防災グッズ、買って安心してない?100均でそろう4アイテムと“使える備え方”
圧縮タオル、携帯トイレ、ホイッスル、LEDライト。いざという時に迷わない収納と使い方
おかたづけ“エバラPOINT”vol.84
みなさんこんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
9月1日は「防災の日」でした。この機会に、備えについて考えたり、見直したりした方も多いのではないでしょうか。
最近は、100円ショップの防災コーナーも非常に充実しています。
手軽に備えられるため大変オススメですが、「とりあえず買って、リュックに詰め込んで安心」していませんか?
実はそれ、いざという時に使えないという事態が起きてしまうかも。
今回は、防災士・整理収納アドバイザーの視点から、100均で手に入るオススメ防災グッズと、使い方・収納のワンポイントをご紹介します。
外出先で自分を守るため、毎日持ち歩く最低限の備え「0次防災」にも役立つヒントです。
1:圧縮タオル|リュックの隙間を有効活用
災害時、何枚あっても困らないタオル。手のひらサイズで備えておける圧縮タオルは、とても便利です。
ここでのちょっとした収納のコツは、外装パッケージから出してコンパクトにし、リュックの「ちょっとした隙間」を埋めるように入れておくこと。
水が使えない状況に備えて、そのまま使える「体ふきシート」を用意しつつ、サブのタオルとして隙間に忍ばせておきます。
こうすることで、リュックの容量を上手に使いながら、備えを増やせます。
2:携帯用トイレ|「トイレ専用」にしない備え方
「携帯トイレ=排泄の時だけ使うもの」と思い込んでいませんか?
実はこれ、災害時の悪臭や衛生面が気になる様々な場面で、応用しやすいアイテムなんです!
断水やゴミ収集がストップした被災生活では、トイレとして使うのはもちろん、嘔吐物や赤ちゃんの使用済みオムツ、鼻をかんだティッシュ、生ゴミなどを一時的にまとめたい場面で役立つことも。
「トイレ専用」としてだけではなく、用途はたくさんあります。
普段の持ち歩き用「0次防災」として100均で買うなら、粉末タイプではなく「シート状の凝固剤」が入っているものを選ぶのがオススメです。
粉が偏ってかさばることもなく、紙のように薄いためコンパクト。
このシート状トイレとポケットティッシュを小さなチャック付きの袋にまとめれば、いつものポーチの隙間にスッと入る「極薄エチケットキット」の完成です。
3:ホイッスル|選ぶなら「玉なし」、しまうなら手の届く場所へ
100均の笛を少し振ってみてください。「カラカラ」と音がするタイプは、中に玉が入っています。
こうしたタイプは、雨や唾液などで濡れると、玉が張り付いて鳴りにくくなる場合が・・・。
防災用として選ぶなら、「玉なし」タイプを選ぶのもポイントです。そして、防災リュックの「中」にしまい込むのは避けたいところ。
家や車の鍵、毎日使うバッグのファスナーなど、いざという時にすぐ手が届く「日常の定位置」に付けておきましょう。
4:LEDライト|役割に合わせて電池の保管方法を変える
電池の液漏れを防ぐために、ライトから電池を外して保管している方もいると思います。
一方、深夜の災害で突然停電した時、真っ暗な中で電池のパッケージを開け、プラス・マイナスを確認しながらセットするのは大変・・・。
そこで、ライトの役割によって収納ルールを変えてみましょう。
枕元などに置く「今すぐ使うためのライト」は、すぐ点灯できる状態にしておき、衣替えの時期などに点灯するか、電池の状態に問題がないかを確認します。
一方、リュックに入れて長期間保管する「避難所での予備ライト」は、電池を外して、本体と一緒に保管。
いざという時に迷わず使えるよう、用途に合わせて収納ルールを変えることがポイントです。
「買って終わり」にしないことも防災のひとつ
防災グッズは「買って終わり」ではありません。
「いざという時に、自分が迷わず使いこなせる状態でしまう」
そこまでやって、ひとつの備えになります。
「防災の日に見直したけれど、そのままリュックへ入れっぱなし」という方も、ぜひ今日、ご自宅の防災グッズをもう一度確認してみてくださいね!
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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