝市の帰りにはモーニングを食べに行ったり、公園に行ってみたり。家族で「朝活」を楽しむのきっかけにもなりそう。

物価高騰が続く昨今、リーズナブルに新鮮野菜が購入できる、地域密着型の朝市へお出かけしてみてはいかがでしょうか？