「イワタニ山陰」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2023]
働いてみたい注目企業40社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2023」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2023」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ40の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2023」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「イワタニ山陰 株式会社」ってどんな会社?
豊かな生活環境を提供する“生活総合サービス事業者”
「イワタニ」と言えば、カセットコンロ。そんなイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。
確かに国内シェア85%を誇る社の代表的商品には違いありません。しかし、「イワタニ山陰 株式会社」の桑原剛社長(55)の言葉は、同社の印象を一変させます。「アパレル以外は何でも手掛けている生活総合サービス事業者です」
LPガス国内トップシェア。宅配水やリフォームなど地域の困りごとを解決
1980年、出雲、松江、米子にあったマルヰガス3社が合併。以後、LPガスNO.1ブランド「岩谷産業株式会社」グループの一員として、山陰東部を営業エリアに事業を展開しています。都市ガス普及率が低い地域にとって、暮らしに不可欠なプロパンガス。なくてはならない存在です。
LPガスの供給・保安・工事などに加え、各種ガス器具用品から天然水、洗剤、エアコン、冷蔵庫、調理器具などまで各種生活関連商品を販売。近年は、システムキッチンやシステムバス、トイレなどお湯周りのリフォームにも力を入れています。
「目指すのは、お客様が困った時に頼ってもらえる存在。ガスだけでなく、暮らしに関わる様々なことに対応できるような会社でありたいと思っています」と桑原社長は話します。
ライフラインを担う事業者として、災害時の迅速な復旧は不可欠。イワタニのLPガス販売店組織「マルヰ会」は、阪神淡路大震災を機に独自の災害救援隊を発足。全国各地のガスエキスパート約3600人が登録し、訓練を重ねています。現在本社から出向中の桑原社長も、各地の被災地に足を運んだ経験を持ちます。
東日本大震災発生時は、東京本社の備蓄食糧を手に新潟まで新幹線で移動。新潟支店のプロパン配送車数台に鋳物のコンロとカセットコンロを積んで、宮城県南三陸町の避難所に向かったとのこと。「親を亡くしたにも関わらず、中学生らが一生懸命手伝ってくれ、帰り際には手を振って感謝されました。この仕事をしていて良かったと改めて思いつつ、いろいろな感情がこみ上げてきて涙を流しながら運転したことを覚えています」。被災現場での経験は、ガス事業者としての誇りにもつながっているようです。
LPガスや水素技術のトップリーダーとして、国内外で知られているイワタニ。今、注力しているのが地域支援です。「ガス警報器に情報ネットワーク機能を付加したIoT(アイオーティー)サービス「イワタニゲートウェイ」もスタートしました。お客様の声に耳を傾け、困りごとを解決できる企業が求められているのです」
イワタニ山陰ってこんな会社!《スタッフ座談会》
20~30歳代の若手社員が、支店や担当の垣根を越えて交流している「未来創造委員会」。
イワタニ山陰の明日を担うルーキーと中堅に、リアルな本音を聞いてみました。(敬称略)
(左から)
- 出雲支店営業課主任 山根真也さん(5年目)
- 松江支店営業課 木村知輝さん(2年目)
- 松江支店営業業務課 中澤有夏さん(1年目)
- 松江支店営業課 広瀬塁さん(1年目)
- 松江支店営業業務課 酒本耶子さん(1年目)
- 松江支店営業課 横田海吹さん(1年目)
― 資格取得に力を入れている会社と聞きました。
山根 2度の転職を経て3つ目の会社ですが、一番研修制度がしっかりしていると感じます。周囲にも豊富な知識を持つ方が多く、勉強になっています。
岸本 僕も異業種からの中途入社ですが、ガスから水道、リフォームなど幅広く資格を取れるのでキャリアアップできると考えています。既に、高圧ガス販売主任者第二種(販売二種)、設備士、高圧ガス製造保安責任者の資格を取得しました。試験のための通信教育費や講習費、受験費用などは会社がすべて負担してくれるので助かります。
広瀬 僕ら新入社員は入社約2カ月で保安業務員の資格を取り、現在は11月にある販売二種の試験に向けて勉強中です。
― 失敗したことはありますか。
打田 資格を取得し、先輩に付いて実務経験を積んだ後は独りで顧客宅に伺うことが多くなります。ガスの取り扱いは危険と隣り合わせ。以前には、ガス点検に出向いた飲食店で、少し前から業務用ボンベのコックが開いていたことに気付かずに火を付けてしまい、ボンッと燃えて前髪が焼けたことも。細心の注意が必要です。
落部 2人1組で顧客宅に出向いた時には、パートナーがベテランで、信用できる方だとしても作業内容をチェックするよう上司に言われています。1人の時には、第三者的視点が大事ですね。
植田 洗面台の取り換えを行った時に、取水栓が短かったせいか、現場が水浸しになったことがありました。確認作業の大切さを痛感しました。
岸本 工事課に確認しないまま、安易にお客様に工事日程をお知らせしたところ、スケジュールが込んでいて予定がずれ、クレームを受けたことがあります。ただ、謝罪に出向いてくれた上司が、お客様の話を丁寧に聞いた上で当方の事情を説明すると納得してくれました。その時の「誠意を見せるのが大事」という上司の言葉は今も大事にしています。
中澤 しっかりされている先輩方ですが、失敗を経て今の姿があるんですね。
(左から)
- 松江支店営業課係長 落部正之さん(7年目)
- 出雲支店営業課係長 打田昭伍さん(13年目)
- 米子支店営業業務課主任 田中三重子さん(7年目)
- 鳥取支店営業課主任 植田勇気さん(9年目)
- 米子支店営業課主任 岸本達也さん(4年目)
― ワークライフバランスは取れていますか。
打田 土日はきっちり休めるし、待機当番の時も代休を取れます。社長が「ライフラインを守る会社。つぶれることはない」と話していますが、安定していて給料も良い方だと思います。うちは子どもがまだ2歳と5歳なので、休日は一緒に遊ぶことが多いかな。
落部 うちも子どもと遊んだり、掃除をしたりしています。ガス関係はもちろん家電や水回りで不具合があれば、故障箇所はすぐわかり、簡単な場合は対応できるので家族に重宝されています。
山根 同僚からクラブをもらったのを機にゴルフを始め、社長とも何度かコースを回りました。ざっくばらんな人なので、オフでは社長という立場を忘れてお付き合いさせてもらっています(笑)
― 職場について教えてください。
広瀬 入社前は、ガスのイメージが強かったのですが、エアコンや洗面台などさまざまな業務に関われそうで楽しみです。今は、水や灯油の宅配を担当。最近お客様とも少しずつコミュニケーションを取れるようになりました。
酒本 先輩方がガスはもちろん、電気関係も即座に対応する様子を見て、すごい職場だなあと日々感じています。
田中 事務所でお客様の対応や請求書処理などを担当していますが、頻繁に新しい業務が加わってくるので、勉強になります。挑戦し続けている会社というイメージです。
木村 定期的に顧客宅を回るからか、いつの間にかお客様と仲良くなることも。クリスマスやバレンタインにケーキやチョコレートをくれる方もいます。
横田 地元に貢献したくて、大学卒業後Uターンしました。お客様から感謝の言葉をいただけた時はうれしいですね。
打田 今の社長とは、1対1の面談の機会もあるせいか親しみやすくて、仕事はもちろんプライベートの相談などもさせてもらっています。上下関係が厳し過ぎず、風通しの良い会社です。
岸本 未来創造委員会への参加で、普段会わない他支店の人と交流ができるほか、若手トップの営業マンの話も聞け、刺激を受けています。
求める人物像
●人とコミュニケーションをとるのが好きな明るい方
●チャレンジ精神旺盛な方
●さまざまな事に前向きに興味がある方
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0852-26-7771
採用直通 E-mail/iwatanisanin@group.iwatani.co.jp
公式サイトはコチラ
企業概要
業種 | 卸・小売業 |
---|---|
事業内容 | LPガスをメインとした生活総合サービス事業を目指す、エネルギー事業会社 |
創業 | 昭和39(1964)年6月 |
代表者 | 代表取締役 桑原 剛 |
社員数 | 91名(男68名 女23名) |
イワタニ山陰 株式会社
イワタニサンイン カブシキガイシャ
電 話:0852-26-7771(採用直通)
住 所:島根県松江市学園2-16-37 [MAP]
情 報:HP
sponsored by イワタニ山陰 株式会社
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
【あつきちの過去の記事一覧はこちら】
あつきちのInstagram