まるで秘密基地!安来市の流木家具屋×カフェ『relaKS-Driftwood Art Furniture』

ルミカ
ルミカ

遊び心満載!流木家具に囲まれたカフェ『relaKS(リラックス)』-安来市

みなさん、こんにちは!「ラズダ」ライター・ルミカです。

2025年3月22日、安来市にオープンしたカフェ『relaKS-Driftwood Art Furniture(リラックスドリフトウッドアートファニチャー)』。

白鳥が羽を休める豊かな田園地帯にある、まるで秘密基地な場所。流木家具屋とカフェが同居した、アトリエのような空間に注目です。

世界にひとつだけの流木アート作品に囲まれながら、絶品「スパイスカレー」やヘルシーな「ローケーキ」が楽しめるお店『relaKS』。

店の入口に近づくと、スパイスカレーのこうばしい香りが!

ドアの周辺には、オーナーが海で見つけた流木がずらり。カフェでありながら流木販売のほか、骨董品のリメイク作品を多数展示販売。中には0円商品も置くなど、店内外に遊び心が満載!

今回は見どころいっぱいの『relaKS』の魅力を、余すことなくお届けします。

『relaKS』の場所・営業時間

『relaKS』の住所は、島根県安来市実松町98-3。

営業時間は日曜11:00〜16:00、木曜11:00〜14:00。ただし、木曜は不定期営業のため、お出かけの際はインスタグラムを要チェック。

支払いは現金のみです。

県道102号線から細い農道へ入り、しばらく直進すると看板が見えてきます。

『relaKS』の木の看板が見えたら右折。真っ直ぐ進むと店の駐車スペースです。

駐車スペースは、垣根を挟んで5台分。

まるで魔法使いの家!? 流木と骨董品に命が宿る

店内へ足を踏み入れると、魔法使いの家に来たような非日常空間が!

流木を使った棚、椅子、ランプのほか、アンティーク雑貨や骨董品が飾られています。

中にはオーナー夫婦が買い付た古道具を、ご主人がリメイクした一点モノも。

値札が付いているものはすべて購入可能。個性的な商品があふれる店内で、お気に入りを探してみて。

流木との運命的な出合い

オーナーがDIYに目覚めたのは18歳の時。自分の欲しいものが店に売っていなくて、自分で作り始めたことがきっかけ。当時は、ホームセンターで真っ直ぐな木を買って形にしていたそう。

ある日、サーフィンの帰りに特殊な曲がり方をした1本の木に出合い、心を掴まれたオーナー。風に削られ、波にもまれ、旅をしてたどり着いた形。その曲がりにこそ“生きた証”があると感じ、流木のトリコに。

「流木は、人間が作るものでは表せない、生命の力強さを持っています。そして何より、2つと同じものがない。だからなるべく加工せずに、元々持っている魅力を最大限引き出すのが僕の役目です」とオーナーは語ります。

20歳のころ、「友達と楽しくお酒が飲めるスペースを作りたい」との想いから、自宅の農機具小屋を改装。

結婚して子どもができると、「家族といる時間をなるべく増やしたい」、「流木家具を作って販売したい」との願いがひとつになり、家族と一緒に仕事ができる今の店が誕生しました。

平日は、溶接関係の会社に勤めているオーナー。「お客様に安心して流木ランプを購入して欲しい」と、電気工事士の資格まで取得。

なんでも作ったり直したりが得意で、DIY専門誌「ドゥーパ」で3回も賞を受賞するほどの腕前。「本当に魔法使いでは?」と思ってしまうほどの技術と感性の持ち主なんです。

ぼんやりとしたアンティークの灯りと、ゆったりしたジャズのBGM。流木が囲む温かみのある店内は、のんびりとリラックスできる癒やしの空間です。

オーナーいわく「何か新しいことを始めたり、誰かと喋ってきっかけを見つけられたりできる“第3の居場所”としても活用して欲しい」とのこと。

合わせて食べたい!30種類のスパイスを使ったカレーとRawケーキ

店の外まで良い香りが漂う「スパイスカレー」。30種のスパイスを使用したこだわりのカレーは、味に深みとコクがあり、うま味がギュッと濃縮。スパイスの香りが口いっぱいに広がり、ひと口食べるとトリコになるおいしさ!やわらかく煮込まれたチキンと、パリパリのレンコンは相性抜群。

ライス大盛りは+100円、小盛りは-100円。より辛くすることも可能。

ちなみに、1階のカウンターテーブルには「光るコースター」が埋め込まれていて、お冷がライトアップされてオシャレな雰囲気を楽しめますよ!

ドライフルーツやカボチャの種が宝石みたく散りばめられた「Rawケーキセット」。

Raw(ロー)とは、「生」という意味で、加熱せずに作るケーキのこと。白砂糖、小麦粉、卵、乳製品は不使用なので、罪悪感なく食べられます。

砂糖の代わりにデーツなどのフルーツ、メープルシロップで甘さを表現。カシューナッツ、ラズベリー、ブルーベリーなど植物性素材を低温調理することで、ビタミンやミネラルといった栄養素を壊さず摂取できます。美容や健康にうれしいですね!

レアチーズケーキのような食感と、カカオムースのようなチョコレート味が一体になったケーキで、全体的にやさしい甘さ。口に入れる度、まったり幸せな気分にさせてくれます。

サイフォンで淹れられたこだわりのコーヒーは、「Rawケーキ」にも「スパイスカレー」にもよく合います。

料理が滑車で運ばれて来る!? 2階は眺め最高のロフト席

2階に上がると、流木を使った4人掛けのテーブル席を発見。こちらは大人気の席で、日曜は予約で埋まってしまうほど。

人気の理由は、「伝声管」で注文を受け付け、「滑車」を使って料理が運ばれるシステム!こんなところにも遊び心が詰まっているんですね。

伝声管(パイプ管)の上にぶら下がっているのは、5円玉をくくり付けた紐。引っ張ると、1階の厨房にベルが鳴り響きます。伝声管から「はーい!」と店員さんの声が聞こえたら、注文しましょう。

しばらくすると、壁のキツツキがコンコン!とノック音を鳴らして準備完了を知らせてくれます。伝声管からも「お料理送りますね〜」との声が。

「ギギギギ〜」というワイヤーを引く音とともに、料理が乗った滑車がゆっくりと上昇してきます。伝声管から「到着で〜す!」の声が聞こえ、扉を開けるとパッと照明が点灯!

芸が細くておもしろ〜い!これはぜひ体験して欲しい究極のエンタメ!

能義平野を一望! バードウォッチングも楽しめる

2階ロフト席の人気の理由は、もうひとつ。

窓の横に掛けられた双眼鏡で、バードウォッチングが楽しめます。安来市の「白鳥ロード」が目の前に広がり、コハクチョウやコウノトリを観察できますよ。

こちらの席は人気なので、予約はお早めに。

日本で珍しい!? 屋外ビリヤード

オーナーの遊び心は建物の外にもあふれています。

日本は湿気や雨が多いので、ビリヤード台を屋外に設置するのは非常に珍しいこと。しかしオーナーは「あえて、その珍しさがおもしろいかなと思って」と屋外に設置。遊び心が突き抜けている・・・!

もちろん、台の上にはしっかりとした屋根があるので、天候を気にせず安心して楽しめます。

風を感じながら、ビリヤードを楽しむ時間は格別。最高の気分転換になりそう。

五感で幸福を感じられる『relaKS』

大自然が満喫できる場所に誕生した、流木の温かみあふれるカフェ『relaKS』。

お気に入りの一点モノを探しいくのも良し、「第3の居場所」としてのんびり食事を楽しむのも良し。週末は、“安来の秘密基地”へぜひ。

詳しい営業日や営業時間は、インスタグラムをチェック!

relaKS Driftwood Art Furniture

リラックスドリフトウッドアートファニチャー
電 話:090-1335-4124
住 所:島根県安来市実松町98-3 [MAP]
営 業:日曜11:00~16:00、木曜11:00〜14:00*木曜の営業は不定期
駐 車:5台

情 報:Instagram

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

★あなたからの情報提供お待ちしてます!

シェアする!
このエントリーをはてなブックマークに追加

鳥取・島根のお仕事情報

この記事を書いた人
ルミカ

ラズダlocalライター

ルミカ

地球に遊びにきました。ワクワクすることを行動に移し、新しい冒険や成長を楽しんでいます。私自身と周りの人々が、より幸せで調和の取れた生活を送れるように、日々を大切に過ごしています。

★ルミカさんのInstagram

鳥取・島根のお仕事情報