シンプルisベストなパン!八頭町『もりのひと』で“人肌”すら感じるパンに出合った
身の周りにあるものを活用した等身大のパン作りを貫くお店
「買わなくていいもの、使わなくていいものは使わない」。
鳥取市内から約15分の八頭町にあるベーカリー&カフェ『もりのひと』の店主・関口さんのパンは、身の周りにあるもので作られていきます。
現在、一部を除いて卵、牛乳を使わずに、さらにはレーズン酵母で充分膨らむからとイースト菌まで使っていません。
徹底したこだわりを持つ、そのパンとお店の魅力をひも解いていきますよ~!
シンプル is ベスト!引き算によるパン作り
ここの最大の特長は、足し算ではなく、引き算によるパン作りです。そのため店頭に並ぶパンは、具材が入っていない、一見素朴な商品が中心になっています。
前日の夕方ごろから仕込みをし、10時間寝かせる。その後、夜中に起きて成型し、再度寝かせて早朝焼き上げる。
そうしてできたパンは天然酵母特有の酸味を極力抑えてあり、噛むほどに小麦をはじめとする素材の香りや味がふわりと鼻をくすぐる品ばかり。
シンプルなだけに食事にとてもよく合うのもポイント。そのことを存分に体感できるのが、数年前、移転に合わせて新たに設けたカフェ。柱や壁などに自然素材を用いた空間、周辺の牧歌的な風景、そしてオーナー夫妻の柔らかな人柄も相まって、ついつい長居してしまうのも『もりのひと』ならではです。
プレート、スープの2種あるランチは、どれもパンが引き立て役となって、上手い具合に素材同士がかみ合う逸品。しかも、ランチにセットとして提供される天然酵母パンはお替り自由と、パン好きならずとも胸が高鳴るサービスまで。
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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