腸内環境を整える前にセルフチェックを!初歩は毎日の排便の確認から【RYOKOの身体が喜ぶ話vol.40】

スプリット前谷さん
スプリット前谷さん

「腸活」を考えるうえで気を付けたいセルフチェック方法を紹介します

こんにちは、鳥取県在住のフリーランス理学療法士・RYOKOです。

前回、私がしている腸内環境のチェックポイントを7つ紹介しました。

1:排便があるか(できれば朝・朝食前が理想)
2:便の状態(コロコロうんちや下痢になってるほど、腸内環境は悪い)
3:腹部の膨張感
4:水分摂取量
5:食事(量・時間・内容)
6:感情
7:身体症状(体の柔軟性・アレルギー症状)

今回は<排便>でのチェックポイントを掘り下げて、ご紹介したいと思います。すぐに実践できることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【前回の記事】腸内環境を整えたら花粉症対策になる!?まずは腸内チェックからやってみよう【RYOKOの身体が喜ぶ話vol.39】

宿便サインを感じたら「のの字マッサージ」を

排便は生理的な反応で、その状態ができない、または悪いと、極端な話、自然界では死に直結します。
人間でも「腸閉塞」という疾患で亡くなられる方もおられます。

まず、毎日またはゆっくりでも数日に1回排便があることが理想です。

なぜなら便は食べ物だけでなく、腸内細菌や腸内の細胞も含まれているからです。
生きている限り人間は代謝し老廃物が出るので宿便として溜まっており、蠕動(ぜんどう)運動という腸の働きで排出される一連の動きが<排便>になります。

便やガスが溜まっているとお腹が膨らんでいる感じがしますが、これが腹部の膨張感です。

ガスというのは、腸内で食べ物が発酵されている過程で出ます。腹部の膨張感は“便が溜まってきましたよ〜”というサインですね。

排便を促すように、おへそを中心に「の」の字を描きながら腸のマッサージをしてあげてください。

まずは背伸びせず「便の状態をチェックする」から始めてみて!

続いて便の状態ですが「バナナうんち1本分が理想」とよく言われます。
ですが、この状態をいきなり目指すのはハードルが高いので、まずは「毎日排便があるか」を目指すといいと思います!

少し話がずれましたが、便の状態に話を戻すと「便秘や下痢は腸内環境が崩れた状態」ということです。

女性は特にホルモンバランスの影響から、生理前後に便秘や下痢になりやすいです。

ですので神経質になりすぎず、1ヶ月の中で便の状態をチェックするくらいの気持ちでいることをオススメします。
気にしすぎるとストレスから腸内環境を崩し、便秘や下痢になってもよくないので……。

食べすぎや水分不足は便の状態に直接関係してきますので、気にしてほしいポイントとして挙げています。

「どのくらいの量を食べたら翌日便秘になったか」
「どのくらいの水分を摂ったら便がスムーズに出たか」

など、自分の分かりやすい方法でまず便の状態を気にしてみてくださいね。

「新しく何か対策を始める」よりも、まずは「自身の体を観察する」ところから始めてみましょう!

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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スプリット前谷さん

Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士

スプリット前谷さん

鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!

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