「株式会社 アイティープロデュース」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]
働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「株式会社 アイティープロデュース」ってどんな会社?
時代に合った企画提案力で リモートビジネスを全国展開
ニアショアで飛躍 RPA開発にも注力
今やITという言葉を耳にしない日はないくらい、コンピューターやインターネットなどの通信技術を活用したサービスは日常に浸透しています。一つの端末に多彩な機能を掲載するスマートフォンはもちろん、職場や学校、公共交通機関などありとあらゆる場所で、ITはなくてはならない存在。
そんなITを駆使し、時代に合った企画提案力で全国の企業の業務支援を行っているのが、「株式会社アイティープロデュース」。いち早く地方でのニアショア開発体制を構築し、コロナ禍を追い風に業績は飛躍的に拡大。全国どこからでも受注できるリモートビジネスを展開するリーディングカンパニーとして存在感を見せています。
東京のソフトウェア開発会社でプロジェクトマネジャーだった糸原賢二社長(57)が2007年に起業し、東京にオフィスを設置。前社で得た人脈を生かし、大手ベンダーの下請けという形で当時急速に普及が進み出していたインターネットバンキングのシステム構築や、損害保険会社や証券会社の業務支援システム構築など、金融業界をメインに徐々にシェアを拡大していきました。しかし当時からIT業界はエンジニアが不足しており、特に大手志向の強い若者の採用は難航。そんな折、企業誘致を呼び掛けたのが、糸原社長が生まれ育った島根県の溝口善兵衛知事(当時)でした。「島根は真面目な人が多いのに、若い人が働く場所が少ない点が気になっていました」。両者の思惑が合致する形で13年、出雲支店をオープンさせました。
当初から糸原社長の脳裏に浮かんでいたのが、首都圏にあふれている仕事を地方の企業で担う「ニアショア」。当時大手ベンダーはインドなどの海外企業にアウトソーシングする「オフショア」を行っていましたが、言語や文化の違いからトラブルになるケースも少なくありませんでした。知名度浸透や技術力向上を地道に進めながら、地元同業者の口利きでソフトウェア開発をメインに請け負い始め15年、チャンスを得て国内大手電気通信事業者の業務を受注。その後、コロナ禍で一気に各社のデジタル化が進むと、先駆的に取り組んでいた同社への依頼は相次いでいきました。近年は、パソコン上で行う操作を自動化するRPA開発サービスも提供。大手企業の通信システムテストなどの業務を通じて獲得した高い技術力が、他社が未対応な領域の知見を実現しました。
現在、松江と広島にも支店を置くほか、出雲開発センター、江津サテライトオフィスを設置。島根で働くスタッフはほぼ100%県内出身者です。本人の希望や担当する業務に応じて在宅勤務や出社などの働く形態を選べるほか、副業も自由。近隣の同業他社との合同IT実務研修や一年間のメンター制度など教育システムも充実しているため、未経験者の採用も少なくありません。業務の効率化を推し進めたことで、月の平均残業時間は7時間を下回り、離職率も極めて低いのだそう。「今後は大阪、名古屋、九州へも進出し、東京から西日本に向けたリモートビジネス会社として飛躍したい」と糸原社長。その言葉は夢ではなく、確実なビジョンです。
業界最先端でITの可能性を実感
小学生の頃からパソコンに親しみ、IT業界への就職を考えていた今川さん。東京の仕事を出雲でも受注できる点に魅力を感じ、門を叩きました。「就職活動当時はコロナ禍真っ只中。都会への憧れはありつつも、出向くことは考え辛く、当社はまさにもってこいの職場でした」。会社見学時に感じたアットホームな雰囲気も決め手の理由でした。
現在は6人のチームでシステム開発を担当。全国各地の自治体に導入されている滞納整理システムや、地元メーカーに依頼を受けた在庫管理システムなど数多くのアプリケーションを生み出しています。入社1年目には、RPA開発にも従事。人気コンテンツ管理システム「WordPress」のバージョンアップに伴うサーバー移行も経験。「新しいことにどんどん挑戦できて面白い。同年代の同僚が多く、和気あいあいとした中で業務を行える点も気に入っています。この業界にいると改めて、暮らしを豊かにするITの力、そして可能性の大きさを感じます」。
残業時間が長いイメージの強いIT業界だが、「大抵定時で帰っています」と今川さん。帰宅後はゲームや動画視聴でリラックスしています。
アプリケーション開発の仕事はパソコンに向かう時間が長くなる一方、集中力が途切れた時に行う仲間とのコミュニケーションがいい息抜きに。「年が近いスタッフが多いこともあり、話しやすい雰囲気。適度な休憩を入れることで仕事も進みます」。
異業種から転身。充実した研修でSEスキルを獲得
島根県内3拠点で働く約50人のうち、3割が在宅ワークを選択。松江市在住の犬山さんもその一人です。「自宅の方が業務に集中できるし、往復1時間半の通勤時間をカットできるのも大きなメリットです」。月に1週間程度は出雲まで出勤し、同僚とコミュニケーションを取ったり、各種情報収集を行ったりしています。
自動車保険商品を紹介するウェブシステムや博物館の展示品を閲覧できるサイトなどのアプリケーション開発に携わってきたほか、既存システムに新たな機能を追加するカスタムアプリケーションも担当。顧客からトラブルの相談があれば原因を調べ、システム上で対応するのも業務の一つです。「まだまだ技術的に未熟。SEとしてのスキルをもっと上げていきたい」。
入社したのは出雲支店が軌道に乗り始めた頃。設備工事会社の現場監督からの転身でした。新入社員と一緒に研修を受け、情報処理の基礎からプログラミングやチーム開発などを学習。「高専時代に少しかじっていたとはいえブランクが長く、最新の知識と技術を丁寧に教えてもらえたのでスムーズに業務をスタートできました」。
出雲支社は出雲市駅前の便利な立地にあります。基本的に勤務スタイルは自由。勤務地や業務内容、ライフスタイルなどによっても傾向が異なりますが、全社員中約43%が犬山さんのような在宅ワークを選択しています。副業可能で、社員の服装も規定がないなど、自由度が高いのも魅力です。
夢見たIT業界での就職を故郷で実現
高校卒業を控え、以前から興味のあったIT関連の仕事を地元江津で探したものの該当する企業はなく、関西で就職した佐々木さん。東京でテストエンジニアとして経験を積んだのち、帰郷した佐々木さんの耳に飛び込んできたのが、江津に初めてIT企業の拠点ができるというニュースでした。「大切な家族のそばで、しかも念願の仕事をできるなんて。数年前には想像できませんでした」
オープニングスタッフとして入社し、江津市内の製造業から受注したRPA案件に参画。「IT企業への就職を夢見ていたとはいえ、恥ずかしながら使ったことはもちろん、聞いたこともないシステム。実績のある出雲支社の先輩方に聞きながら、基礎から学んで形にし、納品できた時の喜びは想像以上でした」。
入社当初は、オフィスに通勤することが多かったものの、最近は在宅ワークを導入しつつあります。「自宅からは車で5分。でも家の方が集中できる感じなので、業務内容によってはシフトしてもいいかな、と思案中です」。佐々木さんの就職を知り、旧知の先輩や友人から仕事を受けることも増えたといいます。「僕を育ててくれた地域に恩返しできれば」。
江津市内初のIT企業拠点となる江津サテライトオフィス。当初のスタッフは佐々木さん含め2人でしたが、地元企業などからの受注が伸び、現在は4人が在籍。今も野球チームに所属する佐々木さん。少年野球時代の監督が経営する会社からも仕事を請け負っています。
採用担当者からあなたへ
当社はプログラミングなどの技術を用いて、お客様の業務を効率化する会社です。ITの専門職ですが、入社後に3か月間の研修を用意しているので、ITが好き、という人ならどなたでも歓迎です。転勤はなく在宅勤務や副業もOKなので、プライベートも充実させたい人には向いている会社です。
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0853-25-8105
採用直通 E-mail/saiyo_izumo@it-prod.co.jp
公式サイトはコチラ
企業概要
事業内容 | ソフトウェアの受託開発 |
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創業 | 平成19(2007)年4月3日 |
代表者 | 代表取締役 糸原 賢二 |
社員数 | 93名(男72名 女21名) |
株式会社 アイティープロデュース
カブシキガイシャ アイティープロデュース
電 話:0853-25-8105(採用直通)
住 所:東京都台東区上野1-13-4 エスペランサ湯島9階 [MAP]
情 報:HP
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この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。