ちょっと待って!布団の衣替えで毛布・冬布団を使う前にやるべき3つのダニ対策
【冬支度】布団の衣替えで毛布・布団を使う前にやるべきこと!
おかたづけ“エバラPOINT”vol.51
みなさん、こんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
今夏の猛暑がウソのように、朝晩急に冷え込むようになりましたね。夜中に目が覚めて急きょ、毛布を引っ張り出した経験のある人も・・・。
衣替えの季節は、気温の変化で体調を崩しやすいだけでなく、実はダニのトラブルも多い時期。
それは久しぶりに出す毛布や、衣類が原因と言われています。
そんなトラブルを防ぐために、収納していた毛布・布団を使う前にやるべきポイントをお話します!
【冬のダニ対策.1】天日干しする
長い間、押し入れやクローゼットに収納してあった毛布には、湿気が溜まっています。なので、使う前に天日干しがオススメ。
天日干ししなくても使えないことはありませんが、乾燥状態にしておいた方がカラッと乾いて気持ち良く、イヤな匂いも取り除けますよ。
秋晴れの日差しの強い時間に2~3時間天日干しするのが◎。忙しくて時間のない方は、コインランドリーの乾燥機で乾燥させてみてください。
ダ二は約50℃以上のお湯で死滅し始め、60度以上で即死します。しっかりダニ対策するなら、毛布をしっかり乾燥させましょう!
【冬のダニ対策.2】できるなら洗いましょう
毛布を収納する時に洗う人がいますが、使う前に洗う人はほとんどいません。
毛布や布団は、商品により手洗い・洗濯できるものと、家庭での洗濯は不可のものがあります。洗濯表示を確認したうえで、洗えるものは洗ってから使うと安心ですよ。
ダニの死骸やフンは、水に溶ける性質があるため、洗濯するのがもっとも効果的!
【冬のダニ対策.3】枕の対処も大事!カバーやパットで対策を
汚れや湿気が溜まりやすく、ダニが繁殖しやすい場所、それが枕。実はダニのエサとなる皮脂やフケなどがいっぱい・・・。
ダニは気温22~28℃、湿度60%以上の環境を好みます。枕はこの条件を満たしやすく、ダニが繁殖しやすくななります。
洗濯できない枕であれば、枕カバーや枕パッドを付けましょう。また、タオルを敷いてこまめに洗うのもオススメ。
普段から朝起きたら、枕はなるべく窓の近くの日の当たる場所に置いておく習慣をつけるといいでしょう!
ダニのほかにも・・・
カビが生えることがある
毛布や布団は湿気を嫌いますが、しまい込んでいる間にどうしても湿気を含みがち。
押し入れやクローゼットに、そのような状態の毛布や布団をしまっておくと、イヤな匂いがしたりカビが生えたり。次のシーズンに使えなくなってします。
虫に食われている心配がある
毛布や布団の収納の仕方によっては、虫に食われてしまう場合があります。虫に食われると、穴があちこちに空き、中身が飛び出してしまうことも。
ダニそのものによる害だけでなく、ダニの死骸やフンなどが寝具に残ることで、アレルギーや喘息といった症状を引き起こす可能性もあります。
そうならないために、今回ご紹介したポイントを実践してみてはいかがでしょうか?
良質な眠りで、これからの寒~い季節も元気に!
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
【教えてエバラさんの過去記事一覧はこちら】
鳥取県【整理収納アドバイザー 江原朋美】(HP)
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