「藤井基礎設計事務所」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]
働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「藤井基礎設計事務所」ってどんな会社?
会社は「共に創る歓び」を分ち合う場 「社員の創意工夫」が高い技術の原点
土と基礎に根ざす設計 土木技術を核に地域開発
道路や宅地を造る時は、山を掘削する場所や土を盛る場所が安全かどうかを調べることが大切です。橋や港の防波堤の重さを、地盤が支えられるかを調べ、安全となる方法を考えます。「株式会社藤井基礎設計事務所」(以下、藤井基礎)は、土木施設を作るための測量・調査・設計、完成後の維持管理を行う建設コンサルタント。創業は1974年。創設者で現・相談役の藤井三千勇(みちお)氏は、土木の基本は”土”にあると考え、一貫して土と基礎にこだわり、事業や研究活動を行ってきました。その思いは、現藤井俊逸社長にも受け継がれています。
社名に掲げる通り、土と地盤の成り立ちを熟知した基礎設計力が強み。入念な地盤調査で地盤の特性を捉え、地滑りや土石流、斜面崩落、落石など、施設の工事中や完成後に起こりうる問題を解決し、安全な施設づくりにつなげています。土砂崩れなど災害が起こった時は素早く対応。応急対応、調査・測量・設計を行い早期復旧に貢献しています。
コンサルタントは、設計までが仕事で施工は工事会社が行うものの、藤井基礎では工事中の安全管理も大切な仕事と考えています。85年には、関連会社の株式会社シンク・フジイを設立し、土砂災害時の無線通信よる安全管理システム、地盤監視警報システムなど、現場の声から生まれた装置を開発・販売。また、これまでの災害対応時の経験の積み重ねをもとに、地域住民を対象に防災学習会を開催しています。
「山は自然の営みとして浸食を繰り返し、その山が崩れて出来た土地に、人が住む。人が住むから〝災害〟と呼ばれます。防災とは、今自分が住む土地の成り立ちを理解し、子どもや孫の時代に備えて逃げる仕組みを作ることなのです」と話すのは、藤井俊逸社長。藤井社長は、名古屋工業大学院土木工学科卒業後、そのまま藤井基礎に入社。早くから、島根の現場に即した土木技術を磨きたいと願っていました。
90年には、土木技術の役割や魅力、災害の現象などをわかりやすく説明するために、手作りの『ドボク模型実験』を開発。ホームセンター等で手に入る身近なパーツを組み合わせて作られており、見る人の親近感を呼び理解力も増します。「当社には、必要なものは作ろうという哲学があります」。土木技術を生かした地域開発事業では、隠岐の島町で間伐材からプラスチックを創る事業を推進するなど、足元(地盤)から島根の活性化を目指しています。
ドローンや3Dプリンターを駆使 自分の持つ技術で地域に貢献できる
大学では生物地球学を専攻した永海さん。卒業後は出身地・松江の建設系コンサルタントで働きたいと願い、合同説明会で藤井基礎設計と出合いました。「土と基礎に関する設計だけでなく、地域振興を目的に隠岐の島町でバイオマス事業を行うなど、同業他社よりもコアな事業・研究をしていると感じ、応募しました」。
社内では、“島根の地質屋“と称される専門性の高い技術力を強みに生き生きと仕事をする先輩や上司に囲まれ、刺激を受けたといいます。新技術を積極的に取り入れる社長がドローンを購入した時は、大学の研究室でドローンに触れた経験から、操作担当者に立候補。2020年には、開発部門のシンク・フジイへの転籍を叶え、災害対応時の被害状況の確認、写真測量、データ解析など、社内でいち早く情報共有するため現場を飛び回っています。
年一度の夏季研修会では、ドローンと3Dプリンターの業務を、失敗談も含めて論文発表。社内外で公開されるため、外部から問い合わせが入った時はうれしかったといいます。「自分の一番の強みとして、自信をもって仕事ができていると実感していますが、まだまだレベルアップを目指します」。
山に入って調査することが多い日々 新しい発見がたくさんあって楽しい
学生の頃から模型作りや製図を描くのが得意だった寺本さん。将来は設計の仕事を志望していました。入社のきっかけは、高校2年生の時、『ドボク模型実験』を使った防災学習を受けたこと。「藤井基礎は、災害模型を他にはないオリジナルで作っていて、わかりやすくて面白いと思いました。土木の設計をしてみたいと思い、入社を決めました」。
2年目の今は、経験10年クラスの先輩社員に付いて、地すべり、落石、法面崩落現場の調査に行っています。「毎回新しい発見がたくさんあって、楽しいです」と寺本さん。社内では、計画書や報告書の作成、図面の修正などを担当しており、頼まれる業務も少しずつ増えてきました。資料が上手く作成できた時、協議会や住民説明会で制作した模型実験がちゃんと動き、「わかりやすかった」「理解できた」と言葉をもらうと、やりがいを感じているのだそう。
これからの目標は、技術士の資格を取ること。「先輩社員から、女性は出産などでキャリアが止まる時期があるから、何か資格を取っておくと良いとアドバイスしてもらいました。今、コツコツ勉強中です」。優しく温かい先輩・上司に囲まれて日々成長中です。
採用担当者からあなたへ
藤井基礎設計事務所はこんな人と一緒に仕事がしたいです。
1) どんなことでも、面白いと思って挑戦する人
2) 「ありがとう」と言ってもらえるために努力する人
3) 世の中を良い方向に変えていきたい人
一緒に土木を通じて、社会に貢献していきましょう。
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0852-23-6721
採用直通 E-mail/https://fujii-kiso.com/entry(エントリーフォーム)
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企業概要
事業内容 | 土木系コンサルタント(道路・橋・トンネル・港などを創るための測量・調査・設計。地盤調査のための機械開発、地域活性化事業など。持続可能な開発目標(SDGs)を意識した世界初のバイオプラスチック事業・バイオ発電事業・石炭灰活用事業など) |
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創業 | 昭和49(1974)年4月1日 |
代表者 | 代表取締役 藤井 俊逸 |
社員数 | 88名(男78名 女10名) |
株式会社 藤井基礎設計事務所
カブシキガイシャフジイキソセッケイジムショ
電 話:0852-23-6721(採用直通)
住 所:島根県松江市東津田町1349 [MAP]
情 報:HP Facebook
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この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。