[出雲市オープン]オリジナル甘酒やスープカレーが味わえる『神TERASU』
八百万の神が集う『稲佐の浜』目の前に誕生した複合施設へGO!
島根県を代表する観光地『出雲大社』から西へ1kmのところにある『稲佐の浜』では、旧暦10月の頃になると全国から神様をお迎えし「神在祭」が行われています。今回は昨年2019年11月7日、神在祭に合わせてオープンした複合施設『神TERASU(カミテラス)』に行ってきました!
ここでは“出雲ならでは”の甘酒や出汁にこだわる薬膳スープカレーが味わえるそうです。
意外すぎる組み合わせ!?『出雲甘酒』の米麹100%ドリンクに注目
『出雲かみしお.』プロデュースの甘酒専門店『出雲甘酒』。ここで飲める甘酒は、『稲佐の浜』の海水から精製したニガリを使って育てた「神迎米」という有機米を使用した出雲ならではの甘酒です。
砂糖不使用の米麹100%、ノンアルコールで粒感のないスッキリとした味わいなので、ゴクゴクいけますよ!
「甘酒ロイヤル(ICE)」(650円)と、これに合うとすすめていただいた「厚焼き玉子サンド」(250円)も一緒にパクリ。玉子サンドは辛子マヨネーズが入った大人な味わいです。玉子も食パンもふわふわでおいしいです!!
そして驚くべきは甘酒のメニュー数。
通常の「甘酒ロイヤル」「甘酒ラテ(紅茶)」、「甘酒ラテ(宇治抹茶)」のほか、甘酒にフルーツをミックスした「甘酒×フルーツ」、甘酒と炭酸を足した「甘酒×スカッシュ」が揃います。
種類はジンジャーやゆず、レモン、ミックスベリー、マンゴー、パイン、巨峰、バナナと多数!!
こんなにあると迷ってしまいそうですが、人気は「甘酒×フルーツ」はゆずとジンジャー、「甘酒×スカッシュ」はマンゴーだそうですよ♪
甘酒スカッシュは夏にぜひ飲んでほしい一杯!
体がじ~んわり温まる『薬膳スープカレー8,000,000』でランチタイム
こちらはスープカレーが味わえる『薬膳スープカレー8,000,000(八百万)』。
オーナーの中島さんはなんと昔、大のカレー嫌いだったそう(えぇ~~)! しかし奄美大島で、あるスープカレーに出合いカレー嫌いを克服。
克服できた最大の要因は「カレーの出汁が違った」こと。出汁の王国ともいわれる鹿児島・奄美大島の豊かな出汁文化を活かしたスープカレーの作り方を教わり、スープカレーの発祥・札幌の味とかけあわせたオリジナルスープカレーが完成しました。
小麦粉と塩をいっさい使わず、豚ナンコツや骨付きの鶏肉を2~3日間煮込んだ出汁に約40種類ものスパイスを調合した自慢のスープカレー!
メニューは「ポーク」「チキン」「ポーク&チキン」「野菜」の4種。欲張りな私は「ポーク&チキン」(2310円)をいただきました。
スープカレー、十穀米、野菜ピクルス、自家製グリーンスムージーのセット。スプーンに入っているのは、『稲佐の浜』の海水からとれた「神迎えの塩」という塩。なめても良し、ごはんにかけて食べても良し!
スープカレーは体の中からじんわりと温めてくれます。ひと口目、ふた口目でじんわりと汗が出てきました。
オーナーいわく、“疲れている人はよく汗が出る”とか……!? ロウソクの火は、スープカレーが冷めないように。豚ナンコツも鶏肉もホロホロと崩れて食べやすく、豚ナンコツは骨まで食べれちゃいました!
テイクアウト限定の「スープカレー」もあります。具がないスープカレーがこぼれないように蓋付きの専用カップで提供してくれるので、稲佐の浜沿いをスープ片手に過ごすのも良いかもしれませんね♪
夕暮れ時の来店がオススメです!
『神TERASU』には1・2階にイートインスペースがあります。2階には稲佐の浜を眺められるカウンターが6席あり、夕暮れ時は弁天島と夕日のコラボレーションが見られます。
甘酒やスープカレーで心も体もきれいに。今後、出雲の観光スポットとして外せない施設になるかもしれません!
神TERASU
カミテラス
電 話:0853-31-9173
住 所:島根県出雲市大社町杵築北2844-34
営 業:10:00~18:00
休 み:なし
駐 車:なし *稲佐の浜駐車場利用
情 報:Instagram(出雲甘酒)、Instagram(薬膳スープカレー8,000,000)
【お知らせ】現在『薬膳スープカレー8,000,000』は複合施設『神TERASU』内にありますが、夏に向けて移転リニューアルを予定しています。新着情報はInstagramにてご確認ください。
■■移転後の記事はコチラ↓
[松江市オープン]店主はカレー嫌い!?毎日食べたくなる美活スープカレー『薬膳スープカレー8,000,000』
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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