二郎系ラーメンの人気店『今を粋ろ 米子店』の限定麺は“出会いの一杯”【食べなきゃソンソン!vol.17】

めんあるき
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二郎系で味わう“一期一会”の絶品ラーメン

山陰で二郎系ラーメンのお店として知られている『今を粋ろ米子店』ですが、実は日替わり限定で一期一会の多彩なラーメンがいただけるお店でもある。この日の限定麺は「しじみと煮干しの塩ラーメン」。

薄く濁りのあるスープはスッキリとしたうま味にふわっと煮干しの香り、そしてしじみならではの滋味なうま味が舌に広がる重層なうまさ。しじみと煮干しの組み合わせはどうかと思ったが、絶妙なバランスでコントロールされ、塩ラーメンとしてのスッキリさに広がりと深みをあわせ持つ卓越したスープ。

麺は多加水ストレート細麺。シコモチっとした食感とスルッとしたのど越しの良さがある。

さらに低温調理された特製の豚バラレアチャーシューをトッピング。脂の甘みに肉肉しいうま味と食感が独特なうまさがありますね。トロトロ半熟味玉。そして刻みタマネギの清涼感が良いアクセントとなっている。

動物系出汁の旨味に煮干しの香ばしさとしじみの滋味なるうま味。食材の良いところを絶妙に配合した旨塩スープ。
レギュラーの二郎系ラーメンとは違い、スープに合わせた専用の特製の多加水ストレート細麺。旨スッキリスープとの相性は抜群。
チャーシューも、限定麺用の特製で、低温調理されたレアチャーシュー。豚バラを使うことで独特な食感とうま味が感じられる。

実は多彩な引き出しを持つ同店の店主・渡辺さんが作り出す一杯には、いつも感嘆させられるが、この一杯はここで終わりではない。プラス50円で「バターしょうゆ和え麺」をプラスできる。

丼の底に醤油ダレ、そして麺の上にバターとしじみ、ネギ。和え麺なのでそのまま混ぜていただく。バターの甘い香りと醤油のうま味が食をそそり、これだけでも充分にうまい。しじみの身を口に入れて麺をいただけば、まさに和風ボンゴレ状態に。バターと醤油としじみが絶妙なうまさを織りなす。

そして次は「しじみと煮干しの塩ラーメン」の残ったスープをかけてズルっと。スープ、醤油それぞれのうま味がオマージュして新たなうまさへと変わり、思わずにんまりと笑ってしまうことうけ合い。

〆はスープへダイブして余すことなくすべてのうまさを堪能させていただきました。

その日の限定麺情報は同店のTwitterで確認できますよ。思わぬ一杯に出会えるかも。一度チェックしてみてはいかがでしょう。

今を粋ろ 米子店

イマヲイキロ

電 話:0859-30-4558

住 所:鳥取県米子市西福原1-3-25

営 業:11:30~15:00,17:30~22:00

休 み:不定休

駐 車:あり

情 報:Twitter

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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めんあるき

フリーカメラマン

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本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。

【ブログ|麺ある記 山陰 ~松江・島根・鳥取・ラーメンの旅~】

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