「株式会社 フーズマーケットホック」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]
働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「株式会社 フーズマーケットホック」ってどんな会社?
食を通じて美と健康を届け 地域の彩りある暮らしに貢献する
商品力を強化。山陰で一番、買い物が楽しいスーパーへ
生鮮食品から惣菜、日用品まで幅広い商品を揃えて私達の暮らしを支えるスーパーマーケット。24時間営業のコンビニエンスストアや、医薬品や化粧品に加えて安価な食料品も扱うドラッグストアの台頭で、業態を超えた競争が激化する中、「株式会社フーズマーケットホック」が目指すのが、「山陰で一番買い物が楽しいスーパー」。
「オーバーストアの状況下、特徴を打ち出せなければ生き残れない。ホックに行けばワクワクする。楽しくなる。そんな店舗を作ります」と宣言する澁谷仁志社長(49)。昨年の社長就任以来、新たな売り場づくりや商品開発に注力し、売り上げも上昇しています。「コロナ禍を経て、コミュニケーションツールとしての食が見直されています。笑顔あふれる食卓に貢献したい」。
「買い物が楽しいスーパー」の実現に向け、最も力を入れているのが「商品力」。バイヤーが担っていた商品開発に、一般社員やパートにも参加してもらい、より幅広い目線で顧客ニーズをとらえた商品づくりに挑んでいます。月に一度のバイヤーアシスタント会議には、各部門から計約30人が集い、試作品を試食しながら意見交換。「大事にしているのはメリハリ。大きさや値段、季節感や地域性などを特徴付けつつ、美味しくて楽しめるものを考えています」と澁谷社長。商品化されたものの中には、3人前の天丼や大きなメンチカツとコロッケが載った丼など目を見張るアイテムも。「もちろんスーパーなので利益率や作業効率も考える必要がありますが、商品開発に携わることは社員やパートさんのモチベーションアップにもつながっているようです」。
高需要の寿司やベーカリーなどの即食部門に一層注力するとともに、お客様目線でのこまめな鮮度チェックも改めて強化しています。ワクワク感の創出には、仕掛けも必要。コロナ禍で自粛していた試食販売やイベントを次々と復活させました。ドラム缶にわらを入れ、カツオのたたきを店頭で実演販売したり、子どもを対象にした店長とのじゃんけん大会を行ったりなど、各店舗で工夫を凝らしています。
新しいことに挑戦する社風は、今に始まったことではありません。戦後間もない1949年の設立以来、山陰両県でスーパーマーケットチェーンを展開。70年代後半には、全国的にも珍しかったワンストップ型店舗を開設。野菜は八百屋、肉は精肉店で買うのが当たり前だった時代に、一つの店舗空間にあらゆる商品が揃い、さらにレストランまで併設された店舗は画期的でした。
全国中小スーパーのボランタリーチェーンに加盟し、従業員が各店舗をリアルタイムで確認できるライブカメラの導入や、国内外の先進地に社員を定期的に派遣するなど新しいものを貪欲に取り入れてきた「ホック」。20年には「マルマン」と一緒になり、店舗数が19に拡大、市場シェアも一気に拡大しました。
地域に密着するスーパーマーケットとして、プライベートブランド(PB)商品やローカルブランド(LB)商品の開発にも積極的です。地元うなぎ店とコラボして作った「うなぎのたれ」は好評。おでん店と共同でレトルト商品を開発したり、通常より硬めの豆腐を豆腐職人と考えたりと、地域を巻き込んだ食の魅力発信にも力を入れています。「スーパーから食文化を育てることもできると思っています」と熱い想いを語ります。
今年、3年ぶりに社員向けの海外研修が復活。都市部のスーパーでの研修や工場や生産地見学なども推し進めます。「視野を広げ、いろんなことに挑戦してほしい。失敗していいんです。野球と一緒。3割打てたら十分なんだから」と、元球児ならではのメッセージを送ります。
リニューアル店舗で、売り上げアップを実現
入社10年ながら、店長就任は早くも4店舗目。人気の海鮮寿司と惣菜の売り場面積を広げ、ベーカリーを新設した今夏改装のモデル店では、PB商品の強化に力を入れました。「食品の値上がりが続き、お客様はディスカウントに目が行きがちです。そこで、お客様の動線や視線を意識した場所にPB商品の“シマ”を作り、定番商品に埋もれがちだった低価格商品にスポットが当たるよう工夫しました」。バイヤーやパートと協力しての取り組みは功を奏し、オープン直後から売り上げをアップしてリピーターも獲得。「ややマンネリ化してきたので、季節やイベントに合わせ、商品やレイアウトを変えるなど工夫するつもりです」。
店は全国から観光客が訪れる出雲大社に近く、地域住民以外の客層へのアプローチも行っています。地元特産品のラインナップを増やし、目に付きやすいカウンター近くに並べました。「県外の人から見ても魅力あるスーパーにしたいし、地元の人も地域の味を再発見してもらえるきっかけになれば」。
アルバイトを機にスーパーの面白さを知ったという藤原さん。「商品開発や仕入れなどにも挑みたい」と意欲にあふれています。
今年6月に全面改装した大社浜山店。従来から根強い人気を誇る海鮮寿司は売り場を2倍に拡大し、地元大社漁港直送の鮮魚を使った品々を堪能できます。ベーカリーを新設し、幅広い品揃えのグロサリーも好評。藤原店長の下、順調な売れ行きを見せています。
提案したメニューが商品化、全店舗で展開
大学卒業後に新卒で入って以来20年間、一貫して惣菜部門を担当。酷暑に襲われた今夏は、揚げ物の売り上げが大きく伸びました。「共働きや単身世帯が増える中、惣菜の需要は高まっていると感じます。お客様に頼られる美味しい品々を提供できれば」。妻も同じ会社で勤務。互いに休みをずらしながら協力して育児や家事を担っている松本さんの言葉には実感がこもります。
風通しが良い社内では、一社員の意見が商品化につながることも少なくありません。東京出張時に他店で見た惣菜をヒントに、人気の自家製卵焼きと焼き鳥を組み合わせ、弁当にした「焼き鳥&卵焼き重」をバイヤーに提案。好評のため、在籍していた店舗から全店舗での展開が決まり、想定外の数字を上げました。「単品で人気のメニューを組み合わせたため作業効率も良く、お客様からも喜ばれました」。リニューアルした店舗では、弁当や鉄板メニュー、鶏肉使用の惣菜シリーズ「鳥徹」などに注力。発注業務のほか若手教育も担っています。「失敗しても新たな挑戦ができる社風。パートさんらとのチームワークで、いい商品、売り場を目指します」。
単身や共働き世帯の増加などで需要が伸びる惣菜。鉄板コーナーの新設を受けてラインナップも増え、週末には大容量のファミリーパックが人気とのこと。から揚げなどの定番に加え、季節感のある新商品も続々と登場しており、若い客層も増えています。
若手が意欲的に挑戦できる職場
スーパーで最も高い売り上げを誇り、店舗入り口に売り場を構える青果。将来の店長候補として、売り場づくりや発注業務を担う一瀬さんは、「同じ商品でも見せ方一つで売れ行きが変わる。大変だけど面白い」と目を輝かせます。
数字が伸びなかった高級ブドウが、小分けにして陳列場所を変えたところ、グッと売れ出したとのこと。値段が高くても、カット野菜の方が売れる店もあると言い、「お客様のニーズに合わせたリアルタイムな店づくりが大事です」ち語ります。
一方、新設ベーカリーで朝6時からパンを焼く細田さんは、今夏からチーフとなり、売り上げ目標に合わせた販売計画や発注なども任されています。「広告掲載や人気の品から焼き上げ、売れ行きが伸びるランチタイム前には陳列できるよう意識しています」。1年前からバイヤーアシスタント会議に出席し、自らも商品を提案。カレー味のチキンを挟んだハンバーガーは夏季限定で商品化されました。今後は、近隣のパン屋で販売が少ないサンドイッチにも挑み、定番化を図りたいと語ります。
2人とも20歳代半ば。挑戦を促す社風では、年齢も学歴も関係なく、各自の個性が生かされています。
動画で見る「株式会社 フーズマーケットホック」
採用担当者からあなたへ
当社は美と健康をテーマに、日々地域のお客様により安心安全でおいしいものを提供できるように挑戦を続けています!そのため食に興味があり、おいしいものや好きなものにこだわりのある方と一緒に様々なアイデアを実現していきたいと考えています。ぜひ一緒に地域の食を支えてみませんか?
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企業概要
事業内容 | 総合食料品スーパーマーケットのチェーン展開 |
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創業 | 昭和24(1949)年10月 |
代表者 | 代表取締役社長 澁谷 仁志 |
社員数 | 1095名(男324名 女771名) |
株式会社 フーズマーケットホック
カブシキガイシャ フーズマーケットホック
電 話:0854-28-8340(採用直通)
住 所:島根県安来市赤江町1448-1 [MAP]
情 報:HP
sponsored by 株式会社 フーズマーケットホック
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この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。