みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい！！”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう！という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ！新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

都市ガス（天然ガス）を供給する「鳥取瓦斯（がす）株式会社」と、LPガスを供給する「鳥取瓦斯（がす）産業株式会社」は、創業100年の2018年を機に、提供するブランド、サービスを「enetоpia（エネトピア）」へ一新し、次の100年へ向けて走り始めています。エネトピアとは、エネルギーとユートピア（理想郷）を組み合わせた造語で、エネルギーの創出と循環を目指し、環境にやさしいエネルギー供給の多様化で、人と地域を元気にしたいという想いがこめられています。

エネトピアグループは、ガスをはじめ電気、通信といったインフラ事業から、暮らしをサポートする宅配水、住宅リフォームなど、さまざまな付加価値の高いサービスを提供しています。グループ代表の児嶋太一社長は、東日本大震災後の2011年、鳥取瓦斯・鳥取瓦斯産業の代表取締役に就任。震災を契機に、集中型エネルギーシステムの脆もろさが顕在化する中、いち早く再生可能エネルギーを活用した「分散型エネルギーシステム」の構築を目指しました。

2016年の電力小売全面自由化に先がけ、15年には鳥取市と共に新電力会社の「株式会社とっとり市民電力」を設立。鳥取市内各所に大規模太陽光発電所、バイオマス発電所を設立し、翌年から再生可能エネルギー由来の電力供給をスタート。地域で創生した再エネ由来の電気は、とっとり市民電力を通じ、鳥取市の施設、小・中学校をはじめ、「エネトピアでんき」として一般家庭、事業所に届けられ、今では地域から調達される再エネ電力が５割に達し、電力の地産地消を着実に実現しています。

また、2023年２月には、ガス事業のLPガスで新たに「カーボンニュートラルLPガス」の供給を開始。カーボンニュートラルガスとは、LPガスの採掘から燃焼工程で発生する温室効果ガス（CО2）を、世界各国での環境保全プロジェクトにより創出されたCО2クレジットで相殺し、LPガス使用によるCО2排出を実質ゼロにすることができます。二酸化炭素（CО2）削減の潮流が高まる中、エネトピアグループでは、再生可能エネルギーをはじめ環境負荷軽減に向けた活動を推進し、日本が目指す2050年のカーボンニュートラル社会の実現に貢献すると共に、エネルギー事業者として安定供給とレベルアップを図り、地域のトップランナーであり続けています。

「世界情勢や時代の変化から、省エネ、二酸化炭素削減など、エネルギー需要者（お客様）の意識も変わってきています。私たち事業者も、ガス・電気など生活に欠かせないエネルギーの安定供給だけでなく、今まで無かったアプローチや技術、取り組みに挑戦し成長しなければ、真にお客様、地域に貢献できる企業として生き残れないと思います」と話す児嶋社長。

2020年７月には、山陰地域のLPガスシェア拡大とエネトピアブランドの浸透を目指し、初めて島根県へ進出。松江市玉湯町に「エネトピア松江」を開設し、出雲、大東、安来エリアで、LPガス、エネトピアでんきを中心にサービスを展開しています。新電力会社設立、2016年からサービスを開始したインターネット高速通信「エネトピアひかり」など事業領域を拡げ、サービスエリアを拡大するエネトピアグループ。「これからも、お客様の暮らしに無くてはならない企業グループであることを目指し、進取の取り組みにチャレンジしていきたい」と児嶋社長。社員たちも、安心・安全なエネルギー供給を通し地域に貢献というやりがいを胸に、意欲的に業務に打ち込んでいます。

鳥取瓦斯と鳥取瓦斯産業は、取り扱うガスが異なるため別法人になっていますが、社員の待遇、福利厚生、人事制度、教育などはすべて同一。それぞれの会社に配属されると、人材育成を目的とした「ジョブローテーション制」により、さまざまな業務で経験を積み、スキルアップを図ることができます。

ガスエネルギーという危険物を取り扱い、お客様の安全を守るためには、技術力が不可欠。そのためОJT、メーカー研修、eラーニングなどの教育をはじめ、ガス主任技術者をベースに業務に必要な資格取得を全額支援。中間層の社員にポイントをおいた人事評価制度で、社員の成長を支えています。

鳥取瓦斯産業リビング本部の圓城寺（えんじょうじ）正儀さん（47）は、入社17年目のベテラン社員。現在、2018年に移転開設した「エネトピア倉吉」の主任を務め、メーター・ガス器具の点検から営業、メンテナンス対応までマルチに活動しています。

鳥取市出身の圓城寺さんは、30歳で大阪からUターン。中途で鳥取瓦斯に入社し、工務店、設備会社への営業を10年経験しました。「入社５〜６年目から、もっとエンドユーザーと接点を持ちたいと思うようになりました」。６年前に、鳥取瓦斯産業・旧倉吉営業所へ出向。その後異動した米子営業所の４年間では、エネトピア松江のオープンを目指し、松江・出雲まで営業に足を延ばしました。「鳥取、倉吉、米子でさまざまな業務を経験し、技術も習得。失敗やお客様とのふれあいから学んだこともたくさんあります。今後はそれらを社内で共有し、後進の育成に貢献したい」。

鳥取瓦斯・小売供給保安グループ製造チームの宮脇佑妃（ゆうひ）さん（23）は2023年入社。タンクローリーで運ばれてくる都市ガスの原料の天然ガス（LNG）を貯蔵、製造工程を担当しています。「鳥取瓦斯は、社会インフラを支える歴史ある企業。どんなアプローチでエンドユーザーと関わっているのか知りたいと思い、最初は営業希望でした。でも、製造部門に配属されて良かったです。ガス供給の大元を知ることができ、視野が広がりました」。今は製造の業務をしっかり身につけ、ガス主任技術者資格取得（乙種）に向けて奮闘中。30歳を一つの区切りに、業務・知識を貪欲に吸収したいと願っています。

宮脇さんと同じく鳥取瓦斯の平木創大（ひらぎそうた）さん（22）は、都市ガスのガス管工事の設計・施工管理や定期的な点検、維持管理を行う導管保安グループに配属されました。「鳥取市内で、ガス管が埋設されている近くで水道、道路の拡張、住宅の撤去などの工事があると、「施工立会（りっかい）」といって工事に立ち会います」と教えてくれた。「ОJTが明けてからは一人で出動しますが、困った時は、すぐ先輩や上司に相談するようにしています。ガスだけでなく、水道、電気など他の知識も必要な仕事なので、学びがいがあります」。

平木さんは鳥取市生まれ。関西の大学に進学したが、就職は大好きな鳥取一択でした。自分が好きな町のライフラインを支える仕事に、誇りをもって取り組んでいます。

鳥取瓦斯産業・ビジネス推進グループの中野大成さん（23）は、2023年入社。ビジネス営業チームで、工務店や住宅メーカーに向け、ガス機器、給湯器などを販売しています。「入社前は、体育会のような“タテ社会”をイメージして身構えていたのですが、そんなことはありませんでした。先輩、上司共に温かく受け入れてくれ、自然と打ち解けられましたね」。

仕事では定期的に取引先を訪問したり、ショールーム「エネトピアプラザ」に工務店を招き、最新のガス器具や電化商材の勉強会を開催したりしています。「高校時代、硬式野球部で地域の皆さんの応援や支援がありがたかった。今度は自分がこの仕事を通し、地域の人たちを支えたいと思います」。

当グループは、総合エネルギー企業としてお客様の生活を多方面から支えることができるのが強みです。地域の皆様の暮らしを豊かにするため、私たちと一緒にチャレンジしていきましょう！！素直な考え方のできる方、コミュニケーション能力の高い方、失敗を恐れず挑戦する方を求めています。

エネトピアグループ
鳥取瓦斯 株式会社
鳥取瓦斯産業 株式会社

エネトピアグループ
トットリガス カブシキガイシャ
トットリガスサンギョウカブシキガイシャ
電 話：0857-28-8813（採用直通）
住 所：鳥取県鳥取市五反田町６ [MAP]
情 報：HP　

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