「サンべ電気」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]

編集部にっかんくん
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働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」

みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

「サンべ電気」ってどんな会社?

快適な生活環境を創造する電気工事のプロフェッショナル

高い技術力と人間力で顧客の信頼度を獲得

電気による灯りが街を初めて照らしたのは、今から約140年前の東京・銀座。その後、発電所と送電システムが整えられ、家庭への電気供給は1887年にスタートしました。

今や電気がなければ、家庭はもちろん、職場や学校、交通など、あらゆる場面で日常は瞬く間に滞り、利便性が失われるだけでなく、生命をも脅かす事態になりかねません。そんな必要不可欠な電気を、人々の暮らしに届ける仕事を担っているのが「サンベ電気株式会社」です。

脱炭素化社会に向けた再生可能エネルギー事業やオール電化住宅の増加、スマートハウスや電気自動車の普及など、昨今一層電気工事の需要は高まっています。「電気需要は今後も増えていく。私たちには新たなニーズへの対応力が求められている」と安達亨社長(53)。業界に吹く追い風を地域に還元できるよう、社員らは町中を走り回っています。

資格取得を手厚く支援

安達社長の祖父が1971年、社名にもなっている大田市三瓶町にて創業。50周年を迎えた2021年9月、Uターンして35歳から家業に携わっていた安達社長が5代目を継ぎました。名刺には、代表取締役社長という肩書きとともに、1級電気工事施工管理技士とも記されています。「電気屋は、資格を取って技術を磨いていくもの。社員に発破かける時に社長が持っていなければ示しになりませんからね」。従業員の資格保有率は業界内でも際立って高く、電気工事のエキスパートとも言える第一種電気工事士が事務職を含めた全従業員の約65%もおり、さらに難易度の高い1級電気工事施工管理士も29人在籍しています。

高い取得率を支えているのが、会社の手厚いバックアップです。資格取得に向けた講習会や受験時の費用や交通費、宿泊費なども会社が負担。一部の資格に対しては、挑戦回数に応じて合格時に報奨金が出るほか、資格保有者が現場代理人を務めた際には毎月手当を支給しており、社員のやる気を後押ししています。資格は本人のスキルアップにつながるだけでなく、それを支援する会社の姿勢を伝え、顧客の信頼度を上げることにも役立っているのです。

6営業所を拠点にシェア拡大

本社を松江に移転した94年以降、営業エリアを徐々に拡大し、業績は右肩上がりに。島根県内にある6つの営業所を拠点に、家庭向け電気工事から病院や大型店舗、公共施設などの電気設備の新設・改修、点検整備などを担っています。企業の環境意識の高まりを背景に、近年は工場や事業所の屋根などに太陽光パネルを設置する施工事業が増加。敷地内にEV充電施設を取り付けたいというディーラーの依頼も少なくありません。

技術力向上とともに、安達社長が注力するのが、社員の人間力育成。朝礼で、「仕事は創れ 頭は常に全回転 調和と協調を忘れるな」といった社是や経営理念などを唱和するほか、挨拶や返事などの実習を行い、会社の方向性を確認するとともに、人としての心の持ち方を培っています。

「当初は嫌々口にしていた社員も、次第に言葉や態度がはきはきとしてきて、お客様や地域のために自発的に動けるようになってきました」と安達社長。社有車や工具箱の中は常に整理整頓され、顧客への対応もスピーディーで清々しく、「お客様から褒めていただくことが多いんです」と社員を誇らしげに紹介。毎週水曜には朝礼前の約30分間、各営業所周辺の清掃活動を実施。地元住民から感謝されるだけでなく、登校途中の小学生が大きな声であいさつを返すことも増えた。「本業だけでなく、いろんな形で地域の役に立てるなら何より。そんな日々の繰り返しが自然と社員の意識も変え、いいことづくしです」。

客観的な人事考課制度

社員のモチベーション維持には、公正で的確な人事評価も不可欠です。今秋、上司の個人的感情に左右されがちだった従来の人事考課制度を見直し、会社が明示した各人の役割に対し、成果を出した人をいろんな視点で評価できるシステムを作成。「せっかくサンベ電気に入社してもらったんだから、自身の成長を実感できる働きがいのある会社にしていかないと申し訳ない。自分の仕事や会社を誇りに思っていれば、お客様に対し喜んで作業ができ、いいサービスを提供できます。それは自身にもフィードバックされ、プライベートの充実にもつながるでしょう。社員が、自分たちの子どもにも自慢できる会社でありたいと思っています」。50周年記念事業の一つとして、一昨年には出雲、安来両営業所を新設。今後、さらなるエリア拡大も視野に入れています。

ラジオなどで流れるオリジナルCMソングが地域に浸透し、子どもたちにまで知名度が拡大。暮らしに欠かせない電気工事のプロフェッショナルの存在感は益々高まっています。

目に見えない電気を操る技術力

一般住宅や店舗などの電気設備の新設・改修を担当した大島さん。特に技術力や経験を問われるのが、不具合が生じている場合の対応です。台風や大雨の時には相談の電話が相次ぐといいます。「たとえば、お客様から『照明器具が点かなくなった』と言われても、原因は消耗品の寿命だったり、配線の異常だったりさまざま。丁寧にヒアリングし、可能性を探っていくことで原因を突き止めていきます」。苦労を経て無事解決した際の顧客からの感謝の声は、一番の励みになるのだとか。

隠岐・知夫村に新設される水産加工場の工事で約3か月間、当社からは一人離島に渡ったことも。電気工事の責任者として、図面の作成や資材調達、スケジュール管理などを担いました。「松江だとすぐに入手できる資材などが、離島では想像以上に時間や手間がかかって。先を見通す力や段取り力が養われた気がします」。

電気は目に見えず、匂いもないため、転がってくる巨岩から身をよけてかわすようなこともできません。「安全配慮は必須。感電しないようしっかり確認しています」。現在、電気工事施工管理士1級を目指し、勉強に励んでいます。

笑い声が飛び交う和やかな現場

米子工業で電気を学んでいた菊島さん。松江の会社に興味を抱いたのは、当社に就職した先輩からのメッセージだったといいます。「学校の先生が、就職して数か月経った頃に卒業生からヒアリングしたものが残されていて。『サンベ電気は人間関係がいい』というコメントに惹かれました」。先輩の言葉通り、現場では笑い声が飛び交い、年齢や経験に関係なく接し合う和やかな雰囲気が漂っています。「40分かけて通勤する価値ありです(笑)」。

今携わっている現場は、松江市内の8階建ての大規模マンション。「コンセントの位置が1センチずれても指摘される厳しい現場。水平器がわずかに斜めになっていても反応するので神経を遣います」。地道な努力と積み重ねが技術力を培っていくに違いありません。

工務店を経営する父の勧めもあって、電気を学んできました。「建築業界では、電気や水道などの設備屋さんって評価されにくいのが現状。でも今の世の中、電気がなかったら生活できません。まだまだ自分一人でできる作業には限界がありますが、必要不可欠なエネルギーのエキスパートとして、地域に貢献できる存在になりたい」。

新たな福利厚生制度導入に奔走

西日本を中心に幅広く店舗を展開する、年間売上高100億円超の小売業者から転職した天野さん。「転勤が多いのがネックでした。30歳を前に将来を考え、自分にとっては地元密着型の会社で働く方が合っている気がしました」。前職で少し携わった総務関係の業務にも関心があり、福利厚生の充実を図ろうとしていた会社の思惑と合致しました。

入社直後から社長の命を受け、「職場積立NISA」や「三大疾病保険」の導入、退職金規定の見直しを実現するため、複数の保険会社から見積もりを取って保障内容を比較したり、県内外のさまざまな規模の企業の退職金平均金額を調べたり、と奔走する日々が続きました。「初めて挑戦することばかりで大変でしたが、知識は無茶苦茶つきました。社員にとってはいい制度に仕上がったと思います」。

年に一度実施する1泊2日の社員研修や、採用業務なども担当。入社2年目にして早くも会社になくてはならない存在になりつつあります。「AIの活用なども含め事務の効率化を考えつつ、より中身のある福利厚生の提案にも挑み、誰からも相談されやすい“窓口”を目指したい」。今年中には結婚予定。公私ともに充実した日々を送っています。

退職後も視野に入れた充実した福利厚生制度

サンベ電気の福利厚生は社員の退職後も視野に入れており、他に類のない充実ぶりを見せます。その一つが、「職場積立NISA」。職場を通じてNISAを利用した資産形成が行えるもので、口座を開設した社員には、本人の投資額に関係なく会社が毎月1000円の積み立て費用を負担してくれます。「人生100年時代。金額的には不足かもしれませんが、社員が資産形成を考えるきっかけになれば」と導入の意図を語ります。定年を65歳から70歳に引き上げ、75歳までは継続雇用も可能に。退職金は長年働いた人を労る形に上方修正しました。

社員の健康面にも気を配ります。きっかけは現役の営業所長ががんで亡くなったことでした。日本では2人に1人ががんに罹患すると言われており、治療費など経済的な面でも本人や家族の不安は大きいもの。そこで全社員に、三大疾病に対応した保険に加入してもらい、在職中は保険料をすべて会社が負担する制度を新設。長年、健康経営優良法人に認定されるなど、社員やその家族の健康を第一に考えてきた安達社長は「大切な社員にはまず健康であってほしい。でも、もしもの時も支えられるような会社でありたいのです」と語ります。

会社の強みをたずねると、「社員の人の良さ」と即答する安達社長。そんな社員を思う気持ちが、充実した福利厚生に表れています。大転職時代の到来と言われる昨今、離職率の低さを誇るサンベ電気。会社と社員との信頼関係の深さが伺い知れます。

採用担当者からあなたへ

我社は、創業者の生誕の地である大田市三瓶町にて創業しました。建設業の新3Kに+K(格好良さ)を付け加え、電気工事業を通じ地域の皆さんが元気になるように地域づくりの貢献に努めています。変化に立ち向かい、挑戦を諦めず、会社とともに成長できる方、そんなあなたをお待ちしています!

【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0852-27-1008
採用直通 E-mail/sentou@sanbe-denki.co.jp

公式サイトはコチラ

企業概要

事業内容 一般家庭向け電気工事、商業施設電気工事、エアコン取付工事、太陽光発電設置工事 他
創業 昭和46(1971)年7月29日
代表者 代表取締役 安達 亨
社員数 64名(男52名 女12名)

サンべ電気 株式会社

サンべデンキカブシキガイシャ
電 話:0852-27-1008(採用直通)
住 所:島根県松江市西津田10-13-36 [MAP]
情 報:HP Instagram

sponsored by サンべ電気 株式会社

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山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。

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