みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部みずっちです。

先日、島根県が開催する「森づくりプチ体験イベント」に参加してきました。

• 森の素材を使ったものづくり
• 木のサイクルが分かる木製ボウリング
• 親子で盛り上がる巨大すごろく

など、森を身近に感じられる内容が勢ぞろい！

楽しみながら森について学べる内容で、子どもから大人まで大にぎわい。今回は、その様子をレポートします。

島根県産の木材を使った「すごろくゲーム」。

マス目には「苗木を植える」、「木を間引く」、「大きく育つ」など、森が成長していく過程が描かれていて、サイコロを振るごとに森の変化を体感できます。

すごろくが初めての子どもたちもいましたが、「森を育てるって時間がかかるんだね」、「台風がくるとこんな影響があるんだ！」と、森への関心が高まったようなコメントが続々。

大人にとっても森づくりへの新たな発見が多く、親子で一緒に学べる体験になりました！

さて、突然ですがここでクイズです！

Q、島根の森の妖精の名前はなんでしょう？

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正解は・・・記事の後半で！

（簡単すぎたかな？）

そして、参加者にはシールや木製ファイルが入ったプレゼントも。 特に木製ファイルは、手に取った瞬間にふわっと木のいい香りが広がり、温もりを感じられましたよ〜。

次に挑戦したのは「木製ボウリング」。島根県産の間伐材で作られたピンをめがけて、ボールをコロコロ・・・

「かんばつ」と書かれたピンだけを狙って倒すシンプルな遊び。だからこそ、小さな子どもでも楽しめて、やってみると意外にも大盛り上がり！

「やったー！ 当たった！」、「もう一回やりたい！」と声が上がり、みんな夢中になって挑戦していました。

スタッフさんからは「森の木が育つサイクルや、どう手入れしていくのか」を分かりやすく説明してもらい、参加者は遊びながら森の役割を知ることができました！

最後は自分だけのオリジナル作品が作れる「ものづくり体験」。

テーブルの上には、島根県の森から集められた枝や木の実、木片がずらり。子どもたちは気になる素材を手に取り、感触を確かめながら楽しそうに使う素材をセレクトしていました。

いつも何気なく眺めている森ですが、目をこらすと宝物のような素材がいっぱい。島根県の大自然は、驚くほど豊かな素材にあふれているんです！

子どもたちは自然素材を手に取り、「これを鼻にしようかな？」、「木の実ってこんな形なんだ！」と目を輝かせて作業していました。

中には、思わず「なにこれっ!?」と声が出てしまうほどカラフルな実も発見！

子どもたちと一緒に珍しそうに眺めていると、スタッフさんが「その実はノブドウだよ」と丁寧に教えてくれました。

お気に入りの素材が決まったら、いよいよ制作スタート！

子どもたちは、大人が考える使い方と違う組み合わせをどんどん生み出します。「そんな使い方があるんだ！」と、見ている大人が思わずほっこり感心してしまう場面も。

自由な発想と柔らかい感性は、まさに子どもならではの力ですよね〜。

子どもたちの中には、初めて使う道具に少しドキドキする子も。保護者やスタッフさんのやさしいサポートで「できた！」、「もう一回やりたい！」と笑顔がどんどん増えていきました。

それぞれの机には個性あふれる作品がいっぱいに広がり「見て！こんなの作れたよ！」と、子どもたちもうれしそう。作品を見せ合って、とてもにぎやかな時間になりました。

これまで何も気にしていなかった自然素材が“工作の材料”に変わることで、子どもたちも森林に関する興味がグッと深まる体験になっていたと思います！

さて、お待ちかね！ここで、さっき出題したクイズの正解発表！

では改めて、

Q、島根の森の妖精の名前はなんでしょう？

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じゃん！

A、みーもくん・みーなちゃん！

水と木の芽を組み合わせた「みーもくん」、そしてその彼女が「みーなちゃん」です。（やっぱり簡単すぎたかな〜）

子どもたちに大人気のみーもくんとみーなちゃんは、登場するとたちまち子どもたちが集まってきます。

森で遊ぶ楽しさを教えてくれたり、自然のことをわかりやすく教えてくれたり。みんなの心強い森の先生なのです！

森の素材を手に取り、森のサイクルを遊びで学ぶことで、子どもも大人も自然がグッと身近に感じられました。こうした“体験型の学び”に参加することで、豊かな森を考えるきっかけになるハズ。

イベントはデパートなどでも開催されることがあるので、お買い物ついでに親子で気軽に参加できますね！今後のイベント情報が気になる方はこちらから確認してみてください。

島根県では、県民のみなさんが森を知り、森づくりに参加できる取り組みが広がっています。

大自然とふれ合えるイベントも開催されており、地域の豊かな森林環境を活かしながら、昔からの暮らしや自然とのつながりを再発見し、体験できるプログラムが数多く行われています。

県立公園『ふるさと森林公園』内にある学習展示館では、自然体験や料理体験ができる「里山自然塾」を開催しています。

日本の伝統的な里山生活を楽しく体験して、学びながら自然とふれ合う。そんなステキなイベントでは、薪や山菜などの自然資源を持続可能な形で活用しています。

スローライフ的な生活に興味がある方は是非チェックしてみてくださいね！

「県民の森」は島根県が所有し、整備、管理をしている森林です。地域住民をはじめ、観光のみなさんが自然の中でリフレッシュし、学びや交流を楽しむ場所として整備されています。

自然豊かな様々なフィールドを利用して登山や木工などの自然遊びを体験できる「ふれあい講座」。大人はもちろん、子どもたちも学んで楽しめるプログラムが開催されることも。家族みんなで島根県の森林を満喫できますよ！

みなさんは「水と緑の森づくり税」を知っていますか？

島根県は県土の約８割が森林という全国４位の森林県です。

緑豊かな島根の森林は、土砂災害の防止、水や空気をキレイにするなど、私たちの生活に大切なたくさんの機能を持っています。

そんな森林を次世代へ引き継いでいくために、島根県では、「水と緑の森づくり税」を財源として荒廃森林等の整備や県民のみなさんの森づくり活動等を支援しています。

「水と緑の森づくり」について広くPRするために、様々な普及啓発活動を行っています。また、しまねの森や林業について、興味を持ってもらえるよう学習教材や各種パンフレットを作成。

春と秋に発行している「みーも通信」では、森に関する様々な情報や、楽しい塗り絵、アンケートはがきなどを掲載。各市町村役場、主要公共施設、道の駅、主要なスーパー、コンビニ、銀行などでご覧いただけます。

各SNSではイメージキャラクターで森の妖精・みーもくんとみーなちゃんが島根の大切な森林を守るため、情報発信中！

ポータルサイトでは、最新の更新情報やイベント情報に素早くアクセスできるので便利に使えますよ。

「水と緑の森づくり」について「もっと知りたい！」と思った方はチェックしてみてくださいね！

sponsored by 島根県林業課