大正時代から続く米子市の銭湯『米子湯』。絵本作家による壁画で湯ったりイイ気分

編集部いしやん
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たまには銭湯、行きませんか?米子市明治町の公衆浴場『米子湯』はイラストもかわいい老舗

みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部いしやんです。

家でも入れるからこそ、「わざわざお風呂へ入りに行く」ことは、とても手軽なプチ贅沢のひとつ!

ってことで、今回はそんな“外のお風呂”の中でも、手軽な銭湯を紹介。米子市明治町にある『米子湯』です。

創業は大正7年(1918)と、いうまでもなく老舗の公衆浴場。現在は4代目の一番番頭さんが切り盛りしています。

居酒屋をはじめ、たくさんの飲食店が集まる米子駅前エリアに立地。正面向かって右手が男湯、左手が女湯の入口です。

すでにチラッと見えていますが、『米子湯』の魅力のひとつが絵。

どれも絵本作家・長谷川義史さんによるもので、やさしいタッチにほっこり。

浴室には長谷川義史さんの壁画がドーン!鳥取モチーフがかわいい

銭湯といえば浴場に描かれる壁画。

こちらの『米子湯』も壁画が描かれていて、もちろん長谷川義史さんによるもの。まずは男湯から。

にんまり顔の大山がチャーミング。思わず「ふふふっ」ってなっちゃう表情です。

銭湯の壁画といえば富士山のイメージがあるけど、鳥取といえば大山ですよね!

続いては女湯。こちらは弓ヶ浜を歩く子どもたち、ワンちゃんなどが描かれています。

長谷川義史さんはユーモアあふれる絵本が大人気。私もイチ読者として、何度も自身の子どもたちに読み聞かせた記憶があります。

お湯に浸かって壁画を眺めつつ、脳内で「この壁画、どんなお話かな~?」と想像するのも楽しそう♪

女湯の脱衣所には長谷川義史さんの絵本も。

石けんやタオルは「YSS2」で買えます

温泉施設と違って、公衆浴場は石けんやシャンプーなどは持参する必要があります。

もちろん店舗で購入もでき、『米子湯』の場合は通称・YSS2(米子湯スライドシステム2)なる場所で、お金と商品をやり取り。

白いトレーにお金を入れると、番頭さんから商品が渡される仕組み。名前はカッコイイけど、めっちゃアナログです(笑)。

買える商品はいろいろあって、石けん、シャンプーといった基本的なものから、コーヒー牛乳やラムネまで。

気になる「神田川セット」は、桶など風呂道具一式のバリューセットらしいです。

お風呂と絵、2つのほっこりポイントで気分リフレッシュ

子連れの親子、近所のおじいちゃん・おばあちゃん、出勤前にひと汗流しに来られる方、様々な方が利用している『米子湯』。

創業から100年以上経った今なお、たくさんの人が訪れる理由を、ぜひ体験してみてください!

「いいから いいから ゆっくりしてください」のおじいちゃんの絵がお待ちかねですよ~。

★隣接するカフェ『絵本カフェ ロワール』で、湯上がりにひと息つくのもオススメです!

米子湯

ヨナゴユ
電 話:0859ー33ー2978
住 所 鳥取県米子市明治町213 [MAP]
営 業:16:00~23:00最終受付*季節により変動あり
料 金:入浴中学生以上450円、小学生150円、未就学児80円
休 み:月曜
駐 車:5台

【米子市のほかの銭湯記事】100年続く歴史ある銭湯『日の出湯』に客足が絶えないワケ-米子市

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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タウン情報ラズダ編集部

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島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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